子供の保育園でハロウィン行事を行なうことに馴染みがない方は、「なんのために行なうの?」と不思議に思いますよね。
また、子供に「ハロウィンにはどんな意味があるの?」と聞かれて、どう説明したらいいのか迷いませんか?
そこで今回は、ハロウィン行事を保育園で行なうねらいと意味をご紹介します。
保育園でハロウィン行事が何のために行なわれるのか分からないというママは、是非参考にしてみてください。
ハロウィン行事を保育園で行なうねらいは?
ハロウィン行事を保育園で行なうねらいは園や先生によって違います。
しかし、一般的なねらいとしては大きく分けて3つあります。
1つ目は、園児の想像力や表現力・発想力を養うことです。
ハロウィン行事では、飾り付けや仮装の衣装などさまざまな創作をします。
ハロウィンの創作では、カボチャのキャラクターやゴースト、魔女など実際には存在しないキャラクターをモチーフにしていることが多いです。
そのためハロウィンの創作は、子供の想像力や表現力・発想力を豊かにします。
2つ目は、ハロウィン行事に触れて海外への興味を深めることです。
アメリカ合衆国で民間行事として定着していたハロウィン行事ですが、近年では日本の恒例行事として浸透してきています。
ハロウィンを通して海外文化に触れることで、海外への興味を深めることをねらいとしています。
3つ目は、ハロウィン行事を行なって人との関わりを深めることです。
ハロウィン行事をきっかけにお友達や地域の方との距離を縮めることを目的としています。
また、家族での楽しい時間を作ることもねらいなんです。
ハロウィンの意味を子供に聞かれたら?
ハロウィンは、10月31日に行なわれるイベントです。
ケルト民族が行なっていた、一年の収穫を祝う収穫祭のようなものが起源だと言われています。
日付は、古代ケルトの一年の終わりが10月31日だったため、この日に行なわれています。
この日には悪霊や魔女がこの世にやってくる日ともされています。
作物荒らしや人さらいなどの悪さをする悪霊や魔女にさらわれないよう、悪霊や魔女の格好をしていたことが仮装をするハロウィン行事の由来となっています。
また、ハロウィンの日にお菓子をもらうのは、悪霊達が家を訪ねて来たら、お菓子を渡して帰ってもらおうとしたことが元になっていると言われています。
他にも、農民がお祭りの日に食料をもらい歩いた様子が由来だとも言われていて、地域や人によって見解が異なります。
ハロウィンの日には、子供達が「トリック・オア・トリート」と言って、お菓子をもらい歩きます。
トリックは「イタズラ」を意味し、トリートは「お菓子」を意味していて、トリック・オア・トリートは「お菓子をくれないとイタズラするぞ」という意味を表しています。
おそらく小さい子供にハロウィンの意味や由来をいっぺんに説明しても難しく、「悪霊」や「魔女」、「人さらい」などのワードから怖いイメージに繋がってしまうでしょう。
子供にハロウィンの意味を聞かれたら、「仮装をしてお菓子を貰らえる楽しいイベントだよ」と答えましょう。
すると、「どうして、仮装をするの?」や「なんでお菓子が貰えるの?」など理由を聞いてくるでしょう。
聞かれた質問に分かりやすいように答えて行くと、子供にハロウィンを説明しやすいです。
また、絵本や紙芝居を利用するのもおすすめです。
ハロウィンの意味を分かりやすく、ポップに紹介している絵本や紙芝居がいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
ハロウィン行事を保育園で行なうねらいとハロウィンの意味をご紹介しました。
ハロウィンには、悪霊などが由来しているので少し怖いですが、現在では、仮装をして楽しむイベントとして定着しています。
保育園でハロウィン行事を経験することで、何か得られるのもがあるといいですね。
それでは、ハロウィンの準備も当日も子供と楽しく過ごしましょう。