さまざまな理由から領収書の後日発行で、
日付を変えてもらいたいなと思うことや
日付を空欄で発行してもらえないかなと思うことがあるでしょう。
また、支払場所で日付を空欄にしているのに気付いたが、
記入しなくてもいいものなのかと疑問に思った方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は領収書の後日発行で日付を変えてもらえるのか、
領収書の日付を空欄で発行してもらうことはできるのかご紹介します。
領収書の後日発行について知りたい方や、
領収書の日付が未記入でもいいのか気になる方は是非参考にしてみてください。
領収書の後日発行で日付を変えてもらえる?
領収書の後日発行で、
日付を変えて発行してもらうことはできません。
領収書は、金銭で支払いをしたことの証明となる書類です。
レシートや領収証、お買い上げ票、代済と記載された書類も
領収書と同様の書類となります。
レシートには、店舗名、日付、品名、金額が機械で印字されています。
領収書には、日付、発行者又は受領権者の記名(押印)、
宛名、購入内容、金額が手書きで印されています。
また、領収書は高額の取引に発行されることが多く、
発行者または受領権者の記名(押印)、宛名があるので、
信用度の高いものと認識している人が多いでしょう。
会社経費の処理の場面などではレシートではなく、
領収書が必要となる場合があります。
信頼性の高さを最も重要視される場面で必要となる領収書の日付は、
後日別の日に変えてもらうことはできません。
しかし、状況によっては日付を変えてもらえる可能性があります。
例えば、日付が間違って発行されていた場合です。
後日証明できるものがあれば、
正確な日付の領収書を再発行というかたちで発行してもらうことは出来るでしょう。
ただし、領収書の再発行は二重発行となるため、
発行元は必ず発行しなければいけないものにはなりません。
そのため、断られる可能性もあります。
また、再発行の場合は領収書に、
「再発行」と明記されることもあります。
領収書の発行時は、謝りがないかその場でしっかり確認しましょう。
領収書の日付を空欄で発行してもらえる?
領収書の日付を空欄で発行してもらえるかは、
発行元や発行者によって変わってきます。
領収書の日付を空欄で発行することは正しいことではありませんので、
発行してもらえる可能性は少ないです。
しかし、「領収書の日付を空欄で発行してください」と伝えると、
「はい、分かりました」と答える方もいるでしょう。
領収書を発行する方の中には、
日付を空欄で発行してはいけないことを知らない方や、
知っていても事情を察して忘れていたことにしようと思う方などさまざまです。
なので、発行先の判断によっては、
空欄で発行してもらえる場合もあります。
ただし、領収書の日付を空欄で発行してもらい、
日付を発行者以外の方が書き加えた領収書はねつ造した領収書となります。
重要な場面で必要になる領収書は、
筆跡鑑定など不正が行なわれた領収書ではないか詳しく調べられることがあります。
日付を空欄で発行してもらい、領収書に後から日付を記入したことが分かると、
トラブルに繋がる可能性があります。
また、自分が領収書の日付を空欄で発行してもらいたいと思っていなくても、
発行元がうっかりして日付を空欄で発行することもあるでしょう。
後から自分で記入するものなのか?と思う方もいるかもしれませんが、
領収書は発行者が全て記入します。
その場で日付がないのに気付いた場合は、
発行元に「日付を入れてください」と伝えるといいでしょう。
領収書の後日発行については別記事でも紹介してますので、
ぜひそちらの記事も参考にして下さい!
領収書の貰い忘れの後日発行でレシートありの場合となしの場合は?
まとめ
いかがでしたか?
基本的には、後日発行で領収書の日付を変えることや、
領収書の日付を空欄で発行してもらうことはできないと思っておくといいでしょう。
ですが、どうしても日付を変えなければならない場合には、
発行元に相談し再発行をしてもらうといいですよ。
後日発行で領収書の日付を変えてもらう参考にしてみてください。