手術する人にかける言葉の例文30選!家族や知り合い・友人・ビジネス向けに紹介!

手術する人にかける言葉 メッセージ
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手術をする予定の人は、怖かったり不安、心配、落ち込んでいるなどマイナスの気持ちになっています。

 

そういう方には、元気づけるため、励ますために声をかけてあげたい気持ちになります。

 

しかし、手術ってセンシティブなので、安易に言葉をかけるのも難しいとも思います。

 

それに人間ってマイナスの時って、なかなか言葉を受け止めることはできず反発を持ってしまいがち。

 

例えば『大丈夫だよ!』と言われても「何がわかる」と思ったり、『頑張れ』といっても「何を頑張るんだ・・・」と思ってしまったり。

 

だから言葉選びはとても難しいし、関係柄によってかける言葉も変わってきます。

 

手術する人にかける言葉で大切なことは、2つです。

 

・相手に寄り添った明るい言葉をかけること

・共感して話しを聞いてあげるスタンスでいること

 

ですが、相手によってかける言葉のポイントや注意点は違います。

 

今回の記事では、手術する人にかける言葉をそれぞれの立場に分けて紹介します。

併せて言葉をかける上での注意点、ポイント、NGな言葉なども紹介していきますね。

手術する人にかける言葉で大切なことは?

手術する人に泣ける言葉 大事なこと

手術する人自身がナーバスで不安になっていると考えられるため、相手に寄り添った言葉をかけてあげることが大切です。

 

確かに、手術する前や病気の時って、不安になったり怖くなってしまいますよね。

そんな時、優しい言葉をかけてもらえると、嬉しくなります。

 

ただ、1つ注意点があります。

過去の病気や怪我と比べたり、自分の体験談をむやみに語るのは避けた方がよいでしょう。

 

元気な人と比べられるのは辛いですし、過去の病気や怪我の事を思い出してしまうのもしんどいですよね。

 

今の状況をしっかり鑑みて、悩み苦しんでいる相手に共感して話しを聞いてあげるスタンスでいることも大切です。

 

また、その人が好きだった話題や一緒に話したいこと、行ってみたいことなど、未来の話もあわせてするのもよいですね。

 

手術後に一緒に楽しく過ごせる日を夢見て、頑張ろうという励みになるので、そういった言葉かけもおすすめです。

 

言葉を選ぶときのポイントは?

手術する人に言葉を選ぶ時は、相手が前向きになれるようなポジティブな言葉をかけてあげることが大切です。

 

ナーバスな気持ちを払拭できるような、明るい言葉をかけてあげることで、相手側も気持ちがほぐれるので、優しい言葉選びをしてあげてくださいね。

 

手術後が成功して、よい未来が想像できるような言葉をかけるのもよいでしょう。

 

手術がうまくいくかどうかを不安になっている方が多いです。

 

言葉をかけた相手が、元気に回復してくれるのを待ち望むような意図もくみ取れる声かけをしましょう。

 

言葉をかけるタイミング

手術する人に言葉をかけるときは、タイミングも重要です。

例えば、手術前日や当日に声をかけたり、メッセージを送るのは避けた方がいいです。

 

どうしても前日や当日は、気持ちの焦りや不安な気持ちでいっぱいになりがちです。

 

そんな時に話かけられたり、メッセージをもらっても余裕がないため、困ってしまうことが考えられます。

 

もし、手術する人に声をかける場合は手術よりも何日も前で、余裕がある時に声をかけるとよいでしょう。

 

できば2~3日前くらいに、声かけするタイミングが一番よい頃合いですね。

 

早すぎても、気持ちの準備がまだできていない場合も考えられますので、数日前に声をかけるのが自然ですよ。

 

メールやラインでのマナー

では、手術する人に言葉をかける際、直接ではなくメールやラインでメッセージを送るのはOKです!

 

メールやラインなら時間のあるときに自分のペースで返信できますし、便利なツールなので気負わなくてよいです。

 

それに、直接声をかけられるよりもメッセージで届いた方が、精神的にもラクで嬉しいという風にも考えられますね。

 

ただ、手術前の数日は手術にあわせて、規則正しい生活リズムを整える必要があります。

 

そのため、メールやラインを送る時は、遅い時間帯や早すぎる時間帯に送るのはマナーとしても避けましょう。

 

特に、病院に入院中の場合、消灯時間は21時近くだったりするなど、結構早めの時間に寝る準備が義務付けられています。

 

そのため、早めの時間帯に送る方がよいですよ。

 

手術する人にかける言葉の家族編!

手術する人にかける言葉 家族

立場別に3パターンでご紹介します。

 

親の場合は?

それではまず、手術する人にかける言葉の家族編で立場が親の場合です。

 

親と言う存在は本人にとってはかなり大きな存在で、ある意味、八つ当たりもできたり本音を言えたりする甘えられる存在なのです。

 

気を使ったりしなくても受け止めてくれる大きな存在なので、親だからこそかけてあげられる言葉があります。

 

それに親だからこそ、言葉を選ばず素直に思っていることを言って、その反応を受け止めてあげるというのでも本人にとっては充分楽になりますよ。

 

【例文①】

「手術、お母さんも(お父さんも)心配してるよ。

でも、あなたのほうが怖いし心配だし不安だよね。

何の根拠もないけど私の子だから大丈夫だよ!

治すための手術だから終わったら元気になるためだから、もう少しだけ大変だけど一緒に頑張ろうね!」

 

【例文②】

「手術は怖いし、不安にもなるよね。

お母さん(お父さん)にできる事あったらいつでも言ってね。

些細なことでも不安な気持ちでも話してほしいし、食べたい物とかしたい事とかあったら、いつでも言ってね」

 

【例文③】

「正直、親だからあなたと変わってあげたいという気持ちが本音。

でも、変わってあげる事はできないからもどかしくて仕方がないよ。

頑張ってきたから頑張れとは言わないけど、誰よりも応援しているし、毎日神社にいってお参りしているからきっと大丈夫。」

 

【例文④】

「お母さん(お父さん)はお医者さんじゃないから治してあげられないことがすごく悔しいし、できるなら代わってあげたい・・・。

でもそ、れができないから側にいることしかできなくてごめんね。

何かできることがあったり甘えたいことがあったりしたらなんでも言って。

あなたの役に立てる事をしたいの。」

 

義母の場合は?

手術する人に掛ける言葉の家族篇で家族の中でも義理の母の場合です。

 

義理の母となるとちょっと手術する本人も気を使って言葉を選ぶだろうし、態度でも甘える事ができないし、本音を晒すことができない相手です。

 

義母自身は、息子や娘だと思いたいと思っていることは多いですが、本人としてはそこは難しくてやはり気を遣う相手です。

 

そのため、本音や思っていることはなかなか話せない相手ではあります。

ですので、その点を考慮したうえで言葉をかけてあげる事がよいでしょう。

 

【例文①】

「手術大変だよね。

私はあなたのこと娘(息子)みたいに思っているから本当はなんでも言ってほしいし、頼って欲しいけどなかなか難しいのもわかる。

余計な事したり言ったりはしたくないから、手術・入院に専念してゆっくり治せるように、家のこととかできる事あったら教えて。

助けになりたいと思っています。」

 

【例文②】

「いつも良くしてもらっているのに、こんな時になんでもできなくて頼りなくてごめんね。

でも〇〇さんは、大事な娘(息子)だと思っているからずっと元気でいて欲しいの。

でも、もしかしたら今までも頑張りすぎて、神様からの休息指令なのかもしれないわね。

この際、手術終わって安心したらゆっくり休めるように私にできることあったら言ってね。

毎日あなたの無事と治ること祈っています。」

 

子供の場合は?

 手術する人に掛ける言葉の家族篇で、子供の場合を紹介します。

子どもの立場からすると、親にはあまり遠慮せず思っていることを言っても良いです。

 

たとえ、ちょっとおかしなことを言っても、そこは親がちゃんと解釈してくれるから大丈夫。

 

子どもからなら「大丈夫」とか「頑張れ」などの言葉を言われても、困りませんし傷つきません。

 

親は子供から声をかけられるだけで、顔を見れるだけで、声を聞けるだけで励まされるものです。

 

【例文①】

「お父さん(お母さん)手術頑張って!

まだまだ元気でいてもらわなき困るし、まだ親孝行なんてしてないから。

手術終わって休息もとって元気になったら、温泉旅行でも計画しよう。

だからその日を楽しみに今は頑張って!」

 

【例文②】

「お母さん(お父さん)日頃の忙しさからこんなことになったんだよ・・・。

ごめんね。たまに休ませてあげなきゃだった。

いつも一生懸命だからその点が尊敬できるところだけど、それも健康あってのことだし、いつまでも元気でいて欲しい。

ちゃんと治して、ちゃんと元気になって欲しいと思ってるから頑張ってよ!」

 

【例文③】

「お母さん(お父さん)が手術になるって聞いて本当に私が不安だったよ。

いつも、いつまでも元気でいてくれるのが当たり前だと思ってたよ。

なにかできる事あったら頼ってね。

手術は元気になるためにすることだから、頑張ろうね!

手術終わったら家族みんなで美味しいもの食べにいこうね。」

 

手術する人にかける言葉で知り合いの場合は?

手術する人にかける言葉 知り合い

今度は手術する人に掛ける言葉の知り合い編です。

 

知り合いって難しい立場であり、迂闊なことも言えないですよね。

 

でもお世話になったという事実があったり、これからも長い付き合いをしたいという気持ちがあるなら、声をかけておきたいところです。

 

【例文①】

「このたび、手術されると伺いました。

大変なことでしたね。

手術されるときは心も不安や心配ですよね。

手術の成功を祈って、その後に休息されて元気なお顔見れる日を楽しみにしていますね。」

 

【例文②】

「私も以前手術したのですが、やっぱり簡単な手術と聞いていても手術というだけで怖いし不安になりました。

なんとか明るく振舞おうとしても難しかったですね・・・。

終わってしまえば大丈夫だったのですが、今大変心苦しい状況だということはお察しします。」

 

【例文③】

「手術って大変なことでしたね・・・。

でも一日でも早くまた〇〇さんの元気なお顔を見て、元気な声を聞けるのを楽しみにしていますので待っていますね!」

 

【例文④】

「手術は勇気がいりますよね。

根拠はないですが〇〇さんなら絶対元気になって帰ってくるような気がします!

前よりパワーアップされるんじゃないですか?(笑)

ずっと待っていますので元気になってお顔見せてくださいね!」

 

手術する人にかける言葉で友人の場合は?

 手術する人にかける言葉 友人

手術する人に掛ける言葉で友人の場合は、ちょっと言葉が間違ったりふさわしくなくても思ったまま伝えるのが伝わりやすいです。

 

友人として長いのか短いのかという期間もちょっと基準にはなってきますが、人となりをお互いに理解しあっているのであれば、自分の言葉で伝えて良いです。

 

【例文①】

「手術になって大変だね・・。心配だよ。

会えない間も心配だし寂しい・・。

でも元気になった〇〇ちゃんと逢えるのを本当に楽しみにしているから、頑張って治して復活してきてね!

復活したら一緒にランチとかカラオケとか飲みにいこうね!」

 

【例文②】

「手術とか怖くて大変だよね!

でも元気になるために手術するんだもん、頑張ってくれないと!

私は誰よりも応援しているし気持ちだけでもずっとそばにいるから!

退院したらあの約束したお店に絶対行こうね!

待ってるから!」

 

【例文③】

「どう?今気持ち的に辛い?

人に言えない気持ちがあるなら私に言ってね。

いつも私の辛い時に助けてもらってたから、こんな時は頼って欲しい!

何か私にできることある?

一番の親友だと勝手に思ってるから誰よりも心配してるし誰よりも応援してる。

無理しすぎないで、なにかあったらいつでも言ってほしい!」

 

【例文④】

「私が保証するから〇〇ちゃんは絶対大丈夫!

私毎日祈っているし、絶対元気になる。

そのために手術をしなきゃだから大変だけど、乗り越えるしかない!

一人じゃないよ、一緒に乗り越えよう。

いつも横で応援してるしいつでも側にいるから!

入院中もLINEでいっぱい話しようね!

早く元気な〇〇ちゃんに逢いたい!

待ってるよ!」

 

手術する人にかける言葉で好きな人の場合は?

手術する人にかける言葉 好きな人

 手術する人に掛ける言葉で好きな人の場合を紹介します。

好きな人でも片思いの場合、付き合っている場合ではちょっと伝えられるニュアンスも違います。

 

それぞれに分けて紹介しますね。

片思いで好きな人

【例文①】

「手術すること聞いて驚いたよ。

今、きっとすごい不安だよね。

私には元気になってと祈ることしかできないけど、心から元気になって欲しいと思ってるよ。

手術、頑張ってね!」

 

【例文②】

「手術するんだってね。心配・・・。

でも本人が一番不安で心配だよね・・・。

元気になるように祈ってるから。

元気な顔見れる日まで待ってるね!」

 

恋人

【例文①】

「いよいよ手術だね。

でもこの手術は〇〇が元気になるための手術だから頑張んなきゃね!

大丈夫、体は近くにいないけど心はいつも近くにいるから顔を思い浮かべててね!

手術が終わって、しばらく入院の間もLINEしようね。

その時は顔写真もいっぱい送ってあげるから寂しくないよ!

一緒に頑張ろうね!」

 

【例文②】

「手術怖いよね。

いつも元気で明るい〇〇だけどこういう時は素直に怖がって甘えていいんだよ?

みんなに元気を見せている分、僕(私)の前では無理しないで素の自分でいてね。」

 

【例文③】

「手術中もずっと一緒にいると思っているから、君もそう思っていてね!」

 

【例文④】

「手術頑張ったらご褒美あげるよ!何がいい?

美味しいものも一緒に食べにいこうね!

旅行もいこう。

今からする楽しみをたくさん想像して、その日のために頑張って!」

 

手術する人にかける言葉のビジネス編!

手術する人にかける言葉 ビジネス

立場別に3パターンでご紹介します。

 

上司にかける言葉

 手術をする人に掛ける言葉のビジネス編で上司に掛ける言葉を紹介します。

 

今までお伝えしていたのは比較的近しい距離の家族や友人、恋人だったりしたのですが、会社の人となると全然変わってきますよね。

 

特に上司の場合は、失礼のないようにしておきたいところです。

 

かといって、手術を控えている上司になにも声をかけないのもちょっと問題でもあると思いますので、当たり障りない言葉をかけておくのが一番ですね。

 

【例文①】

「〇〇さん手術だとお聞きしました。

ここ数日そんな素振りなんてひとつも見えなかったので聞いたとき驚きました。

僕なら動揺してすぐ態度に出そうなのに・・・

そういうところもさすがですよね。

常に尊敬している〇〇さんを見ながら仕事をしたいし、目標なので早く元気になって戻ってください!」

 

【例文②】

「手術大変ですよね・・・。

でも、〇〇さんがいない部署もその間大変ですよ。

仕事がというより、いつも〇〇さんいて励ましてもらいながらみんなで頑張ってきたから、いらっしゃらないとみんな心細いんです・・・。

でも一日でも早く元気になって戻ってきてください。

それまでは、今まで教育してもらった証として、僕が〇〇さんの代わりを務められるよう頑張っておきますから!

足元にも及びませんが、余計な心配させないように頑張りますから、〇〇さんも頑張ってください!」

 

部下にかける言葉

 手術をする人に掛ける言葉のビジネス編で部下に掛ける言葉を紹介します。

部下へは基本的には労いと励ましが良いでしょう。

 

『ゆっくり休んでほしい』と言っても「あー、必要ないのかな?」と取る人もいれば、

『いつも期待しているから早く戻って来いよ』というと「こんな病気なのに早く戻ってこいとか鬼か?!」とる人もいるから塩梅はとても難しいところです。

 

その部下のキャラクターを見極めて話すのが大切と言えます。

 

【例文①】

「〇〇君手術だってね・・・。

その間以内のは会社と部署にとって大きな穴だよ。

君はそこまで成長し期待されている人だからね!

でも、頑張りすぎてたからここらで少し休憩が必要だったから神様からの休みの指令だったのかもしれないね。

これからもっともっと頑張ってほしいから今回はとことんゆっくり休んで、仕事の事は気にせず完璧に治るまで出てくるなよ!

出社したら元気とみなしてまたビシバシいくから、充分休息すること!

これは会社命令です。」

 

【例文②】

「いつも頑張ってくれてありがとう。

手術は大変だけど会社は君を待っているから、仕事のことは気にせずに今は治療に専念して元気な顔を見せてもらえることを楽しみにしているよ!」

 

お客様にかける言葉

 手術する人に掛ける言葉のビジネス編の中でお客様に掛ける言葉を紹介しますが、お客様だと非常に難しいので無難な線を選びましょう。

 

お客様というのはなかなか人となりがわからないし、あなたの前で見せている姿が本当のその人なのかもわからないですよね。

 

だから安易に想像して言葉を発するより、無難な言葉を選んでおくことが大切です。

 

あなたのお客様でもあるでしょうが、会社のお客様でもあるのでそこは冷静に無難に声をかけましょう。

 

【例文①】

「〇〇様、手術を受けられるとお聞きしました。

先日いらっしゃっていただいたときには、そんなことを一つも気づかず申し訳ございません。

手術が成功されて、元気にまたお店にいらしていただけることを心待ちにしております。」

 

【例文②】

「〇〇様、手術なさるとお聞きしまして驚きました。

姿からはまったく想像もつかず本当に驚いております。

しかし、手術が無事に済み、一日でも早く回復されて、またお顔を拝見できる日を心待ちにしております。

充分にご自愛くださいませ。」

 

【例文③】

「〇〇様、手術の予定があることを聞きましたが、今お体は大丈夫ですか?

いつも明るくお元気なので全く気付かずすいません。

一日でも早い回復を心から祈っています。

また、お元気になられたら遊びに来てくださいね。

お待ちしていますので!」

 

手術する人にかける言葉のポイントと注意点!

手術する人にかける言葉のポイント

手術する人にかける言葉のポイントと注意点を立場別に紹介します。

 

家族(親・義理母・子供)の場合

なんだかんだいっても家族が一番本音や弱音をさらけ出せる相手です。

 

ですので、言葉をかけるのは大切ですが、基本としてはいつでも弱音を吐けるような体制を整えておくこと大切です。

 

友達や知り合い、会社の人の前では多少気遣いながら発言をしたりしています。

せめて家族の前だけでは本音を言える、そんな空間を作ってあげてください。

 

併せて家族が弱気になっていると、本人がその家族に気を使うことになりますので極力明るく振舞うようにしていきましょう。

 

そして時には、八つ当たりやストレス発散も家族だからこそできるのです。

そういうことを受け止める、そんな位置に家族がいるようにしてあげて欲しいのです。

 

それができるのは、おそらく長年つきあった恋人か家族だからこそです。

 

泣きたい時に泣けるそんな場所をつくってあげてください。

 

知り合いの場合

 手術する人に掛ける言葉で知り合いの場合の注意点やポイントを紹介していきますね。

 

知り合いというのは距離感がありますよね。

 

毎日顔を合わせる知り合い、月一くらいの知り合いでは大違いですし、人となりをどこまでお互いわかっていてどこまでここを許せているかによっても変わってきます。

 

とにかく無難な言葉を選んでおきましょう。

 

良かれと思って声をかけたのに、手術前でセンシティブな気持ちになっている故に誤解して言葉を取られたりすると、せっかく知り合いになった関係も崩れてしまうかもしれません。

 

だから、できるなら声をかけない、声をかけるなら無難なことだけ言うようにしておきましょう。

 

手術する側は、センシティブな気分の上になるべくそっとしてほしい、気を使いたくない時だと思います。

 

様子をみて話かけることにしましょう。

 

自分だったら声をかけてほしい、自分だったら・・・というような考え方だと、価値観はそれぞれなので危険です。

 

どうしても声をかけたいなら、近しい人に様子を聞いたり、どうしたほうが良いかなどアドバイスをもらってくださいね。

 

もちろん、知り合いくらいの仲なのに声をかけてくれたことをものすごく喜ばれ、励みになると言う人もいらっしゃいますからね!

 

友人の場合

 手術する人に掛ける言葉のポイントと注意点で友人の場合を紹介していきますね。

 

友人といっても、どれだけ長い期間友人なのかというのもポイントです。

 

もう幼馴染レベルで、かなり長い年月一緒にいるなら、人柄もわかっているだろうから思っている言葉をそのまま伝えても誤解も生まないでしょう。

 

でも、そこまで親しくないなら言葉も選びますよね。

 

変に敏感になっている時ですので、言葉一つで突き刺さってしまうかもしれない。

そんな時、友情ってヒビが入ったりしてしまうんですよね

 

基本的には、同情より未来の楽しみを語ってくれた方が友人には良いでしょう。

 

でも、言葉に自信がないなら、例えば飴やお守りなど小物を用意して一言だけかけるメッセージを渡すと、とっても思いが伝わると思いますよ。

 

友人からの同情って当事者にしたら辛いものです。

 

こういう時は「なんでわたしばっかり」という思考になっているし、元気なあなたを見て腹が立ってしまったりする自分に自己嫌悪したりと、マイナス方面ばかりに考えがいきがちなのです。

 

だから、敢えて言葉をかけずにメモや小物で渡すとよいかもしれませんね。

 

ビジネス(上司・部下・お客様)の場合

 手術する人に掛ける言葉のポイントと注意点で上司・部下・お客様の場合を紹介します。

 

仕事関係なので、とてもナイーブです。

 

しかし、仕事関係はある意味会社内なら毎日会っていて交流しているので、仲が深いとも考えられます。

 

ただ、お客様や上司となるとやはり常識的なところは外せません。

ですので無難が一番です。

 

それに上記でも少し書きましたが、会社のことは心配しなくて良いと言われれば、自分なんか会社に必要ないと言うことかと捉える人もいます。

 

はなく帰ってきてくれないと困ると言う言葉に、こんな時にでもそんなこと言われるのかと取ることもあります。

 

どちらも言っている側からすると、治療に専念できるようにとか、充分会社に存在価値があるから期待もしているから治療してかえってきても大丈夫だよという配慮の上の言葉です。

しかし、すれ違いが起きる事もあり得るのです。

 

だから、言葉足らずでいつもの調子では危険です。

 

手術前の人は敏感だし、いつもと同様に考えていては余計な一言になったりします。

 

いつもとは違う状況になってしまうので、誤解なきよう表情を見ながら最低限の励ましにしておくことです。

 

手術する人にかけてはいけない言葉とNGワード4選

手術する人にかけてはいけない言葉

手術する人に掛けてはいけない言葉とNGワードを紹介します。

でも、関係性によってはNGワードにならない場合もあります。

 

頑張れ

手術って、本人がなにをどう頑張ることも無く、頑張りようがないことだし、今も気持ち的には充分頑張っています。

 

頑張れって言われても・・・と言う気持ちになってしまうのですが、一番かけてしまいがちなワードですよね。

 

でも関係性が近く成り立っているなら問題ないワードでもあります。

 

大丈夫

大丈夫と言う言葉も何を根拠に大丈夫なのかわかんないし、「医者でもないのにあなたが大丈夫っていう?」という気持ちにもなります。

 

本来は言われて嬉しい心配故の言葉だと理解できるのですが、センシティブになっているためとても繊細に傷つくのです。

 

でも、これも家族や近しい人に言われれば心強いワードでもあります。

 

なんてことない

励ましのために「なんてことないよ」と言うんでしょうが、自分がするわけでもないのに軽んじられている感覚に嫌な気持ちになります。

 

勝手に手術の度合を判断するなと言いたくなりますよね。

 

手術すればいいだけ

手術すればいいだけは確かな言葉だし、気持ちを軽くしようと言ってくれているのは分かるけど、手術する側の気持ちになっていれば、手術すること自体が大きいことなのです。

 

他人事だとおもってるな・・・という感じをうけ、気持ちがスーッと冷めてしまいますね。

 

手術する人には、安易な励ましは掛けないようにすることと、自分のものさしで測って言葉を投げかけないようにしましょう。

 

人によって怖さを感じる度合も心配に思う度合も違います。

 

気持ちに共感してあげて、寄り添ってあげられる言葉を使いましょう。

 

かわいそう

手に寄り添いすぎて「かわいそう」という言葉は、受け取り側も惨めな気持ちになってしまうため、言わない方が良いでしょう。

 

ちょっとした言葉の切れ端でも、ナイーブになっている時は、傷つきやすく落ち込んでしまう要因にもなるため、言葉選びには注意を払って下さい。

 

相手の立場になってみると、気楽に思われているような言葉で、こちらの気持ちを図ってくれていないという気分を害してしまう可能性もあります。

 

楽天的にただ言葉をかけるのではなく、よく考えてから優しい言葉をかけてあげるようにしてくださいね。

 

まとめ

手術を控えている方はかなり繊細で、怖くて心配で不安な気持ちでいっぱいです。

 

だからいつもより敏感だし、マイナス思考になりがちなのです。

 

安易に根拠のない言葉で励ますと、いつもは受け止められてもその時は傷ついてしまう恐れもあります。

 

関係性にもよりますが、基本的には共感して話しを聞いてあげるスタンスでいることが大事です。

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