家族が病気の人にかける言葉やメールの例文13選をビジネス向け紹介!

家族が病気の人にかける言葉 メッセージ
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家族が病気になると、自分のことのように落ち込んでしまいます。

 

ビジネス関係でそのような状況の人がいた場合も、何か励ましの言葉をかけたいと思いますよね。

 

しかし、ナイーブな状態でしょうし、どういう言葉を選んでかけたら良いのか迷うところです。

 

しかし、こういう辛い時に声をかけてもらったことは将来や落ち着いたころにものすごく感謝の念が湧いてくるものですし、その言葉で支えられるものです。

 

多少言葉はふさわしくなくとも、気持ちがこもっていれば気持ちはまず十分に伝わります。

 

家族が病気の人に接するとき、言葉をかけるときは、

  • あまり考えすぎないで自分の気持ちを正直に話すこと
  • 何かできることがあるかと聞くこと
  • そっとしておくこと
  • そばにいてあげること

が嬉しいのではないでしょうか。

 

今回の記事では、家族が病気の人にかける言葉やメールの例文をビジネス関係の立場別にご紹介していきます。

家族が病気の人にかける言葉で気を付けるべき5つのポイント!

 家族が病気の人にかける言葉で気を付けるべきポイントは以下の5つです。

 

  • 根掘り葉掘り聞かない
  • 偉そうなことを言わない
  • 自分を基準にして考えない
  • 安易な大丈夫は使わない
  • がんばれは言わない

 

家族が病気の人に声をかけるときは、基本的に話を聞く姿勢でいくのが重要であって、誰もアドバイスなどは求めていません

 

その人の役に立ちたいなら話を聞くというのが一番良いでしょう。

 

そして、話を聞いても余計なアドバイスはせず共感してあげるようにしておきましょう。

 

それぞれ、詳しく内容をご紹介していきます。

 

根掘り葉掘り聞かない

家族が病気になって意気消沈している相手に、病名や状態やいろいろ根掘り葉掘り聞くのは相手を疲れさせます。

 

そして、なにより興味本位で聞かれている気がしてとても嫌な気持ちになります。

 

知りたいのはわかりますが、そこはマナーとして聞かないでおきましょう。

 

話したかったら本人が話すでしょうから。

 

偉そうなことを言わない

例えば自分が家族が病気になった経験があるとか、周囲でそんな人がいて色々と知っているからと上目線で物を言うのはやめましょう。

 

ショックの度合いは本人でないとわかりませんし、同様のことが起きていてもショックを受ける大きさなんて人それぞれです。

 

励まそうと思って例をだしても、その人にはなんの効力もありません。

 

アドバイスが欲しいのではなく、聞いてほしい、そっとしてほしい心境なのです。

 

自分を基準にして考えない

これも先ほどの「偉そうなことを言わない」という状況と似ているのですが、自分がその立場に立つとこう思う、こう感じるからと言って相手も同じとは言い切れません。

 

家族との関係もそれぞれ家族の分だけ違います。

 

ですので自分の基準で相手の気持ちを図って考えないことです。

 

安易な大丈夫は使わない

励ましで「大丈夫!」と言いたいところなのですが、言われた方は何を根拠に大丈夫なのか分かりません。

 

また、「大丈夫?」と聞く人がいますが、相手は「大丈夫なんかじゃない!」と思っても「大丈夫。」としか答えらえないのです。

 

安易に大丈夫という言葉を使わないようにしましょう。

 

がんばれは言わない

「大丈夫」と同様、「頑張れ」という言葉も使わないほうが良いです。

 

頑張れと言っても何を頑張ればいいのかわかりません。

それに頑張って闘病しているのはその家族本人です。

 

それを分かっているが故になおさら頑張れという言葉は酷であり、自分は何もできないとさえ思ってしまう可能性もありますので気を付けましょう。

 

別記事では、家族が入院した人にかける言葉やメールの例文をビジネスでの関係性別に紹介しています。

こちらの記事もぜひ参考にしてくださいね!

家族が入院した人にかける言葉とメールの例文7選をビジネス向けに紹介!

家族が病気の上司にかける言葉やメールの例文!

 家族が病気の上司にかける言葉やメールの例文を紹介していきます。

 

上司だけに言葉も選びますし立場も気を付ける必要がありますので、十分に配慮が必要です。

 

「〇〇さんのお母様の病気のこと今伺い驚いています。

お母さまのことも心配ですが、私としてはいつもお世話になっている部長も心配です。

気に病んでいらっしゃり体調など崩されていませんか?

私にお役に立てる事などないかもしれませんが、もし仕事で何かお役に立てる事があればなんでもお申し付けください。」

 

「お疲れ様です。

上司にこのようなメールをするのもどうかと思ったのですが、いてもたってもおられず連絡いたしました。

〇〇さんのお父様がご病気だと伺いました。いつも私が体を壊したり悩んでいる時課長が助けてくださるので救われてきました。

このような時に私も恩返しをしたいのですが、なにもできずすいません。

何かお力になれることがありましたらいつでも申し付けてください。

課長自身の身体も体調に気を付けていてください。」

 

家族が病気の部下にかける言葉やメールの例文!

 家族が病気の部下にかける言葉としては、やはり思いやりの言葉が一番です。

 

部下にとっては、上司が気にかけてくれているというだけでも嬉しいし励まされるものです。

 

ですので、上司であるなら部下になにかしら言葉をかけてあげてください。

 

「〇〇さん、お母さんが病気で入院と聞いたよ。

様態はどう?

もちろんお母さまのことも心配だが、〇〇さんも体を壊したらお母さんも心配するんだから大変だろうけどちゃんと食べてちゃんと寝なよ。

仕事のことは置いておいていいけど体調管理だけはしておきなね!

もし食べてないならおいしいものでも一緒に食べに行けるからまた声かけて。お母さん少しでも良くなるとよいね。」

 

「〇〇さんのお父様が入院されたと聞きました。

お父様の様子はどうですか?

あなたも大変でしょうが、あなたが体を壊すとお父さんもゆっくり療養できず心配させることになるからしっかり健康管理だけはしておきなさいね。

仕事は今手に付かないところもあるだろうからフォローするし、困っていることあれば何でも頼りにしてくれていいよ。

お父さんの一日でも早い回復を願っています。」

 

「お疲れ様です。

明日声かけようと思ったけど心配なので取り急ぎメールしました。

君の同僚の〇〇さんからあなたのお母さんの病気の件伺いました。

大変な時だと思うけどあなたまで体調壊さないようにね。

仕事はもし無理なら遅刻や早退なども対応するから。

日頃あなたの勤務態度はまじめで会社の中でもよくやってくれていると評判だから信頼がある。

こういう時は会社を頼って甘えてもいいんだよ。

もし私に何かできればいつでも言ってください。

くれぐれも無理だけはしないようにしてくださいね。」

 

家族が病気の同僚にかける言葉やメールの例文!

 家族が病気の同僚にかける言葉として、同僚といってもどこまでの関係性なのかによります。

 

ただ、心配してくれて嬉しくないということはないので、浅い関係性なら軽い言葉かけを、深い関係、長い関係ならそれなりの言葉をかけてあげるとよいでしょう。

 

「〇〇から聞いてお母さんが入院してるらしいね。

あまり状況はよくわかっていないけど今大変だろうし、仕事のことでフォローはどれだけでもするから声かけてね。

前に私が大変だった時助けてくれたから恩返しさせてよ!

本当に遠慮しないで何でも言ってね。あと、ちゃんと食べなきゃだよ!

おせっかいだけどもともと食が細いから今ちゃんと食べているか心配・・。

体調壊さないようにしてね!お母さん少しでも良くなると良いね!」

 

「家族が病気だと聞いて驚いたよ。

そんな大変な時なのにいつも明るくしてるから気づけなくてごめん。

今大変だろうけど私にできることあったら何でも言ってね。

毎日会う〇〇さんのことだからもう他人事とは思えないし。

仕事のフォローでも手伝いでも何でも言ってほしい!私で役に立てたら嬉しいな。

一日でも早く良くなるといいね。」

 

「お疲れ様!お母さん倒れたんだって?

今聞いて速攻メールしています。

もちろんお母さんも心配だけど、お母さんを心配している〇〇ちゃんのことも心配だよ。

ちゃんと食べて寝てなきゃお母さんの看病だってできないんだから、まず自分の身体を大事にしててね。

仕事のフォローならどれだけでもするからいつでも遠慮しないで言ってね!」

 

お客様の家族が病気の場合にかける言葉やメールの例文!

 次にお客様の家族が病気の場合にかける言葉を紹介します。

 

友人でも知人でもなく、毎日会う同僚や上司でもなくお客様なので非常にナイーブなところです。

 

お客様のプライベートをどこまで知っているかにもよりますが、あまり余計な事は言わないほうが良いでしょう。

 

ただ、お客様に対して気にかけているという気持ちだけ伝わると良いでしょう。

 

「〇〇様のご家族様がご病気だとお伺いしました。

様態はいかがですか?〇〇様も体調崩したりされていませんか?

心配で気がかりでしたが店員の立場のため出すぎるのもどうかとは思うのですが、何時も良くしてくださるのでどうしても心配で・・・

どうかご自分のお体もご自愛ください。」

 

「いつもありがとうございます。

先ほどご家族の病気の件伺いまして驚きました。

何も知らずにお話していて申し訳ございません。

いつも素敵な笑顔をいただいているのでその裏で大変な思いをなさっているとは気づきもせずに・・。

何かできる事もないのですが、〇〇様自身もお体に気を付けて、また落ち着かれたらお店に遊びにいらしてください」

 

「メールにて失礼します。

先ほど社内のものから〇〇さんのご家族がご病気であることを聞いていてもたってもおられず、まずは取り急ぎメールいたしました。

ご心労は大きいものと思います。

非力で何もお手伝いもできませんが、〇〇さまとご家族が一日でも早くお元気になられることを祈っています。

また落ち着かれましたらお店でお待ちしているのでお顔を見せていただけますと幸いです。

お体には十分ご自愛ください」

 

取引先の人の家族が病気の場合にかける言葉やメールの例文!

 取引先の人の家族が病気であることを知ったとき、関係性としても知ったからには無視もできないし、かといって踏み込みすぎるのもよくないし難しいポジションだと思います。

 

取引先の方に声をかけるなら、関係性的に完全にただの取引相手なのか、それとも仲良く話す間柄なのか、世話になっているほどなのか、という自分の立ち位置を考えて言葉を選びましょう

 

だとしても、私だったら取引先から自分の家族が病気の時に気にかけてもらえるのは嬉しいですし、今後もよいお付き合いをした、何かあったときには助けたいと思う気持ちが湧きます。

 

「差し出がましいとは思ったのですが、〇〇さんのご家族が病気だと聞いていてもたってもおられず・・。

ご容態はどうですか?

一日でも早く少しでもよくなると良いですね。

でも看病側の〇〇さまも大変だと思いますので、お体だけは崩されないようにしてください。

もし私になにかできることでもあれば声かけてください。」

 

「いつもお世話になっております。

社内のものから〇〇さんのご家族が病気だと聞きました。

いつも〇〇さんには取引先以上の関係で優しく接してくださっていることに私も救われてきましたし、いつも個人的に目標にしたいと思える方です。

そんな方が大変な状況の時に何もお役に立てずすいません。

何かできることでもありましたらお申し付けください。

一日でも早く回復されること、心より願っています。」

 

家族が病気の人にメールを送る時の注意点

 家族が病気の人にメールを送るときに気を付ける点をいくつかお伝えします。

  • 長文にならないこと
  • 返信を要する内容にしないこと
  • 送る時間帯
  • ご家族の病状などを聞いたりしない

 

まずは、長文にならないことと、質問など返信を要する内容にしないことが最優先です。

 

長文になると読むのも時間がかかって大変です。

 

そしてどんな状況か分からないので大変なのに、返信に気を使わせることもNGですね。

 

基本的に最後には返信いらない、返信不要と一応メールに書いておきましょう。

 

それとメールというのは、相手の都合で見られるので良いものでもありますが、文字が残るものでもありますので慎重に打つことです。

 

それと送る時間帯も相手との関係性を鑑みましょう。

 

取引先やお客様、上司など自分からみて目上の人、敬うべき人に関しては常識的な時間にしましょう。

夜遅くや土日、早朝などは避けるようにして営業時間内などにしておくと良いでしょう。

 

あとは、間違ってもメールでご家族の病状など聞いたりしないようにしてください。

 

これは口頭でも同じですが、メールだと残るので猶更です。

 

相手が心配より、興味本位と感じることにもなりますのでそこは注意しておきましょう。

 

家族が病気の人にかけてはいけないNGな言葉3選

家族が病気の人にかけてはいけない言葉を紹介していきます。

 

頑張れ

よく言ってしまいがちなのが「頑張れ」です。

 

本人が病気なわけではないので頑張れは違いますし、病気に対して頑張れはちょっと酷な言葉です。

 

頑張るよりゆっくり静養する方が大事ですし、病気の人は嫌というほど自身でがんばっています。

 

その家族はそれをよく見ていますから、安易に頑張れという言葉はかけないようにしましょう。

 

「何を頑張ればいいの?」と言いたくなる心情になってしまいます。

 

大丈夫

これも頑張れと同じ感じです。

大丈夫って何が大丈夫なのかもわからないし、根拠もないし医者でもないのに適当に大丈夫とか言ってほしくない心境でしょう。

 

もし経験したことがあって大丈夫と言っていたとしても、それは違う人のことなので当てにもなりません。

 

共感は良いのですが、大丈夫などの判断を第三者が安易に言葉で発するべきではないのです。

 

特に敏感になってしまっているので、なおさら変にとってしまうこともあり得ますので控えましょう。

 

何の病気なの?

励ましをするのに何の病気か知る必要はないですよね。

 

なんの病気かなと聞いてくる人は、たいてい興味本位で心配なんてしていないと思ってしまいます。

 

本当の心配なら病気の内容ではなく、気持ち面や体が実際つらいかどうかであり、風邪であれガンであれ心配は心配。

 

励ましの言葉ではなく病気のことを聞かれたらちょっと引いてしまいませんか?

 

まとめ

家族の人が病気の人にかける言葉は実にナイーブで難しいです。

 

ひとそれぞれ価値観も感じる想いの大きさも度合も違いますので、安易に自分の物差しではかり物を言うのはNGです。

 

相手に寄り添い、相手の気持ちに共感し話を聞くのが本来のスタンスで余計な事をたくさんいう必要はないのです。

 

辛いのにも人それぞれの感じ方がありますので、その人の辛さや悲しさを思いはかり、言葉を選ぶことが大事です。

 

自分の感じていることや思うことではなく、相手の気持ちになって言葉選びをすることです。

 

こういわれたらどう思うか、元気になるか、など、心配りや配慮を忘れないようにしましょう。

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