家族分全員の毛布をクリーニングに出すとかなりの出費になるから、
できたら家で洗いたいなぁと主婦なら思いますよね。
洗濯機には毛布コースがありますが、
大きさ・厚さはどれくらいまで耐えれるものか?
また、毛布を綺麗に洗濯する為のコツなどを紹介します。
6キロの洗濯機で毛布は洗えるのか!?
結論から言うと6キロの洗濯機で毛布は洗うことはできますが、
毛布が洗濯可能かどうか確認する必要があります。
桶に×がついているものは、
クリーニングしかありませんのでご注意くださいね。
「アクリル」や「綿」、「ポリエステル」は基本的に洗濯が可能ですが、
中には家庭洗濯は不可のものがあるので一度タグを確認してください。
もう一つ、必要なのは必ず洗濯用ネットを使用するのがポイントです。
ネットに入れないと給水の際に毛布が浮き上がってきて、
水浸しになってしまう可能性があります。
そして、ネットに入れてぎゅっと押し込むのもコツです。
これも、浮き上がりを抑えるために必要な事ですので覚えておいてくださいね。
洗う前に汚れ・ゴミがないかチェックします。
髪の毛などが絡んでいれば取り除きます。
布団を干す要領でベランダなどにかけ、
軽くはたけばOKです。
もし、シミ等の汚れがあれば、
液体洗剤を薄めたもので予洗いしておくと仕上がりが変わってきます。
ネットの入れ方にもコツがあります。
グシャグシャっと入れては洗い方にムラが出来てしまうので、
ジャバラ状になるように毛布をたたみます。
細長い棒状になったら今度は90度回して、
正方形になるようにジャバラ状に畳んでいきます。
薄いものだと違うかもしれませんが厚手のものだと、
丸太みたいな感じになれば完成になります。
もし、洗濯ネットがなければ紐で縛ってもいいですが、
色移りする可能性もあるので、
白の物・ビニール紐を使った方がいいかもしれませんね。
洗剤は液体洗剤(おしゃれ着用)の中性洗剤を使用します。
終わったら、物干し竿にかけて乾かすのですが、
早く乾かすには、2本使いをしてM字になるように干します。
1本しか使えないのであれば、
ハンガーをかけて山なりになるように干します。
そのままだと重なり合ってる裏側が空気が入らず、
なかなか乾きません。
綺麗に四角になるように干すのではなく、
三角形になるようにして、
余分な水分が下に落ちるようにして干す方法もありますよ。
6キロの洗濯機ではどれくらいの量を洗濯できる?
取扱説明書に、目安の大きさが載っていますので、
一度お手持ちの洗濯機の取扱説明書を見てみてくださいね。
もしくはメーカーのウェブページからも取説がダウンロードできますので、
もし無くしてしまった人は、そちらを利用してもいいと思いますよ。
シャープ 5キロの縦型洗濯機
素材 アクリルなどの合成繊維100%
サイズ シングル140cm×210cm
重さ 約3.0㎏以下
※6キロの洗濯機も同様で、約3㎏以下と記載されています。
パナソニック 6キロ・5キロの縦型洗濯機
素材 化繊 100%
重さ 5キロタイプだと2.8㎏以下 6キロタイプだと3.0㎏以下
重さの目安
毛布 シングル1枚(2.8㎏)・綿毛布 シングル 1枚(1.4㎏)
日立の7キロの洗濯機
素材 化繊(ポリエステル・アクリル)、または綿
サイズ 毛布(ダブルサイズ) 180×210cm
毛布(シングルサイズ) 140×210cm
毛布の重さはどうやって量ったらいいのかについては、
体重計を用意します。
まず自分の体重を量って記憶しておきます。
次に、毛布を抱えた状態で体重を量り、
その差が毛布の重さになります。
これを見ると、6キロの洗濯機だと毛布は洗えるけど、
1枚ずつ、シングルサイズのものしか洗えないっていうことがわかりますね。
洗濯機のおすすめの大きさ
洗濯機はほぼどこの家庭もあるはずの家電ですが、
家族の人数でオススメの大きさが変わってきますので、
参考までに紹介させていただきますね。
1人~2人 5キロタイプ
二人でも毎日洗濯をする・分けて洗濯をすることが多いご家庭なら、
これぐらいでも大丈夫です。
3人~4人 5キロ~7キロ
3人とかですとまとめ洗いはなかなか難しいと思うので、
毎日洗濯する前提だと5キロでも問題ないと思います。
ただし、赤ちゃんや、小さい子供がいるお家だと洗濯の量が半端ないので、
7キロの方がいいかもしれませんね。
4人~5人 7キロ
こちらも毎日洗濯するのであれば、
7キロの容量でも問題ないでしょう。
最近はドライマークのお洋服が多いので、
1日2回選択するようなご家庭なら7キロで問題ないと思います。
もし、ご家庭の置き場所・予算に余裕があるなら、
休みの日にシーツと洋服を一度に洗ったり、毛布を洗ったりするのに、
8キロタイプの購入も検討してもいいかもしれませんね。
もう一つポイントとしては縁までいっぱいいっぱい入れると、
洗濯物が水の中で綺麗に回らないので洗濯機の本来の能力が発揮できません。
入れる時は容量の8割が許容範囲だと覚えておいてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
洗濯機で毛布は洗えるのか、洗う時のポイントを紹介しました。
大事な点は洗濯可能な素材かという事と、
洗える大きさは、洗濯機の容量で変わってくることです。
洗う前のひと手間は忘れずに、
干すときはしっかり最後まで乾かす事です。
生乾きですと服もそうですが、
特に毛布は押し入れに入れっぱなしになるので、
カビの原因にもなってしまいますので注意してくださいね。