当サイトはプロモーションを含みます

川名津柱松神事2020の日程と見どころや駐車場情報を紹介!

スポンサーリンク

川名津柱松神事は、

江戸時代に火災除けとして始まった神事です。

 

言い伝えでは寛政6(1794)年に川名津に相次いで大火が起こったときに、

災難を恐れた地区の人々が火事が起こらないように、

祈願する厄火祓いの行事として柱松神事を始めたのが始まりと言われてます。

 

厄日祓いだけでなく、厄年の厄を祓うご利益もとるとされ、

42歳の厄歳の男性が活躍します。

 

土曜の早朝に、大厄の男性らにより切り出された

20mの柱松が海水で清められてから境内へと運び込まれ立てられます。

 

厄年の男たち、青年団、地域の人々が心ひとつとなります。

 

今回は、そんな川名津柱松神事の2020年の日程と、

見どころや駐車場情報などをご紹介します!

 

川名津柱松神事2020の日程

 

川名津柱松神事は、毎年4月の第3土曜日と日曜日に開催されます。

2020年は、4月18日(土)と19日(日)に開催されます。

 

四国地方では例を見ない特異な鎮火の祭りで、

県の無形民俗文化財に指定されています。

 

普段は静かな海沿いの町が、その姿を一変させる2日間です。

屋台もあり伝統のお祭りを楽しめることができますよ。

 

川上町は夕日の美しいところも自慢で、

太陽がちょうど西の海に沈んでいくところは、

海辺から見ても山の上から見ても最高にいい眺めです!

 

ぜひともカップルで見てもらいたいです!

 

川名津柱松神事の見どころは?

42歳の厄年の男性と青年団が、

山から柱松を数時間かけて運びます。

 

その柱松を海に入れ清めてから柱を川沿いに引き上げて、

天満神社の前に柱松を運び立てます。

 

約22mの柱を四方から男性達が掛け声とともに

ロープを引っ張って起こしていきます。

 

バランスをとりながら立てていくところは凄いですよ!

立った瞬間には大歓声が起こります。

 

柱が立ったら夜は神楽。

 

柱松の脇にハナヤと呼ばれる仮設の新楽殿が設置され、

神楽が奉納されます。

 

演じられるのは31の演目で、神を招く神請の舞や仮面をつけた舞、

両手に盆を持って舞うアクロバティックな舞など、

内容はバラエティに富んで見ごたえがあります。

 

川名津神楽の途中では小学校の児童による神楽披露があったりします。

 

日曜日の未明に、地域の厄を祓うため

松明を背負った大鬼(ダイバン)が柱に登ります。

 

鬼に抱いてもらうと元気に育つと、

赤ちゃんや小さい子供を抱いてもらう一場面も。

 

何もわからず泣かない子もいますが、大抵みんな大泣きしています。

 

川名津神楽保存会のメンバーが扮するこの大鬼は約2mの大松明を背負い、

柱に取り付けられた梯子を登っていきます。

 

てっぺんには大鬼は松明を手にとり、四方にふりかざして祈願し、

松明けを下に投げおろします。

 

次に、赤い着物を着た人形を手に取り、

松明と同じように四方にふりかざして下に落とします。

 

人形は、玄関先に飾っておくと病気をしないという言い伝えがあり、

ほしい人たちの間でちょっとした争奪戦がおきたりします。

 

すべてを終えると大鬼は降りてくるのですが梯子を使わず、

頂上から地面に向かって東西南北に張られた4本の綱のうち

東の綱を伝って降りてきます。

 

その降り方が、折り曲げた膝を綱にひっかけて両手を放し、

逆さになったまま綱を伝いおりてきます。

 

1日に行われる御柱松登りばかりが目立ちますが、

2日目に行われるお神輿のお練りも重要な神事です。

 

1日中練り歩いたらお神輿一行は、

神社に戻ってきたら大きな見せ場もあります。

 

宮入りしようとするお神輿を暴れて妨害しようとする牛鬼と、

それを抑えようとする榊台の対決です。

 

榊台というのは厄年の男性たちが担ぐ榊の木を一本立てたかき棒付きの台で、

お神輿のお練りで先導役努めます。

 

牛鬼と榊台が対決してる間に宮入し、

お神輿から御霊が遷されそこで神事は完了となります。

 

最後に立てた柱を倒すという見せ場があります。

 

柱の立つ場所が狭いために、

人の家と人の家のわずかな隙間に柱が倒れるようにするのですが、

 

倒す角度がすこしでもずれると家に直撃してしまうので、

慎重に柱を支える4本の綱を調節し角度が決まると一気に倒します。

 

地響きを立てて柱が倒れるとお祭りは終了となります。

 

川名津柱松神事のアクセス

 

開催場所:天満神社

住所:愛媛県八幡浜市川上町川名津甲681

電話番号:0894-22-3111(八幡浜市観光物産協会)

 

アクセス

JR八幡駅からバスで15分

バス停川名津から徒歩5分

 

川名津柱松神事の駐車場は?

 

開設している駐車場はありません。

 

JR八幡浜駅付近の市営駅前駐車場に駐車して、

バスかタクシーで向かうのがおすすめです。

 

まとめ

 

川名津柱松神事は昔ながらの地元のお祭りで、

地域の人はこの祭りをとても大切にしていることがよくわかります。

 

県外などに住んでいる出身の人も

厄年の厄払いとして多くもどってきます。

 

継承のために小学校では総合的な学習で神楽学習をします。

 

まつりの中心になるのは青年団や42歳の厄年の人々です。

 

子供からご年配まであらゆる人たちが祭りにかかわり、

地域の結束力の強さなどいい所を見て頂きたいです。

 

にぎやかに鳴り響く太鼓やかねに合わせて、

地元のメンバーらが次々と演目を披露してくれます。

 

川名津柱松神事は、

たくさんの観客の人たちを楽しませてくれる素晴らしい伝統のお祭りですよ。