山崎製パンによる毎年春恒例の『春のパン祭り』でもらえる皿は、
正直いらないなぁと思っていませんか?
でもキャンペーン中になると対象外のパンを買わずに、
対象商品ばかり買いまくっていたなんて経験はおありでしょうか?
他社のパンなどの対象外の商品を買いたくない…
と思わせるような心理を利用した戦略を実は山崎製パンは行っているのです!
そんな山崎製パンによって
『対象外を買いたくない』心理の謎を解明していきたいと思います!
春のパン祭りの対象外商品を買いたくない心理とは?
それでは、山崎春のパン祭りに隠された心理的戦略についてお話しします!
先に言いますと、『ゴールフレーミング効果』と呼ばれる心理効果を使って、
春のパン祭り対象外の商品を「買いたくない」と思わせているのです。
ゴールフレーミング効果とは、
『ある目標を与えられると無意識にそれを達成したくなり、
それにともなって行動が変化する』というものです。
しかし、目標と条件を設定しても、
目標の高さと達成難易度とのバランスが合わなければ効果は全く現れません。
もし目標である皿が安物なのに、
条件がシール60枚だとしたらどうでしょうか?
シール60枚に必要な費用が最低でも6000円以上かかるのに、
目標の皿が300円程の価値しかなかったら大損ですしいろいろ問題が起こるでしょう。
山崎製パンは毎日朝食でパンを食べられている家庭でも
簡単にクリアできるような難易度(シール30枚)で、
目標に信頼の高いアルク・フランス社の強化ガラス製の皿を設定しています。
5人家族ならば一人一個ずつ(1日5個)毎日買えば、
6日ほどで達成してしまいます。
しかし、毎日朝食にパンを食べているからといって山崎パンを買うとは限らず、
特売している他社のパンを買っている人も当然います。
そこで春のパン祭りを開催することによって、
高級な皿という『目標』を与えられた人が「山崎パンを買わねば」と、
無意識に『達成』したいと対象外の商品を買うのをためらうようになります。
そしてキャンペーン中に購入してもらった商品で、
気に入ったものがあった購入者が、
やがてヘビーユーザーになってもらえるのも狙いとなります。
春のパン祭りの皿はいらない場合は集めたシールはどうする?
キャンペーンに興味もないのについついパン祭り対象の商品を買ってしまい、
シールが集まってしまったことはありませんか?
集まったシールをどうしようかと考えた場合、
多くの人はメルカリで台紙ごと売るか、
とりあえず特典の皿に交換するかの方法がよく使われています。
前項でも少し話しましたが、
特典の皿は世界最大のガラス食器メーカーであるアルク・フランス社が製造した
強化ガラス製の皿ですので割れにくく信頼の高いものです。
山崎春のパン祭りのお皿はレンジやオーブンで使っても割れない!?
別記事では、パン祭りで貰えるお皿は、
どれくらいの価値があるのかについてなど詳しくご紹介していますので、
ぜひそちらの記事も参考にして下さいね!
ヤマザキ春のパン祭りのお皿の値段はどれくらい?普通に購入できる?
皿は何枚あっても困らないので、もしなんとなく山崎パンを買っていて、
いつの間にかシールが貯まったなという時に交換してみても良いでしょう。
春のパン祭りのお皿の交換場所や在庫が無かった場合のことは、
別記事で詳しくご紹介してますので、ぜひそちらの記事も参考にして下さい!
ヤマザキ春のパン祭りの景品交換場所はどこ!?在庫がない場合は?
このキャンペーンにおいてですが、
毎回対象商品に貼られているシールをはがすという窃盗事件が発生しています。
当たり前ですが窃盗は犯罪であり、
キャンペーンに興味がなくても決してシールをはがして集める行為をしないでくださいね!
まとめ
山崎パンの春のパン祭りは達成しやすい条件で手に入る特典を用意することによって、
無意識のうちに対象商品を買うようになる心理を利用した戦略が使われています。
山崎春のパン祭りの特典である皿がいらないのに、
何故対象外の商品を買いたくないと思ってしまうのか分かりましたか?
集めたシールはメルカリなどで売るか、
とりあえず皿との交換に使う方が良いですね。
春のパン祭り期間中に対象商品を買って興味がわいてきたら
皿を手にいれるためにシールを集めるのもいかがでしょうか?