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命日にかける言葉でメールにも使える例文26選!避けるべき言葉とは?

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友人や知人の命日に、どんな言葉をかけたら良いのか悩んでいませんか。

 

今回は、命日にかける言葉について口頭や文面、メール別にご紹介します。

 

社会人として常識的な言い方ができるよう網羅していますので、本記事を読んで挨拶上手な「できる社会人」を目指しましょう。

命日にかける言葉を伝えるときの3つのポイント

それぞれ詳しくご紹介していきます。

 

宗派で異なる用語があることを理解する

日本で行われる葬式のうち、全体の9割が仏教で行われています。

 

そのため、世の中にあふれる通夜、葬式や法要向けの言葉の大半が仏教用語となります。

 

しかしながら、キリスト教で葬式を行う方もいらっしゃいます。

宗教・宗派ごとに挨拶の内容が異なるため、本記事で学んでいきましょう。

 

相手への気遣いの気持ちを忘れずに

命日は遺族の方にとって特別な日です。

年月が経っても心の寂しさが癒えない人もいます。

亡くなった方へのお祈りは勿論、遺族の方への労りの気持ちも伝えるようにしましょう。

 

ぎこちなくならないように

特に直接会ったり、電話で言葉を伝える場合、相手への思いが強くなってしまい恐縮して畏まってしまうことがあります。

これでは遺族の方も緊張してしまいます。

 

亡くなってから年月が経っても心の傷が癒えない方もいますが、簡潔に伝えることをお勧めします。

亡くなった遺族の方のことを気にかけていると分かれば、相手は嬉しいものです。

 

命日にかける言葉で直接伝える場合は?

まずは仏教向けの挨拶についてご紹介します。

  • 「ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます」
  • 「命日にあたり、あらためてご冥福を心よりお祈り申し上げます」
  • 「追悼の意を捧げます」
  • 「ご生前の面影を偲び、あらためてご冥福をお祈りいたします」
  • 「ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます」

 

なお、挨拶は仏教、キリスト教、神道など宗教宗派によって言い回しが異なります。

上記は仏教向けの挨拶ですが、他教となると注意点があります。

 

キリスト教

×「ご冥福をお祈りします」

キリスト教では、死後は必ず天国へ行けるとされており、この言葉は適切ではありません。

 

浄土真宗

×「ご冥福をお祈りします」

阿弥陀如来によって極楽浄土へ行けるとされており、こちらも不適切です。

 

法要とは、仏様の供養をするという仏教用語です。

神道では霊前祭や霊祭(みたままつり)、キリスト教では追悼集会やミサと言います。

 

キリスト教の場合、お悔やみの言葉自体がありません。

キリスト教では、死は終わりではなく、天国へ召される喜ばしいことと考えられているためです。

 

信仰を持った人は天国で過ごし、キリストの再臨時に永遠の命と体を与えられて復活するというのが、キリスト教の教えです。

 

死は一時的に離れるだけであり、いずれ天国で再開できるという考え方です。

それでも、死というものに悲しさがないわけではありません。

 

したがってキリスト教では、お悔やみではなく慰めの言葉を使います。

  • 「天に召された◯◯様の平安をお祈りいたします」
  • 「◯◯様が安らかに眠られますようお祈りいたします」
  • 「安らかな旅立ちでありますよう、お祈り申し上げます」
  • 「心から哀悼の意を捧げます」

 

なお、仏教でもキリスト教でも使用できる言葉として以下のものがあります。

「ご愁傷さまです」

 

「愁」には憂いの意味、「傷」には痛みという意味があり、「ご愁傷さまです」には遺族の心の傷を憂いて同情や慰めを表す気持ちが込められています。

 

下手に上手な言い回しをしようとしてつまずくよりも、シンプルにこの言葉を使うほうが弔意の気持ちが伝わりやすいです。

※口頭のみで使える言葉です

 

また、遺族の方とのお付き合いの程度によっては、御仏前にお供えするお菓子などを差し上げたり、線香をあげに参ってもいいでしょう。

※四十九日や一周忌、三回忌の場合

(四十九日や一周忌、三回忌は規模の大きな法要を行うことが多いです。)

 

親族の方も集まってバタバタしがちなうえ、亡くなってから日が浅いということもあるので、丁寧な声掛けを心掛けたいものです。

 

特に四十九日の場合は亡くなってから日が浅く、心の傷が癒えていない事も多いので、遺族の方を気遣う声掛けが大切です。

  • 「まだまだ落ち着かない日が続いていると思いますが、お身体はいかがですか」
  • 「何かお困りのことはありませんか」
  • 「ご家族の皆様は元気でいらっしゃいますか」
  • 「無理をなさらず、何かできることがあればおっしゃって下さい」

 

命日にかける言葉でメールやLINEで伝える場合の例文4選

前提として、お悔やみの言葉をメールやLINEで伝える場合は、親しい間柄の友人や知人のみに対して可能です。

 

気心が知れていない仲の場合は電話か手紙でしたためるようにしましょう。

 

また、長文にならないよう短めの文にまとめられると良いですね。

 

さらに、一周忌や三回忌までは親族だけでなく友人や知人も集めて盛大に行われることが多く、メールやLINEでは相手への印象が悪くなってしまいます。

 

故人がなくなってから日が浅いということもありますので、なるべく電話や手紙で挨拶をしましょう。

 

「命日にあたり、あらためてご冥福を心よりお祈り申し上げます」

故人に向けた言葉となります。

「冥福」には死後の幸福という意味があり、故人の死後、幸福が訪れますようにという意味合いがあります。

 

「あらためて心よりお悔やみ申し上げます」

故人を弔う言葉であり、遺族とともに故人の死を悲しみ弔意を伝える言葉です。

口頭のみでなく文面にも使用できます。

 

先ほどの言葉と合わせて、「この度はご愁傷さまです。心よりお悔やみ申し上げます」と繋げるとより弔意の気持ちが伝わります。

 

※キリスト教の場合はお悔やみではなく慰めの言葉をかけましょう

「この度はご愁傷さまです」

「天に召された◯◯様の平安をお祈りいたします」

 

命日にかける言葉で手紙で伝える場合の例文

手紙でも今までと同様、故人の方だけでなく、遺族の方も気遣った言葉が書けるといいです。

  • 「他界されてもう◯年、時の流れの早さに驚いています」
  • 「皆様お元気でお過ごしと伺い、嬉しく思っております」

 

なお、一周忌や三回忌の場合、故人との親しみ度合によっては法事への参列を依頼されることも多いものです。

 

法事の参列を依頼された際に返す手紙には、句読点をつけないのがマナーです。

 

これは法事を主宰する側が書く案内文面も同様ですが、儀式が滞りなく流れ、つつがなく終えられるように、途中で区切るための句読点を打たないという意味が込められています。

 

返信する側に手間を取らせないよう往復ハガキで作成されることが多い案内文面ですが、書き方の例としてハガキの空いたスペースに、以下のように記入します。

 

「この度はご連絡をいただきありがとうございます 本来ならば会場で皆さまと一緒に◯◯さまのご冥福をお祈りさせていただきたかったのですが 都合がつかず欠席いたします 大変申し訳ございません」

 

もし、余白が少なく書けなかった場合は、返信ハガキとは別でお詫び状をお送りすることをお勧めします。

 

なお風邪などの体調不良で欠席する場合でも、病名は書かないのがマナーです。

具体的な欠席理由は伏せましょう。

 

仕事など他の用事で出席できない場合は、その旨を書き記します。

その上で相手を気遣う言葉も添えれば良いでしょう。

 

「〇〇様の一周忌法要にお招きいただきありがとうございます 当日はお伺いすることが出来ないため お線香代をお送りいたします 故人のご冥福と ご家族様のご健康を心よりお祈り申し上げます」

「せっかくお招きいただきましたが、当日は所用があり、残念ですが欠礼させていただきます」

「いずれ改めてご挨拶に伺いたいと存じます」

 

もし、手紙と共にお供え物をお送りした場合は、

 

「とりあえず、わずかながら同封いたしましたものをご仏前にお供えください」

というようにしたためると良いでしょう。

 

欠席の旨を手紙で伝える場合、内容を簡潔に書くよう心がけてください。

 

また、手紙で出席(欠席)する場合の返信文面については以下のとおりです。

 

返信ハガキに「御出席(御欠席)」と書かれている場合、「御」を二重線で消したうえで「出席(欠席)」を丸で囲む

また、「出席(欠席)」の下に手書きで「いたします」と書き足すのがマナーです。

その際、出席する場合は隣の御欠席(欠席の場合は隣の御出席)を二重線で消すようにしましょう。

ほかにも、「御住所」や「御芳名」の「御」「御芳」も二重線で消します。

相手方の名前の末尾「◯◯行」の「行」は二重線で消し、「様」に書き換える事も忘れないようにしたいです。

 

命日にかける言葉を電話で伝える場合は?

電話で伝える場合も、基本的には上記で挙げた言葉を使います。

 

忌み言葉は避けた上で、遺族の方を気遣った声掛けができるといいですね。

 

また、一周忌や三回忌は規模の大きなものになりがちなので、法要への参加を依頼された場合は電話だけで済ませるのではなく、お伺いし参列するようにしましょう。

 

体調不良や用事で参列できない場合は、口頭で丁寧にお断りの連絡を入れたのち、別日でもいいので線香をあげに伺ったり、書面でお断りの書状をお送りできればより丁寧です。

 

命日に避けるべき言葉12選

命日に避けるべき言葉をご紹介します。

 

忌み言葉は避ける

忌み言葉は、縁起が悪いと言われています。

例として、「重ね重ね」「たびたび」「ますます」「次々」「再び」があります。

 

お葬式でも嫌煙される言葉ですが、命日でも使わないようにしましょう。

 

このほか、「切る」「離れる」「忙しい」なども縁起の悪い言葉とされているため注意しましょう。

数字の九(苦)四(死)も同様です。

 

キリスト教の忌み言葉

「成仏」「供養」「冥福」「往生」などは仏教用語であるため、忌み言葉になります。

 

年月が経過している場合は使わない

亡くなってから数年が経過している場合は、お悔やみの言葉は使わないようにしましょう。

 

「ご家族様のご健康をお祈り申し上げます」

などが適しています。

 

まとめ

命日は遺族の方にとって特別な日であり、どのようにお声がけすればいいのか迷ってしまうものです。

 

ですが命日は、亡くなってから年月が経過しています。

 

気にしすぎてぎこちない対応をしてしまうと、遺族の方に気を遣わせてしまいます。

 

「今日は◯◯さんの命日ですよね」と伝えてあげるだけでも、相手にしてみれば嬉しいものです。

 

しっかり対応しなければとぎこちなくなると相手も畏まってしまうので、深く考えすぎずにスマートに伝えてあげましょう。

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