自分の好きな人が手術を受けることになった…。
そんな場合、励ましの言葉をかけたくなりますよね。
でも好きだからこそどんな言葉をかけたらいいか迷ってしまう。
今回はそんな「好きな人が手術をうけることになった」あなたに向けて、関係性別にどんな言葉を送ればいいか、例文などを紹介したいと思います。
手術は大小問わず心細くなるものです。
かけてはいけない言葉を避けてしっかり励ましてあげましょう。
手術する人にかける言葉で好きな人に伝える際の3つのポイント
手術を受ける人が自分の好きな人だった場合、思わず踏み込んだ内容で励まそうとしてしまうかもしれません。
ですが、相手は落ち込んでいたり、弱っている姿を見せたくないと思っているかもしれません。
ここでは好きな人に手術前にかける言葉で気を付けるポイントをご紹介します。
なるべく短い文章で伝える
手術の前は病気の内容にもよりますがメンタル的に不安定になることが予想されます。
こちらが励まそうと思って心を込めて長いメッセージを送ったとしても、もしかしたらそれが負担になるかもしれません。
相手が「励ましてほしい、元気付けてほしい」と思っていることが分かるまではなるべく短い文章で伝えましょう。
相手の体が第一という点を忘れない
好きな人にも恋人や片思い、様々なパターンがありますがいずれにせよ「好きだから」という自分の気持ちを優先させてはいけません。
「もっと君と話したい」「笑顔を見せて欲しい」といった言葉はすべて自分の欲求です。
そうではなくて「今は自分の体のことだけを考えてね」と相手の気持ちに寄り添ってあげましょう。
無事に手術を終えたあとの未来の話にふれる
「手術が無事に終わって落ち着いたら○○の好きな所へいこう」
こんな風に明るい未来の話を添えると希望を持って手術にのぞめます。
またその際にも自分がしたいことではなく、相手がしたいことを考えてあげてください。
前に行きたいと言っていたけど、行けていない場所などに行こうと言うのがいいかもしれませんね。
手術する人にかける言葉で好きな人に伝える場合の例文
恋人と、片想いの２パターンでご紹介します。
恋人（彼氏・彼女）にかける言葉
恋人という関係であるならば、かしこまった伝え方ではなく、普段の話し方で明るくフランクに伝えるのがいいでしょう。
また「一人じゃないよ」など、不安な気持ちを共有してあげる言葉も添えてあげるのも大切です。
恋人はやっぱり手術を受ける人にとっても特別な存在。
離れていても、不安な時でもその気持ちを共有してくれている、と思うと手術を受ける励みになります。
手術後の未来の話にふれる時にも「手術を頑張ったご褒美に○○へ行こう」と明るく軽快な伝えかたにすると相手も気が楽になるかもしれませんね。
【例文①】
「今、すごく心配だよね？実は私も同じくらい心配なんだ。不安な気持ちよくわかるよ。
でもね、心の底から「大丈夫！」って思ってるし、毎日願ってるから絶対にうまくいくと信じてるよ！
手術が終わった後のことを考えてみて。
何か特別に食べたいものや行ってみたい場所、やってみたいことはある？
それを考えるだけで、少し元気になれるかもしれないよ。
そして、良くなったらご褒美として、一緒にそれを実現しよう！
私も心の中であなたと一緒にこの試練を乗り越えている気持ちだから！」
【例文②】
「手術は本当に怖くて不安になるものだよね。
その気持ち凄くわかるよ、本当に変わってあげたいくらい。
でも、どんな時も私はあなたの側で応援しています。
確かに今は大変だけど、これを乗り越えれば、二人で行く予定の温泉旅行が待ってるよ。
そこでゆっくりとした時間を過ごすのを楽しみにしているから、早く元気になってほしいな。
あなたは一人じゃない。
私が、そしてたくさんの人が、あなたの回復を心から願っているんだから。
大丈夫、きっと乗り越えられるよ！」
片想いの人にかける言葉
手術を受ける人が恋人ではなく片思いの相手だと、より神経を使わなければなりません。
ただでさえ相手は、手術を受ける前でナーバスになっています。
あなたは「好きだから励ましたい！」と思っていても、相手にとっては重荷になるかもしれないからです。
励ましの言葉は、なるべく短い言葉で伝えましょう。
また自分の好意をにおわせるようなセリフも控えてください。
告白などはもってのほかです。
手術前に余計なことを考えなければならなくなるようなことは、メッセージに盛り込んではいけません。
【例文①】
「手術をすることを聞いて、本当に驚いたよ。
僕（私）は遠くからしか応援できないけど、一つだけ確かなことを伝えたい。
それは、心からあなたが元気になることを願っているということです！」
【例文②】
「手術は大変だと思うけど、その先にはもっと明るい日々が待ってる。
どんなに小さな一歩でも、前に進む力となるよう願ってます」
手術する好きな人にかけてはいけないNGな言葉3選
最後に紹介するのは手術を受ける好きな人にかけてはいけない言葉です。
手術を受ける人にはついつい心配で、励ましの言葉をたくさんかけようという気持ちになってしまいます。
ですが、まずは「手術を受けるのは相手であり、優先すべきことは自分の思いではない」ということは念頭に置いてくださいね。
絶対に大丈夫
これは相手がだれであっても手術を受ける人にはかけてはいけない言葉です。
「絶対に大丈夫」一見すると励みになりそうな言葉ですが、医師でもない人が「絶対」という言葉を使うとどうしても無責任な感じがしてしまいます。
頑張ってね
病状にもよりますが手術を受ける人は、多くの場合で手術までに検査や入院などを経ています。
頑張ってと言われても、もうすでに嫌になるくらい頑張っているかもしれません。
そんな時に「頑張って」と言われると「これ以上頑張らなきゃいけないの」と落ち込んでしまうかもしれません。
ついつい使ってしまうワードですので少し注意が必要です。
あなたのことが好きです
これは、片思いの相手が手術を受ける場合にかけてはいけない言葉です。
これから手術を受ける人にとって直前に愛の告白をされても、そんなことを考えている余裕はありません。
両想いだったならまだましですが、あなたに気持ちがない場合は手術前に「どうしよう…」と無駄に悩みを増やしてしまう結果になります。
「手術が終わったら伝えたいことがある」と告白をにおわせるような言葉も同じくNGです。
手術前の励ましは、励ましだけにしましょう。
まとめ
今回は好きな人が手術を受けることになった時にかける言葉についてまとめてみました。
自分の知っている人が手術を受けることになると、自分も心配になりますね。
ましてやそれが好きな相手ならなおさらです。
でも、忘れてはいけないのが手術を受けるのは自分ではなく、相手だということ。
好きな人が相手だと伝えたいこともたくさんあるでしょうが、相手の負担にならないようにしっかりと気持ちに寄り添って言葉を選びましょう。
