頑張るのはとても良いことですが、これが『頑張りすぎる』のは良くないですよね。
気づいたときには体調不良を起こしていたり、エンジンがキレていたりします。
なんでもそうですが、食べ過ぎ、飲みすぎ、『過ぎる』ということが良くないことなんですよね。
難しいのですが『適度』という言葉が大切なんです。
ただ、頑張りすぎている人は、意外と自分では気が付いていないパターンも多いから危険。
体と心を壊すことが、結果的に仕事もできなくなってしまいますので、ぜひそんな人を見かけたら、言葉をかけてあげてください。
今回の記事では、頑張りすぎている人への声掛け、男女それぞれのバージョンと、かける言葉としてNGな言葉を紹介していきます。
頑張りすぎてる人にかける言葉の男性向け3選!
頑張りすぎている男性にかける言葉のおすすめを紹介します。
■家族であれば
『いつもお疲れ様です。家族のために働いてくれてありがとう。
でも最近、頑張りすぎているように見えて心配。
重要な仕事をしているんだろうし、必要とされているんだろうなと思うし、仕事だから仕方がないと思う。
でも、仕事は代わりがあっても、家族にとってあなたの代わりは絶対にいないから、少し肩の力を抜いて仕事をしてほしい。
できることがあれば言ってください。』
ポイントとしては、
①心配していることを伝える
②仕事への理解を示す
③俺が頑張らなければと思っているので、手伝えることがあったらという言葉を添える
この仕事の代わりがあるという言葉に、かちんと来ないような言い方が重要です。
実際は一人辞めたくらいで会社はつぶれないし、会社は体調不良になっても責任はとってくれません。
でも誇りをもって仕事をしているので代わりがあるという言葉は少し難しいのですが、現実は本当にその通りなんです。
■会社の上司からであれば
『最近、ものすごく頑張っているね!よく見ているとわかるよ!努力家なんだね。
でも、頑張りすぎると、燃え尽き症候群になったり体を壊してしまうよ。
君には期待しているから長く頑張って欲しいと思うから、肩の力を抜いてやって欲しい』
充分頑張っているのは伝わっていることと、期待をしていることを添えて声をかけてあげてください。
■友人や同僚であれば
『ちょっと、最近頑張りすぎじゃない?体壊しそうだから心配だよ。
充分頑張っているから、少しここらで休んでニュートラル運転でがんばろう。
体を壊したら元も子もないし、元気が亡くなったら僕らが寂しいし。』
頑張っていることはちゃんとわかっていることと、肩の荷を下ろそうということをお伝えしてあげてください。
頑張りすぎてる人にかける言葉の女性向け3選!
では次に女性にかける声を紹介します。
上記男性と同じように立場別で紹介していきますね。
■家族であれば
『最近ちょっと頑張りすぎているんじゃないの?
疲れも顔に出てきているけど、頑張りすぎているのって本人がなかなか気づけていなかったりするんだよ。
ここで少し一息ついて、もう少しマイペースでいってみよう。
体を壊したら頑張りたい時に頑張れないし、息長くリラックスしていこう。』
頑張りすぎている状態って、意外と本人が気づいていないんです。
だから一番身近な家族が見てあげて、声をかけて気づかせてあげましょう。
■会社の上司からであれば
『〇〇さん、最近本当によく頑張っているね!私もちゃんと見ているからすごいなと思うよ!
でも、頑張りすぎるのは心にも体にも良くないし、焦って頑張るとミスなど起きたりして、逆に非効率になることも考えられるの。
がんばりは充分わかっているから、少しペースを落として一息つきがならやってみよう』
ちゃんと頑張っているのを認めているし、見ていることをお伝えして安心させてあげてください。
併せてペースを落としたほうが仕事のためだと思える一言を付け加えてあげるとプレッシャーも少なくなるかも!
■友人や同僚であれば
『〇〇ちゃん、ちょっと最近がんばりすぎじゃない?
すっごく心配。
いつもの笑顔が少なくなっている気がするよ!そんなに頑張らなくてもいいじゃん。
うちらもなんでも手伝うし人に頼ろう!
頑張ることも時には大事かもしれないけど、楽しむことも一緒に大事にしていきたいな』
楽しいことに目を向けられる一言を伝えてあげてください。
頑張りすぎてる人にかけるのはNGな言葉とは!
頑張りすぎている人に、かけるNGな言葉の1番は『頑張って!』の言葉
です。
これが一番キツイんです。
充分頑張っているのに、まだ頑張らなければいけないと思うと精神的に追い詰められます。
だから頑張っている人には、認めてあげて頑張らなくても大丈夫なことを伝えてあげてほしいのです。
別記事で、色々な立場や状況の人に対して、「かけてあげられる言葉」についてをまとめています。
どんな言葉をかけてあげたら良いかがはっきりと分かりますので、相手の方の状況に合わせた項目を是非チャックしてみてください!
まとめ
頑張りすぎている人には、頑張っていることを見ていること・知っていることを伝えて、それをまず認めてあげましょう。
そしてそんなに頑張りすぎなくてもみんないるということ、息長く頑張るには適度な頑張りがちょうどよいことを伝えましょう。
また、体や心を壊すと、本当に頑張りたい時に頑張れないことなどをお伝えして、肩の荷を少しでもおろしてもらいましょう。
そして頑張っている人に、「頑張れ!」は一番言ってはいけない言葉です。
認めてあげて楽になれるように声掛けをしてあげてくださいね。