ドウダンツツジはツツジ科の植物で、その愛らしい姿と秋には真っ赤に紅葉をすることから家庭菜園でも人気となっています。
しかし、ドウダンツツジは庭に植えてはいけないとも言われています。
ドウダンツツジを庭に植えてはいけない理由は以下の3つです。
- 毒があるから
- 目隠しにならないから
- 落ち葉が多くて大変だから
ここではドウダンツツジについて詳しく解説していきます!
ドウダンツツジを庭に植えてはいけな3つの理由
ドウダンツツジを庭に植えてはいけない理由の詳細について詳しく紹介していきます。
毒があるから
まずドウダンツツジですが、毒があるから庭に植えてはいけないと言われています。
こちらですが、初めに言うと誤情報になります。
ドウダンツツジには毒はありません。
確かに、毒がある植物を庭に植えたら危険ですし、避けたいのもわかります。
しかし、ドウダンツツジには毒があるという情報は、似たような花をつけて毒があるスズランと間違えて広まったとされています。
実際、科学的解析でもドウダンツツジには毒はなく、今まで毒による被害も当然出たことはありません。
なのでこれは庭に植えてはいけない理由には該当はしないですね。
目隠しにならないから
ドウダンツツジですが葉っぱが付くイメージから、目隠しになると思って植えたいと思うこともあります。
ただこの場合には、おすすめはしません。
まずドウダンツツジですが成長しても1mから2mとなっています。
特に住宅の場合には日当たりの問題もありますから、1m半ばぐらいが限界でしょう。
そうなると目隠しには少し心許ないですよね。
またこちらは落葉樹であり冬は裸木になってしまいます。
ですので、到底目隠しには使えませんね。
落ち葉が多くて大変だから
ドウダンツツジは落葉樹なのですが、葉っぱ自体も多いです。
そうなると大変なのが落ち葉です。
冬前になると葉っぱがどんどん落ちて掃除がかなり大変です。
また自分の敷地ならまだしも、落ち葉が隣家の敷地内に入るとトラブルの元にもなります。
このようにドウダンツツジですが毒はないですが、植えてはいけない理由はいくつかあります。
ドウダンツツジを庭に植えたくなる2つの長所
ただ、そんな植えてはいけないと言われても魅力的なのがドウダンツツジです。
ドウダンツツジですが庭に植えたくなる長所としては以下のことが挙げられます。
- 花と紅葉が楽しめる
- 切り枝にもできる
ぞれぞれ解説していきます。
花と紅葉が楽しめる
ドウダンツツジですが新緑の季節には、かわいらしい白い小ぶりの花が咲きます。
そして秋には真っ赤に紅葉した葉を楽しむことができます。
家庭菜園の範囲でこれだけ一年で楽しめる植物はそう多くありません。
それに加えてドウダンツツジは初心者でも育てやすい植物です。
なので花と紅葉を無理なく楽しむことができますよ。
切り枝にもできる
ドウダンツツジですが切り枝にするのも人気があります。
枝野形状や葉や花の色具合から洋風の家にも合わせることができるので、インテリアとしても飾ることが可能です。
フラワーショップですとドウダンツツジの切り枝はそれなりにお値段もするのですが、庭に植えたらタダですね。
このようにドウダンツツジですが、庭に植えたくなる長所ももちろん存在するのです。
ドウダンツツジの花言葉と風水
ドウダンツツジですが花言葉は、「上品」「節制」「私の思いを受けて」です。
上品はその花の姿から、そして節制は強い環境でも育つことから、私の思いを受けては紅葉が情熱的に見えることからです。
どれも良い言葉であり、まさに愛の告白にもぴったりですね。
風水ですが、ドウダンツツジに関わらず植物は家の南側に置くと良いとされています。
植物には繁栄の意味がありますので南側に置くことで良い気が循環し、子孫繁栄に繋がるとされています。
ドウダンツツジを上手に育てるポイント
ドウダンツツジですが基本的には初心者でも育てやすい植物です。
ただ以下のことを意識することでより上手に育てることができます。
- 日当たりの良い場所で育てる
- 酸性土壌にする
日当たりの良い場所で育てることでより大きく成長し、紅葉も綺麗になります。
まさにドウダンツツジの醍醐味ですね。
また酸性土壌にすることで栄養が回りやすく、成長に繋がります。
肥料や薬液などを用いてドウダンツツジが育ちやすい環境を整えることが大事になります。
まとめ
ドウダンツツジですが庭に植えてはいけないいくつかの理由があります。
ただ毒はないですし、それ以上に長所もあるので好きでしたら庭に植えると楽しめるでしょう。
ドウダンツツジは初心者にも育てやすく、1年を通して楽しむことができます。
育てる際には、日当たりや土壌の性質にも気にかけるようにしましょう。
花言葉も素敵ですし、これらのことを理解した上でドウダンツツジを育ててみてくださいね。