イチジクを庭に植えてはいけない３つの理由!花言葉や縁起、風水は?

イチジクを庭に植えてはいけない３つの理由

イチジクを庭に植えてはいけない３つの理由の詳細をご紹介します。

イチジクは縁起が悪いから

イチジクという花の名前を漢字で見たことはあるでしょうか？

実はイチジクは「無花果」という漢字です。

この漢字の由来は「イチジクは花を咲かせずに実がなるから」です。

花が無いから無花果というわけです。

この漢字のイメージから「子宝に恵まれず子孫が途絶える」縁起の悪い果物とされる説があります。

そんな縁起の悪い果物を自分の家の庭で育てようものなら…という迷信から庭に植えてはいけない、とされているのです。

病人が出る、害を招くという迷信がある

一つ目の「縁起が悪い」と似ていますが、そもそもイチジクには「庭にイチジクを植えると病人が出る、害を招く」という迷信もあります。

なぜこんな風に思われているのでしょうか。

まずはイチジクの樹液。

イチジクは実をもぐと白い樹液が出てきます。

この樹液は肌の弱い人が触れると痒くなったりかぶれたりすることがあります。

さらにイチジクは整腸作用が強い果物。

そのため食べ過ぎるとお腹を壊してしまうなんてこともあるそうです。

次にイチジクの実は野生動物や鳥も大好き、という点が挙げられます。

カラスやスズメがイチジクを求めて庭にやってくるので鳥害が起こったり、密を求めてやってくる蜂に刺されたりというリスクがあるというわけですね。

こうした理由から一概に迷信とも言い切れません。

実の中には虫がいるから

たまにイチジクを食べたら中から虫が出てきた、なんて話を聞きます。

この虫はイチジクの受粉を助けるイチジクコバチという虫で、食べても人体に影響はありません。

しかし、やはり食べ物に虫がいたというのは、あまりいい気がしないのも事実です。

こうした理由から「イチジクは庭に植えてはいけない」と言われているのです。

イチジクを庭に植えたくなる3つの長所

さて、イチジクを庭に植えてはいけない理由を３つ挙げましたが、本当にイチジクは庭に植えてはいけないのでしょうか？

今度は逆に植えたくなる長所を紹介したいと思います。

イチジクは美味しい果実がなる木

まずは何と言ってもそのおいしさですね。

甘くて食べやすく、冒頭でも挙げましたがスイーツの具材としてもピッタリの果物です。

また樹高が高くないので家庭でも育てやすい木なんですね。やはり自分の庭でイチジクが取れるというのは魅力的です。

イチジクには「子宝に恵まれる」という言い伝えもある

無花果という漢字から「子宝に恵まれない」と言われがちなイチジクですが、実は実の内側にしっかり花を咲かせる植物なのです。

そしてそんなイチジクの花言葉が実は「多産」「子宝に恵まれる」なんです！

漢字のイメージとは真逆の素敵な花言葉ですね。

イチジクには豊富な栄養素がある

整腸作用については先ほど少し触れましたが、イチジクはビタミン・ミネラル・鉄分を豊富に含んでいる果実なのです。

特に女性にとっては体調を整えるのにぴったりの食材。

そんな果物が自宅の庭で獲れたらなんて素敵なことでしょう。

イチジクには花言葉がある!?

実は実の内側に花を咲かせるイチジク。

花が咲くということで当然花言葉もあるんですね。

上でも触れましたが、「多産」「子宝に恵まれる」以外にも「裕福」「実りある恋」といったポジティブな花言葉ばかりです。

こうした花言葉の由来は1つの木からたくさん実がなることから来ているのです。

「実りのある恋」なんて本当に素敵な花言葉ですね。

イチジクの縁起や風水は?

縁起が悪いと思われがちなイチジクですが、実はこんなに縁起が良い植物だったんです。

おいしくて、栄養たっぷりで、花言葉も子宝に恵まれる。

小さな子どもがいるご家庭なんかには庭に育てるのにぴったりな植物とも言えます。

気になる風水ですが、そもそも風水には実のなる木には子宝運が宿っている、という考えがあります。

なので当然イチジクも子宝運が宿っているので風水的にもむしろ縁起がいい植物と言えます。

まとめ

実はイチジクは縁起が悪いどころかとんでもない縁起物ということが分かりましたね。

甘くて、育てやすくて、縁起もいい。こんな素敵な果物を庭で育てられたら一気に幸福になれそうな気がします。

自宅の庭で家族みんなでイチジクをもぎって食べる。

それだけでも素敵な思い出になること間違いなしです。

「庭に植えたいけど縁起が悪いから」とちょっと躊躇してしまいそうですが、縁起も風水もまったく悪くないどころかむしろ縁起がいい果物。

ぜひご自宅の庭で育ててみてください。