トケイソウとはとても華やかで人によっては奇妙だと感じる花です。
独特なので一度見たら忘れない形状の花ですし、名前も変わっていますので印象に残る花です。
トケイソウはなかなかおうちの庭などには咲いているイメージはありませんが、どうやらトケイソウは植えてはいけないという噂が出回っているようです。
そんなに危険な花なのでしょうか?
今回の記事では、
- トケイソウを植えてはいけない理由3選!
- トケイソウは気持ち悪いと思ってる人が多い!?
- トケイソウの花言葉は怖い?
- トケイソウを植えるときの注意点!
などを紹介していきます。
トケイソウに興味がある方は最後まで読んでみてくださいね!
トケイソウを植えてはいけない理由4選!
トケイソウを植えてはいけないという噂が出回っています。どうして植えてはいけないのか考えられる理由が4つあります。
- ツルが伸びすぎて管理が大変
- 葉っぱや茎に毒性があるから
- 他のまわりの草木を枯らす性質があるから
- キリなく生えてくるから
ひとつづつ詳細を見てみましょう。
①ツルが伸びすぎて管理が大変
トケイソウはツルが良く伸びます。
普通に屋根に到達するくらいまで伸びるので管理がとても大変なのです。
放っておくことは出来ず、こまめに管理してく大変さがあるので植えないほうが良いといわれています。
②葉っぱや茎に毒性があるから
トケイソウの葉っぱや茎には成分として「アルカロイド」という毒が含まれているのは確かです。
少量であればどう影響することもないのですが、間違って大量に摂取するとめまいや肝臓の機能障害などを起こすリスクがあります。
一時期南米では薬草として使われたり、ヨーロッパではハーブとして鎮静効果があると言う風にとらえているところもあります。
③他のまわりの草木を枯らす性質があるから
トケイソウはツルがかなり伸びます。
それでツルが他の草木に巻き付いて、弱らせることや日光を遮らせてしまうことがあり、他の草木を枯らしてしまう可能性があるということです。
④キリなく生えてくるから
トケイソウはかなり根っこが強いのです。
だから翌年もその次も生え続ける可能性が高いのです。
ずっと生えてきてしまうため管理が大変ということで、植えないほうが良いと言われています。
トケイソウは気持ち悪いと思ってる人が多い!?
トケイソウは気持ち悪いと思っている人がいます。
主な理由は、見た目と毒性があることが起因しているんです。
3つに分裂した雌蕊が時計の針に見えて、放射状に並ぶ花びらが文字盤に見えることからトケイソウと名付けられたのです。
色がとても不自然というか独特でアート作品のようなお花なので、好き嫌いが両極端に分かれるようですね。
グロテスクに見えると言う人も少なくありません。
しかし、確かに可愛いと言う感じではないけど、美しさは間違いなく存在していますよね。
トケイソウは花というより果実ともいえるものなのです。
トケイソウを見たキリスト宣教師がトケイソウを「十字架上の花と信じた」とも言われているのですよ。
別記事で、「植えてはいけない」と言われている植物の一覧をまとめています!
あなたの家の庭に植えてる植物も「植えてはいけない」と言われてる植物の一つかもしれません。
なぜ、そのように言われてるのか、などの理由なども詳しく紹介しています。
気になる植物をチェックしてみてくださいね!
トケイソウの花言葉は怖い?
トケイソウの花言葉は「聖なる愛」「信仰」
というもので、見た目のイメージとはまたちょっと違います。
トケイソウの中で実を楽しむ種類といえば、パッションフルーツ。
パッションフルーツは熱帯地方の果物のことを指します。
生で食べてもOKですし、ジュースなどでもよく使われているのです。
怖い花言葉では決してないようですね。
トケイソウを植えるときの注意点!
トケイソウを植えるときの注意点は2つです。
①剪定をしてコントロールすること
前述よりお伝えしていますが、トケイソウのツルはどこまでも伸びていきます。
こまめに剪定しコントロールしないと庭が荒れますし、庭の周囲のほかの草木を枯らす恐れもあります。
②ペットや乳幼児に近づけないこと
トケイソウには毒性があります。
大量摂取しない限り大丈夫ではあるのですが、一応ペットや子供が勝手に食べたりしないよう近づけない対策をしておくことをおすすめします。
まとめ
トケイソウとは見た目で名前が付けられました。
一度見たら忘れない印象的な独特の花の形状、見た目なので、好き嫌いがはっきり分かれるかもしれませんね。
嫌いな人の中には気持ち悪い、グロテスクだと言う意見もあるようです。
実際、トケイソウは毒をもっていて大量摂取しなければ危険はないのですが、気を付ける草花ではあります。
さらにツルがどこまでも伸びていくので、管理が大変ということで植えることをあまり勧められる花ではありません。
また根っこが強いので定着していれば来年も再来年も生え続ける頑固さもあるので、本当に好きでないと管理できないかもしれませんね。