ヒメウツギを庭に植えてはいけないのは風水的に縁起が悪いから?

ヒメウツギを庭に植えてはいけないと言われる理由

 

結論を先に言うと、ヒメウツギは庭に植えてはいけないという根拠は全く無いのです！

 

なぜヒメウツギを植えてはいけないという噂がたったのか、そこには、ヒメウツギと似た名前の植物に「タニウツギ」という存在がキーでした。

 

このタニウツギは、縁起が悪いから庭に植えてはいけないと昔から言い伝えで確かにあったものなのです。

 

その理由が、

・棺の蓋を止める釘に使っていた

・死者の骨を火葬した後に拾う箸に使っていた

 

昔の日本では、こんな用途に使っていたために、タニウツギには死人花葬式花という別名が付けられたほどの不幸の花のイメージなのです。

 

さらに、枝が燃える、花の色が真っ赤で火事を連想させるといったことからも、火事を呼ぶ「火事花」の異名をつくくらい怖いイメージで避けられている感じです。

 

ですのでこのタニウツギという品種のものが、忌み嫌われる樹木でした。

 

名前が似ているヒメウツギとタニウツギですが、両者は完全に別種なのでヒメウツギのはそういう言い伝えみたいなことは一切ありません。

 

名前が似ている故に誤解を招いた噂ができたということでしょう。

 

それよりもヒメウツギは育てる上でも鑑賞する上でもとても良い植物なんですよ。

 

 

非常に丈夫な上に綺麗な白い花が咲くので、庭でもよく用いられています。

初夏に伸びた茎の先に、白い花を穂のように咲かせる姿も愛らしくて人気なのです。

 

ですので、実際に各家庭の庭で今でも咲いているのをよく見かけます。

 

ということで、ヒメウツギは縁起も悪くないし、育てるのも簡単だし強いので管理もしやすく花を観賞するとしてもとても可愛いプラス面が多い樹ということがわかります。

 

ヒメウツギは風水的に縁起が悪い?

それでは次にヒメウツギは風水的に縁起が悪いという噂について検証していきます。

 

結論を先に言うと、ヒメウツギは風水的に決して悪くなく、むしろ逆で風水的に良いとされています。

 

ヒメウツギは風水的には「活力を生む」と判断されている植物です。

 

ヒメウツギは花言葉も素晴らしいものばかりで、怖いもの・ネガティブな要素はどこにも含まれていないのです。

 

洋風や和風、自然風いずれの庭にも合う可愛さで、丈夫で日向でも半日陰でも使えるのでとても使いやすい上に、低木で管理しやすいです。

 

それに、グランドカバーや根じめに使うのが一般的ですが、花壇や鉢植えにも向くので家庭で育てるにはメリットしかないと言い切れる植物です。

 

風水的にも活力を与えてくれる、生んでくれるならむしろ家の玄関やリビングに置きたい植物になってきますよね。

 

ヒメウツギの花言葉

そしてヒメウツギの花言葉も良いものばかりなんですよ。

 

 

「秘密」や「秘めた恋」は、ヒメウツギの茎（幹）が空洞であることから付けられたと言われています。

 

秘めた恋というのはちょっと妖艶ですが、そこに潔白と言う言葉もあるので、やはり良い意味しかないですよね。

 

全体的に家庭にあっても問題ない花言葉しかないと思います。

 

まとめ

ヒメウツギは、風水的にも縁起的にも育てる上でもすごく良い植物であることがわかります。

 

低木で管理しやすく病気や害虫にもほとんど縁がなく、日当たりさえ良ければすくすく成長してくれるのです。

 

それに咲いた花も可憐でとてもかわいらしく、どんな庭にもマッチしやすい姿です。

 

風水的にも活力を与えてくれる樹だとされているし、花言葉も潔白や夏の訪れなどさわやかで素敵な花言葉なのです。

 

ですのでヒメウツギは家に植えると良くないという噂は完全にガセネタということになりますね！

 

そして、むしろいろんな面から考えても、家庭の庭で植えるには推奨される種類の植物だと行っても過言ではないでしょう。