藤の花は、とってもキレイで魅惑的。
ムラサキや白など色もさまざまですが、上品さがある花ですよね。
この藤の花が家にあるととてもキレイで見とれていられそう。
しかし、実は藤の花は庭には植えてはいけないという話が昔からあるのです。
信ぴょう性はなんともいえませんが、それなりの言い伝えがあったりするのです。
今回の記事では、そんな藤の花の庭に植えてはいけない理由、言い伝え、花言葉の怖い意味などを紹介していきますね。
藤の花は庭に植えてはいけない理由!
藤の花を庭に植えてはいけないのでしょうか?
結論からいうと、ダメではありません。
しかし、ダメだと言われる言い伝えや花言葉が表すことなどがあるということと、育てづらいという両面があって庭に植えてはいけないと言われているのです。
ですので、決して禁止ではありませんので、まずはそれを前提に話を聞いてください。
リアルな育て辛さでいえば、藤の花というのは咲くのに年数がかかるんです。
それで大きくなって根が止まってしまうと、子孫を移動させて開花、結実するお花なんです。
ですのである意味、どれだけでも自由に値が伸ばせるような庭に最初からあると、花が咲かないし実が結ばないのです。
鉢の中で育てると狭いので根が途中で育てなくなりますよね?
それを植え替えするのです。
そのタイミングで花が咲く。
最初から広い庭にあると、根が成長し放題なので花が咲かないのです。
これがリアル、庭に植えないほうが良いという一つの理由です。
そういう意味で、けっこう手間がかかったりする植物なので植えたらいけないのではなく、植えるのが大変だと考えられてきたのでしょうね。
もうひとつが少しスピリチュアルというか言い伝えや花言葉にまつわるところですね。
藤の花の言い伝えとは?
藤の花の言い伝えはいくつかあります。
①藤→不治で縁起が悪い
藤という音が、不治の病のフジと被るので縁起が悪いという言い伝えがあります。
不治の病とは、ずっと治らない病気ということを表します。
これはフジという音の問題だけなので、正直気持ちの問題ですね。
ただ昔から嫌う傾向にはあるということです。
②垂れ下がるから家運が下がる
藤は垂れ下がって咲き誇る花です。
ですので家に藤があると垂れ下がることから、家の運も下がると言う言い伝えがあります。
これも①と同様、気持ちの問題ですね。
この①と②の言い伝えがあるので、縁起良くないということで、家の庭には植えないほうがいいというようになったのです。
こういう話は日本ならではだし、願担ぎみたいなものだから気の持ちようでしょうね。
信心深い方などは庭に植えないかもしれませんね。
藤の花の花言葉には怖い意味もある!?
藤の花にも花言葉がいくつかありますが、側面もいくつかあるので紹介していきますね。
・やさしさ
・歓迎する
・決して離れない
・恋に酔う
・忠実
藤の花の花言葉は女性的なものが多いため、藤の花は女性を象徴する花をも言われています。
そう言われてみると見た目も確かに女性的かもしれませんね。
女性的な面からやさしさという意味、垂れている姿から頭を下げている忠実さの意味、歓迎の意味を表しているのです。
しかし、女性だけに恋が絡んできた花言葉があります。
「恋に酔う、決して離れない」
一見ロマンチックですが、少し怖さも感じます。
恋に酔って周りが見えなくなり、決して離れないという執着を感じさせる意味です。
これも女性の気質をある意味感じさせる怖い面の花言葉ですね。
女性は恋から愛に発展し、その後憎しみに変わっていくこともあります。
ですので、その粘着質というか執着な一面を藤の花の花言葉として使われているのです。
ちょっと想像すると怖いですよね・・・。
なんだか幽霊的な想像をしてしまうのは私だけでしょうか・・・・(笑)
そういう花言葉の意味でも、家の庭に植えるのを嫌うということがあるのです。
ですが、いい意味の花言葉のほうが多いので気にしなければいいのではないかと個人的には思いますよ。
まとめ
藤の花は白や薄ピンク、紫などがあって、有名な大きな公園などにあるのは見ていて圧巻できれいですよね。
でも、藤の花は、家の庭には植えないほうがよいと昔からいわれているのです。
それは、二つの側面があり、現実的に庭で植えるのは向かない花であることや、手入れが難しいというリアルな面、あとは言い伝えの両面です。
言い伝えというのは、藤という音が不治の病と発想させるから縁起が良くないということや、藤の花は垂れ下がっているので、家運を下げると言われているのです。
ともに、花言葉では、やさしさ、歓迎などのいい意味もあるのですが、決して離れないなどの執着を表すような言葉もあるのです。
でも言い伝えや花言葉は気持ちの問題ですから、庭の植え込みも検討してよいのではないでしょうか。