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ニゲラを植えてはいけない理由2選!花言葉と上手な育て方も徹底解説

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キンポウゲ科クロタネソウ属の一年草である「ニゲラ」という花は、細くて華奢な葉、そして優しくも繊細な雰囲気のある花、ひときわ目を惹く実も、とても個性的な姿をしています。

 

自分を主張しすぎないので、和風の庭でも洋風の庭でも合わせやすいと言われています。

 

ニゲラを植えてはいけない理由は以下の2つです。

  • 有毒である
  • 育てるのが意外と大変

 

ニゲラは、品種によってはスパイスや薬、香料としても使われていますが中には有毒なアルカロイドが含まれている物もあります。

 

ニゲラを植えてはいけない理由の詳細、花言葉や上手な育て方などについて紹介します。

ニゲラを植えてはいけない理由2選

ニゲラは花を楽しむだけでなく実や種子も幅広く利用されています。

品種によってスパイスにしたり、薬や香料にも使われます。

 

そんなニゲラは、植えてはいけないとも言われているんです。

 

有毒である

「ニゲラ・サティバ」の種子は「ブラッククミン」と呼ばれています。

 

クミンといえばスパイスでよく聞くと思いますが、スパイスとしての別名は「ローマンコリアンダー」や、「ブラックキャラウェイ」、「オニオンシード」と言われています。

 

ちなみにインドでは「カロンジ」と言われています。

 

香料とし使われる種子ですが、「ニゲラ・ダマスケナ」という種類のニゲラの種子には、有毒なアルカロイドが含まれています。

 

大量に摂取してしまうと腹痛や嘔吐、皮膚炎などを引き起こしてしまいます。

 

ニゲラ・サティバの種子にも毒性物質は含まれてはいますが含有量が少ないというだけです。

なので絶対に自分で栽培したニゲラは食さないでください。

 

育てるのが意外と大変

ニゲラは一年草で初心者でも育てやすいとされている花です。

 

暑さに弱いという弱点がある花ですが、秋に植え付け夏前には実をつけて枯れてしまうので、特に問題はなさそうですよね。

 

耐寒性があり、開花期も長く、花がら摘みや剪定の必要がいらないので楽ではあります。

 

必ず日当たりがよく、風通しの良い場所に植えましょう。

地植えの場合は土壌を中和させる必要があります。

 

秋に種まきをしますが、乾燥には注意しましょう。

乾燥気味の環境を好むので水やりしすぎもだめです。

 

簡単と思いきや、水やりや発芽まで意外と注意することがある花ということです。

 

ニゲラを植えたくなる3つの長所

初心者向けと言われるニゲラ。

どんな庭にもアウトされる花なので植えたくなる人もいます。

 

ニゲラの花は白、ピンク、青、紫、複色などがあり、見た目もかわいくてとても魅力的です。

個性的な姿にファンも多いです。

 

鑑賞やアレンジとして使える

ニゲラは花も実もどちらも鑑賞できます。

長期間、庭を綺麗に彩る園芸植物なのでとても人気もあります。

 

病気や害虫にも強いので、手入れの手間がかからないのが人気の秘密でしょうね。

 

切り花としてブーケに使われたり、フラワーアレンジメントにも使われます。

またドライフラワーとしても利用されます。

 

ニゲラの実は形が面白いので、スワッグとして飾りながら乾燥してゆく様子を楽しむ人もいます。

 

初心者でもできる育て方

基本的には秋頃(9月~10月)に種をまきます。

ニゲラは光を嫌う「暗発芽種子」なので、種を蒔いたら土を十分にかぶせましょう。

 

発芽して育ち始めるのが大体10月~11月です。

ある程度発芽したら花壇や植木鉢に移し替えましょう。

 

ニゲラは乾燥気味の環境を好む植物なので水やりには注意してください。

 

水をやりすぎて過湿になってしまうと、軟弱になったり根腐れを起こしてしまうので注意してください。

 

病気や害虫に強い

ニゲラは病気や害虫にとても強いです。

そのためほとんど手がかかりません。

 

ですが、春から秋にかけてアブラムシがつくことがあります。

 

アブラムシは、茎や葉、新芽についていることが多いです。

かなり厄介ですよね。

 

葉などについて汁を吸い、生育を阻害します。

 

そんなアブラムシでもよく観察して早めに駆除したり防虫剤で予防しましょう。

 

ニゲラの花言葉は?

ニゲラの花言葉は「当惑」「戸惑い」「ひそかな喜び」「夢の中の恋」「夢で逢えたら」です。

 

この花言葉の由来になっているのは、英名の「Love in a mist」霧の中の恋だといわれています。

 

ニゲラの葉は、糸のように細かく分裂しており、緑の霞のように幻想的にニゲラの花を包んでいます。

 

そのため夢や戸惑いを連想させることから、それが花言葉に繋がったと考えられているそうです。

 

花の姿にとても合った花言葉だと思います。

 

ニゲラを上手に育てるポイント

西洋では「茂みの悪魔」と言われる変わった風情の花「ニゲラ」を上手に育てるにはまずは、栽培環境を整えましょう。

 

栽培環境に適しているのは「日当たりが良く、風通しの良い場所」です。

日当たりが悪いと花付きが悪かったりするので注意しましょう。

 

寒さに強い植物なので、暖地であれば地植えしても冬を超えることができます。

 

日当たりの良い室内で栽培するよりは、ある程度寒さに合わせた方が丈夫な株になり、春には生育が旺盛になってきます。

 

霜が降りるほどの寒さの場所ではきちんと防寒をしましょう。

 

秋に種を蒔き1~2か月ほどである程度発芽してきたら植え替えをしますが、ニゲラは植え替えを嫌う性質があるため注意しましょう。

 

植え替えの際には、根鉢を崩さずにそのまま植え付けましょう。

 

用土は中性~アルカリ性にします。

なおかつ水はけもよく通気性も良い環境にしてください。

 

花がら摘みもいらないので手軽に挑戦してもいいでしょう。

 

栽培環境が良ければ、あとは水やりをしすぎないようにすれば上手に綺麗な花が咲きます。

 

初心者向けの花なのでまずは試してみてもいいと思います。

 

別記事で、「植えてはいけない」と言われている植物の一覧をまとめています!

植えてはいけない植物一覧!

あなたの家の庭に植えてる植物も「植えてはいけない」と言われてる植物の一つかもしれません。

なぜ、そのように言われてるのか、などの理由なども詳しく紹介しています。

気になる植物をチェックしてみてくださいね!

まとめ

「ニゲラ」という名前はあまり耳にしませんがスパイスとしての別名「クミン」や「コリアンダー」は聞いたことがあると思います。

 

「ニゲラ」という名前からは想像のつかない綺麗な花が咲きますね。

 

栽培方法も意外と簡単で、ポイントだけ気を付けておけばまず失敗はないでしょう。

 

ガーデニングを始めたい方はまず最初に挑戦してみてはいかがでしょうか。

初心者にも簡単に栽培ができるのでいいですね。

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