ポリゴナム(ヒメツルソバ)は、色やフォルムに特徴がありとても人気のある植物です。
手入れが簡単なことも人気の理由の一つになっています。
しかし、そんなポリゴナム(ヒメツルソバ)を植えるには注意点があり、植えてはいけないとも言われています。
ポリゴナム(ヒメツルソバ)を植えてはいけない理由は4つあります。
- 繁殖力が強い
- 完全に除去するのが難しい
- 生命力が強い
- 見た目が好きじゃない人も!?
今回は、ポリゴナム(ヒメツルソバ)を植えてはいけない理由などをお伝えしていきたいと思います。
ポリゴナム(ヒメツルソバ)植えてはいけない4つの理由
それぞれ、詳しく解説していきます。
繁殖力が強い
一つ目は繁殖力が強いという事です。
何種類かの植物を植える方は特に注意が必要になってきます。
それは他の植物の場所に生えて邪魔してくるからです。
植物の種類ごとに場所を分けて植えたい場合は、ポリゴナム(ヒメツルソバ)は不向きな植物です。
他の植物を侵食してしまうので一緒に植えるのはやめておくとよいでしょう。
もし植える場合は、ポリゴナム(ヒメツルソバ)だけ植えるという場合です。
完全に除去するのが難しい
ポリゴナム(ヒメツルソバ)を植えて、あまりの繁殖力で除去しようとする方が多数います。
しかし、完全に除去しようと土を掘り返しても、生えてくる時があります。
また、種が飛んでいけばどんな場所でも生えてきます。
そのため隣の家に飛んで、生えてしまったという事もあります。
これが原因で、近隣トラブルにも発展する事もありますので注意が必要です。
ポリゴナム(ヒメツルソバ)が全滅する時は、土壌が凍結した時くらいです。
根っこがダメになれば生えてくることはないでしょう。
生命力が強い
ポリゴナム(ヒメツルソバ)は基本的に日当たりが良い場所が好きな植物です。
しかし、日当たりが悪い場所でも生えてきてしまうのでかなり生命力が強いです。
また、コンクリートの隙間などからも生えてきてしまいます。
そのため道路に伸びて行ったりすることもあるのです。
そうならないためにも、植える前に注意点をしっかり把握する事です。
見た目が好きじゃない人も!?
ヒメツルソバという植物には、特徴的な花や葉があります。
その形や見た目に、好きじゃないと感じる人もいるんです。
特に、ヒメツルソバの花は目立ちます。それは、1センチくらいの大きさで、丸くて小さなお菓子のような形をしているからです。
これがたくさん集まっているのを見るのが苦手な人がいます。
その人たちにとって、ヒメツルソバの花は少し見るのが辛いかもしれません。
でも、人それぞれ感じ方は違いますよね。
ヒメツルソバを見て、好きじゃないと思う人もいれば、その形や色をかわいいと感じる人もたくさんいます。
植物の魅力は、それぞれの人がどう感じるかで変わってくるものなので、色々な意見があるのも面白いですね。
ポリゴナム(ヒメツルソバ)を植える魅力
ヒメツルソバには、たくさんの魅力があります。
まず、ヒメツルソバの大きな特徴として、花が長い間咲き続けることが挙げられます。
5月から始まり、秋の時期まで続くこの花の時期は、他の植物と比べても特別長いんです。
花の色も魅力的で、咲き始めは鮮やかなピンク色。
しかし、時間が経つと徐々に白く変わっていき、全ての花が咲いたときの景色は、まるで絵画のように美しいです。
さらに、秋になるとヒメツルソバの葉っぱにも変化が見られます。
葉っぱが赤く変わるので、季節の移り変わりを実感できるのがうれしいですね。
この赤い葉っぱは、自然と調和するような優しい雰囲気を持っており、庭やベランダを明るく彩ってくれます。
要するに、ヒメツルソバはただの植物と思わずに、その美しさや季節ごとの変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。
多くの人にはまだ知られていない魅力を、ヒメツルソバはたくさん持っていますよ。
ポリゴナム(ヒメツルソバ)の花言葉は?
ポリゴナム(ヒメツルソバ)は、色合いがとても綺麗だと言われていて、花言葉は「愛らしい」、「気が利く」です。
色合い通りの言葉で愛らしいという言葉が似合いますよね。
しかし、「気が利く」という言葉はどうなのだろうと思いませんか?
繫殖力や生命力が強すぎて、除去するのも難しいという特徴の植物ですよね。
そんな花言葉が合っているのかなと疑問に思う方もいるでしょう。
しかし、言葉にはちゃんとポリゴナム(ヒメツルソバ)の特徴が関係しています。
ポリゴナム(ヒメツルソバ)は、春から秋にかけて花が開花します。
それはとても綺麗に咲くのですが、なんと秋になれば葉が紅葉していきます。
花が咲くだけでなく、紅葉までみられるという二度楽しめる植物と言われています。
二度も楽しめるという点から「気が利く」という花言葉になったのです。
別記事で、「植えてはいけない」と言われている植物の一覧をまとめています!
あなたの家の庭に植えてる植物も「植えてはいけない」と言われてる植物の一つかもしれません。
なぜ、そのように言われてるのか、などの理由なども詳しく紹介しています。
気になる植物をチェックしてみてくださいね!
ポリゴナム(ヒメツルソバ)の育て方(環境・土・肥料・水の量)
ポリゴナム(ヒメツルソバ)は日当たりがいい場所を好みます。
日当たりが悪くても育ちますが、やっぱり植物には日当たりが良い場所がいいですよね。
ポリゴナム(ヒメツルソバ)もその点は一緒です。
また土についてですが、土は水はけがよく通気性のいい土が適しています。
自分で土を調合する方は、赤玉土の小粒と腐葉土をよく混ぜたものを使いましょう。
しかし、どんな土であってもポリゴナム(ヒメツルソバ)はちゃんと育ちます。
初心者はあまり土にこだわらなくてもいいくらいです。
繫殖力の事も考慮して、肥料の与えすぎには注意してください。
与えるのは元肥だけで充分です。
その他には水やりですが、土が乾けば与える程度で十分です。
そのため雨が降ったりした場合は水やりはやらなくてもいいです。
水やりで悩む点は、水のあげすぎや水切れで枯れていく場合です。
しかしポリゴナム(ヒメツルソバ)はかなり丈夫な植物ですので、心配はありません。
そういったことで枯れることはないでしょう。
まとめ
ポリゴナム(ヒメツルソバ)は植えてはいけないと言われています。
それには4つの理由があるからです。
一つ目は繁殖力が強いからです。
他の植物にも影響がでるくらい、侵食していきます。
二つ目は除去するのが大変だからです。
除去しようとして掘り返しても、生えてきてしまいます。
根が凍結する場合等、根がダメにならないと除去するのは難しいです。
三つめは生命力が強い事です。
種がとんでしまうと、どんな場所でも生えてしまいます。
例えば道端の隙間からでてきたりと、雑草なみの生命力です。
道沿いにどんどん生えてしまうと、近隣トラブルに発展する場合があります。
最後は見た目が好きじゃない人もいるという事です。
花言葉はポリゴナム(ヒメツルソバ)の特徴を意味しています。
春にかけて花が咲き、秋になると葉が紅葉するのが花の特徴です。
二度楽しませてくれるところが、「愛らしい」、「気が利く」という花言葉に繋がります。
このポリゴナム(ヒメツルソバ)の育て方は日当たりが良い場所にしましょう。
また土についてですが、水はけがよく通気性のいい土が適しています。
肥料の与えすぎには注意する必要があります。
初めての方であれば、土や日当たりはあまり気にしないでもいいでしょう。
水を適度に与えていれば枯れずに育つことができます。
ポリゴナム(ヒメツルソバ)植えてはいけないと、言われているくらいの植物です。
しかし綺麗な花を咲かせ、秋まで楽しめる植物でもあります。
注意点を把握した上で植えてみてはいかがでしょうか。