お礼を持っていても神棚がないと置く場所がなかったり、立てかけるようなところが高い場所に無かったりということがあると思います。
その際は。お札は柱に貼ったり壁にはることでOKとされています。
せっかくお札を持っているなら、その効力にあやかりたいので、しっかりとした正式な貼り方にしたいし、神様に失礼になるようなことにはしたくないですよね。
今回の記事では、お札は貼る時はテープで貼っても良いのか、貼る場所はどこが良いかなどを紹介していきます。
お札を壁に貼る時はテープでも大丈夫?
お札を壁に貼るときは、テープだと失礼なのかという根拠のない心配があったりしますが、結論からいうとテープで貼っても大丈夫です。
テープもどのようなものを使用しても大丈夫ですので、気になさらずテープで貼ってください。
ダメなのは、画鋲などでお札に刺して穴をあけるなどです。
刺したい場合は厚紙などを台紙にして、その台紙にテープでお札を貼ります。
そしてその厚紙に画鋲やピンを刺して、壁や柱に飾るというのは大丈夫です。
テープでも種類的に弱いものはすぐ外れてくるので、両面テープを上下に貼るなどしっかり貼れる状態にしておいた方が良いです。
なんだか壁から落ちると嫌な気持ちになりますし、神様を落とすようで失礼な感じもします。
テープで貼る際は、落ちてこないようにしっかり貼り付ける事をしましょう。
テープを張る際は、裏面であろうが表面であろうがそれは全く問題ありません。
壁の素材や柱の素材で貼り付け辛いテープもあるかと思いますので、その辺は素材に合わせたもので対応しておくと大丈夫です。
それにテープのあとが壁や柱に残るのも嫌でしょうから、その辺も考えてみてテープを選んでみてください。
ちなみに、今ある便利なマスキングテープだと結構弱めで、落ちたりするので避けたほうがよいでしょう。
別記事では、お札が落ちる意味なんかも紹介してますよ!
お札を貼る場所はどこでもいいの?
お札を貼り付ける場所なのですが、これはどこでもよいというわけではありません。
お札を貼り付ける場所は、まず目線より高い位置が原則です。
それと、不浄な場所はよくないので、湿気があまりないところで明るいところがおすすめです。
方角的にいけば表面が東か南向きになるようにしてください。
基本的に大事なのは、キレイであることがまず大前提です。
ですので、きちんと掃除をしておくことと、貼ってからもこまめに掃除をすることも意識したほうがよいですね。
神様のいる場所と考えたら良いかと思います。
マンションなどは部屋数も限られてくるので、必然的にリビングのはじっこあたりで日のアタリが良いところに貼るという人が多いです。
別記事でも詳しくご紹介してますので、ぜひ参考にして下さいね。
お札の飾り方でマンションに神棚がない場合の一番効果がある場所は?
そして貼り付ける時に、汚くならないようにとビニールなどでお札を包もうとする人がいるのですが、それは基本的にしないほうが良いと言われます。
それは神様を閉じ込める行為になるのです。
キレイに保ちたいし、テープはOKと言えど直接貼りたくないという気持ちから、包むのも気持ちはわかるのですが、それではお札の意味をなさないようになってしまいます。
そのままを貼りだすようにしてください。
立てかける事ができるなら、床面に白い布などを置いて立てかけるほうが良いと言われています。
火の用心のお札を貼る場所は?
私のおうちも火事を防ぐお札を毎年貰っているのですが、火の用心のお札の貼る場所は台所です。
方角は、台所の北側に置いて南に向けるか、西側に置いて東に向けます。
台所は日当たりもそんなに良くないですし、キレイかと言われると壁なども油跳ねがあったり懸念事項満載ですよね。
でも、火の元のお札は火の元に貼るのが正解なんです。
火事を防ぐものだけは、台所の目線より高い位置に貼り付けてくださいね。
汚れも油跳ねも気にはなりますので、少したまに乾拭きなどはしますが、その他のお手入れはしておりません。
ただ、火事なく何十年もこのお札で過ごしていますので、守ってくださっているのだと感じています。
その他のお札に関しては、神棚を使用していますよ。
まとめ
お札を貼り付ける際はテープを使用し、目線から高い位置で清浄な場所に貼ります。
湿気が少なく、日当たりが良い場所で、神様をまつるのにふさわしい場所に貼り付けるのがよいでしょう。
方角としては、南、東向きになるように貼り付けてください。
画鋲やピンなどで刺したい場合は、厚紙などの台紙を用意してください。
台紙にお札をテープで貼って、その台紙にがぴょうやピンをつけて柱や壁に貼り付けるという手順であれば大丈夫です。
神様をまつる場所なので、なによりも清浄であることが大切です。
貼り付けてからもこまめに掃除をしておくことも大切ですし、落ちたりしないようにしっかりと貼り付けておくことも大切です。