今回の記事では、厄除けのお札を玄関に貼る場合の正しい貼り方をお伝えしていきます。
ちなみに私は、キッチンの火を使うところに一枚と、玄関の一枚、それぞれのふさわしいお札を貼り付けています。
ただ、玄関に関してはどのように貼ったらいいのかかなり悩んだんですよね。
お札は神様であるという考え方をしますので、扱い方や貼り方を間違えると、ご利益も減少すると言われています。
正しい貼り方と貼る上で注意するポイント、そもそも貼り付ける意味などを紹介していきます。
厄除けのお札を玄関に貼る時の正しい貼り方
まず一番大事なこととして、除けのお札を玄関に貼る場合は、必ず玄関の外に貼ることが重要ポイントです。
さらに、玄関の外に貼る場合は戸口の上の中央に貼るのが良いでしょう。
なぜ戸口の上なのかというと、目線より高い場所に貼ることが大事だからです。
私たちは神様に上から見守ってもらうことが基本ですので高い位置なのです。
低い位置にあり神様を見下ろすのは失礼にあたるのですね。
明るい清潔な場所で目線より上の位置に貼るのを意識してみてください。
玄関用の厄除けのお札は玄関から家の中に入ってくる邪気を防ぐ役割があるのです。
家の中に悪い気が入ることを防ぐということは単純に考えて、家の中に貼っておいては効果が半減してしてしまうことになりかねませんよね。
マンションやアパートなどで玄関の外に貼るのを躊躇するなら、玄関のドアに貼るようにしておきましょう。
どうしてもの事情で家の中に貼る場合は、外側に向けて東か南の方角に張ることをお勧めします。
厄除けのお札を玄関に貼る時に注意するポイント
厄除けのお札を玄関に貼る時の注意点を紹介します。
①画鋲やピンなど刺すものは使わない
お札を置く神棚がない場合に、壁や柱に画鋲でお札を貼り付けるのはやってはいけない行為です。
神様の存在を画鋲で刺すのはとても失礼です。
②クリアファイルや透明袋に入れてもOK
玄関に厄除けのお札を貼る場合、お札が外にあるので雨や風にさらされてしまいます。
そのため、神様の分身であるお札がボロボロになってしまう可能性があるので、小さめのクリアファイルや透明なビニル袋に入れて貼るのはOKです。
上記で画鋲NGと言いましたが、ファイルや袋にお札を入れてその袋の部分に画びょうをさすのはOKですよ!
③出入り口の正面はNG
玄関の出入り口を入って正面に貼るのは効果がないと言われます。
玄関から悪い気が入ってこないようにするのが厄除けのお札の意味なので、玄関を入って正面につけるのは家の中に邪気を入れてしまうことになります。
家に帰るたびに自分の邪気と向き合う姿勢になってしまうのです。
家の中の玄関の正面には貼らないように気を付けておきましょう。
④北東・鬼門を避ける
玄関や裏口に貼る場合、絶対に避けないといけないのが鬼門と北東です。
厄除けのお札を玄関に貼る意味は?
悪い気、良い気など「気」は玄関から入ってくると言われています。
風水でも玄関掃除はとても大事だと言われますし、靴も揃えてなければ風水的にも良くないと言われていますよね。
厄除けのお札を玄関に貼るのは、玄関は人の出入りが激しく、外から持ち帰った気が入る場所だからなのです。
外から悪い気を家の中に入れないように玄関に貼って、邪気から家庭を守る意味合いになっています。
元々は、門を守ると言われ表門と裏門に貼るのが習わしとなっています。
しかし、門がある家の方が最近は珍しいしほぼないですよね!
門がない場合が多いので、その場合は邪気が家の中に入ってくるのを防ぐために、玄関の外に貼るようにするということです。
家を守るお札は本来であれば2体、門と裏口に貼るのが基本なのです。
しかし、現在では玄関の近くと勝手口、裏口などにお祀りするような話になっていますね。
厄除けのお札の効力はいつまで?
厄除けのお札の効力は一応基本的には一年です。
一年間守ってもらった感謝の気持ちを込めて左義長などで燃やして、新年に新しいお札に貼り替えるというサイクルですね。
古いものは意味をなさなくなるので、ちゃんとお礼参りふくめて取り換えていきましょう。
まとめ
厄除けの玄関の札は、貼る位置のおすすめがあります。
絶対避けたいのは鬼門です。
玄関にお札を貼るのは邪気が外から入ってくるのを防いでもらうためなのです。
邪気は必ず玄関外から入ってくるものなので、そこにお札を貼ってよけてもらうのです。
貼る位置は目線より上の位置にしましょう。
お札は神様の化身です。
貼る場所を清潔にして、なるべく明るく空気がこもらないさわやかな場所にお祀りするようにしましょう。