子供の七五三の髪型は悩みますよね。
特に女の子の髪型は印象が大きく変わるのでとても重要です。
七五三があるので、
髪を切らずに伸ばしているという女の子も多いでしょう。
七五三の時は、髪型を作る時間や慣れない服装に
子供の機嫌が悪くなりやすいです。
なるべく機嫌の良い状態を保つために髪型は時間が掛からず、
出来れば自分で出来て尚且つお洒落にしたいと考えますまよね。
そこで、今回は七五三の髪型の中でも人気のある桃割れと日本髪の
簡単な結い方と必要な物をご紹介します。
七五三でのお子さんの髪型に悩まれている方は
是非参考にしてみてください。
桃割れと日本髪の結い方を簡単でおしゃれにするには?
和服には日本髪が良く合いますが、
現代では日本髪を結うのは難しく結える方も少ないです。
そこで、七五三には日本髪を再現した「新日本髪」と言われる
ワックスやスプレーなどを使用して日本髪よりも簡単に結えて、
解きやすい髪型がおすすめです。
なかでも新日本髪の桃割れ風や日本髪風の髪型は、
七五三の時に人気のある髪型で、
素人の方でも比較的挑戦しやすい髪型になります。
桃割れの簡単な結い方と必要な物
桃割れは、「髷(まげ)」と呼ばれるトップの部分が
桃の実に似ていることから名付けられた髪型です。
桃割れを結うのに必要な物
ブラシ、コーム、ピン各種、すき毛、ヘアゴム、ワックス、ハードスプレー、ヘアアイロン、
髪飾り各種(勝山・ビラ付きかんざし・下がり付きかんざし・ちんころ・かのこ)
桃割れの結い方
①まず、ヘアアイロンで髪を簡単に巻いてワックスを全体に付けて置きます。
②前髪、サイド、頭の真上、残りの髪の5つブロックに分けて、
残りの髪をポニーテールのようにまとめてゴムで留めます。
③サイドの髪は逆毛を立てて、
両サイドにバランス良くすき毛を置いてピンで留めます。
④逆毛を立てたサイドの髪ですき毛を覆うように被せて、
まとめたゴムに合わせピンで留めます。
⑤まとめた髪をコームで整えながら髷を桃の実のように丸めてピンで固定します。
⑥頭の上の髪をふんわりと形を整えてゴムで縛り、
まとめた髪を固定した部分に合わせてピンで留めハードスプレーを全体にかけます。
⑦あらかじめ編んで置いたかのこをまとめた髪の下部分にUピンで留め、
前髪を整え、まとめた髪の付け根の部分にちんころを結びます。
⑧さらにまとめた髪の付け根の部分に勝山を差してピンで固定します。
⑨ビラ付きのかんざしを右サイドの根元に差し込み、
下がり付きのかんざしを左サイドの中央よりに差してピンで固定すれば完成となります。
日本髪の簡単な結い方と必要な物
日本髪に必要な物
ブラシ、コーム、ワックス、ハードスプレー、ヘアゴム、アメピン、Uピン、すき毛、
ヘアアイロン、髪飾り各種
日本髪の結い方
①まず、髪を巻きます。
前髪からトップまでを後ろへ巻き、トップから下の髪は上に向かって巻きます。
サイドは、縦で後ろに向かって巻いて置きます。
②巻き終えたら全体にワックスを付けます。
③前髪とサイドの髪を分けて、残りの髪の襟足の部分を残して、
髷の部分が真上にくるようにゴムで縛ります。
④すき毛を縛ったゴムの下辺りにアメピンで留めます。
⑤残して置いた襟足の部分の毛で、すき毛を覆うようにしてゴムで留めます。
⑥両サイドは顔側2㎝ほどを残して置き、
残りの髪を地肌に向かって逆毛を立てボリュームを出します。
⑦両サイドにバランス良く、すき毛をアメピンで留め、
割れないようにとかしながらすき毛の上に両サイドの髪を被せて髷の部分にピンで留めます。
⑧コームで毛の流れやバランスを整えて、ハードスプレーで固めます。
襟足の部分や耳の後ろの部分は髪が落ちてきやすいので、
ピンでしっかりと固定して置くと良いでしょう。
⑨前髪を整えてゴムで結び、丸くなるようにふんわりとさせてピンで留め、
毛先の余った部分は丸めて上の部分に留めて置きます。
⑩始めにゴムで留めて置いた髷の部分にワックスを付けて、
すき毛をまきながら後ろから前に形を整えてUピンで留めます。
⑪ゴムで留めてある残りの髪を下に向かってすき毛をまきながら、
髪を広げて形を整え、Uピンで留めます。
⑫最後に毛の流れを整えて、ハードスプレーで固めます。
⑬ちんころを左右バランスを見ながら前髪部分に付けてその上に勝山を付け、
かのこを髷の部分に付けます。
⑭下がりが付いたかんざしを左側にビラ付きのかんざしを右側に差して、
ピンで固定すれば簡単にお洒落な日本髪風の髪型になります。
まとめ
いかがでしたか?
必要な物があれば簡単にそれっぽい髪型にする事ができます。
子供が人見知りが激しく、
飽きっぽいので心配だというお母さんは是非試してみてください。
また、美容室でしっかりとセットしたい場合も
新日本髪を結う時間はそれほどかからないので、
子供でも飽きずに結って貰うことが出来るとでしょう。
それでは、親子で話し合って素敵な髪型を選んでください。