自治体にはいくつもの役割があり、いつかはどれかが確実に回ってきますよね。
立候補でやりたい人がずっとやってくれたら・・・なんて思いますが、みんなそう思って避けたいのです。
ではそんなやるのが嫌だと思われている自治会長の報酬の相場、会長の役割、自治会長の仕事を説明します。
自治会長の報酬の相場は?
自治会長には報酬があるところがあるのです!
もちろん基本、自治会自体が無報酬の団体なので報酬が無いのが普通として、みんな嫌がるものを引き受けてくれて仕事をしてくれたということで、寸志1~5万円というところがあります。
これは内容的にも納得だし、自分もやりたくないことを人にしてもらっているので、文句なしな感じですよね。
確かに今、なりたくない人が多くて、成り手がいないことから報酬がでているところも増えているのは確かなんです。
ただ、問題はその額ですよね。
一時期事件というか問題になっていたのが報酬額の問題です!
ある地域の自治体が、会長の報酬で年100万円越えをしていたところがあったのです。
世帯数も多いので尚更大きな額になったのだと思いますけれども、年収で自治会長という仕事をして100万とはちょっとやっぱり普通じゃないですよね。
でもこの自治体に所属するある男性は妥当な報酬ですとお話ししていました。
何かがおかしい気がしますよね。
こういうところに基準や限度を設けたりすること、あとは透明性が必要です。
確かにやるのは日ごろの生活を考えると大変だし、労力だし、やりたがらない人がほとんどなのは周知の事実ではあります。
そしてそういうことから報酬があるということ自体は納得してもよい部分かもしれません。
でも金額の限度があるように思います。
でもほとんどの自治体ではそんな報酬はもらえません。
やはりやるとなると、それなりの仕事量も内容もありますので大変ですよね。
ちなみに自治会長とは70代以上の人であるというのが30%ほどで一番多いのです。
そして男性が80%になっています。
そしてごくごく普通の自治体では、多少報酬はあって平均は約25000円前後、多いところで30000円ほどというのが結果としてでています。
自治会長の役割は?
では実際、この自治会長という立場の人の役割ってどんなことがあるのでしょうか。
自治会長とは名の通り、自治会の代表者であり責任者であり統括者なわけです。
ですので、細かい決め事などは役員たちがするわけですが、それを取りまとめる役割が自治会長といったところでしょうか。
具体的な仕事はまたのちに記しますが、実際に会長によって活動が違っていて活発になる時もあれば、何もなく終わっていくこともあります。
ただ、自治会長だけのおかげではないですが、自治会があるおかげで地域の防犯や地域を綺麗に保てたりしているのも事実、実感としてあります。
自治会というのは、やっかいなものでもありますが大切なものでもあります。
前述の結果でもあるように、70代の男性というところが多いというのであれば、多少時間を持て余していて、仕事をバリバリていた頃を過ぎている方も多いです。
そういう方であれば、地域の仕事をするのはある意味良いのかもしれませんね。
自治会長の仕事は何をする?
自治会長の主な仕事というのは、今年の実行と来年の予定が基準です。
総会で承認されている事業の遂行と予算の配分をすることと、次年度の事業計画と予算案を出して議会で承認を得るということ。
これが一番大きな仕事になってきます。
これを決めたりするために、班長会や役員会などを招集し話し合いが行われるというわけです。
自治会の代表者として定例会議に出席すること、必要であれば他の自治体との交流、地域イベントの出席、総会の招集、新規入居者への説明や紹介なども自治会長の仕事です。
細かい仕事は、役員さんや各班長さんが行うので、それを取りまとめて方針を決めたりする責任を担う仕事が主な仕事なってきています。
まとめ
自治会長の報酬はあるところとないところがありますし、金額も基準も設定もない不透明なところです。
ただ、やりたがる人は少ないですし、ほとんどの人がやりたくないので、多少の報酬はあっても良いとはほとんどの人が思っています。
ただ、その額が問題で妥当性のある額というのが必要なのですが、その規定などがないため問題が起きたりするのです。
仕事としては総会で決まったことを遂行していく責任者であることと、予算の配分を実施、そして来年度の予算配分や来年度の取り組みなどと決定する仕事です。
自治会長がいて自治会があるからこそ地域が豊かに潤っている部分もあると思いますので、できるところは参加して協力していきたいものですね!