町内会の募金、これ永遠のテーマですよね・・。
明確な理由のあるものであれば、払うのも納得なんですが、赤い羽根の募金とか何らかの募金というのは必要性が感じられない・・・。
子供の服一枚買ってあげたいと思いますもん(笑)
でも、ゴミ収集の場所とか溝掃除、雪かきのためのブルドーザーなどなど、恩恵を受けている物は町内会費として支払って当然かなと思うんです。
そうなると、一応集金の方も任意でと言われるのですが、では断ろうと思ってもなかなか断れないですよね?
今回の記事では、町内会の募金の上手な断り方、町内会の募金の強制徴収は違法なのかについてなど紹介していきます。
町内会の募金の上手な断り方とは?
町内会の募金の上手な断り方を紹介していきます。
まずはその募金がどんな内容のものなのかを確認する必要があります。
誰もが知っているメジャーな赤い羽根募金というようなものなのか、それともあまりどこに行くか分からないような募金なのかということです。
まず行く末がわからないような募金であれば、
『初めて聞いた内容の募金なので、その内容を調べてから募金という形にさせてください。うちでは基本的に募金先は決めているので、主人ともまた相談してみます』
というような断り方は無難ですよ。
ただ、よくある募金の内容で聞いたことがあってみんなしている時は、実に断りにくい状況ですよね・・・。
私は、少しおバカなフリをして、『えー、今月ですか?車検とかあって厳しくてすいません・・。次回は頑張ります!』と言って断っていますよ(笑)
あといくつか体よくお断りする文言を紹介します。
①『今一万円札しかないんです・・・』
②『いつも、募金はここにすると家で決めているところがあるので、すいませんがお断りします。』
③『先ほど、別の場所で赤い羽根募金してきてしまいました・・・。』
④『私の親しい友達がこの募金活動をしているので、そこで募金してと言われていますので、すいませんがお断りさせてください』
たぶん、回収しに来ている人も、積極的に来ているのではなく、むしろ嫌々きている気持ちもわかるので無碍にはできませんよね・・。
だから、『すいません〇〇さんんも、やりたくないのにさせられているのに協力しなくて・・・』という一言も付け加えたりすると良いかもですね。
町内会の募金の強制徴収は違法!?
そもそも、この町内会の募金というのを強制徴収するのは違法かというと、これはケースバイケースなのです。
実際に過去にある県で、自治会の会費の上乗せに置いて住民が訴訟まで起こして勝訴したケースはあります。
しかし、そこまでに至ることが滅多にないのと、違法と判断されるケースはめったにありません。
過去の例で同じように赤い羽根募金で揉めた自治体がありました。
■過去の例
かなり広い自治体であり、家が100件以上あり、回るのも大変。
それに出す人出さない人それぞれいるので、自治会費に最初から上乗せしておくのはどうかという議題になりました。
実際この募金で回るのがイヤだというため、自治会長になるのもイヤだと言っている人がかなり多い状況もありました。
その議題をあげた時、賛成と反対がありました。
賛成意見としては誰も自治会長になりたがらないし、私がなってもその募金周りは心苦しくて嫌なので、のっけてもらうので構わないという住民。
反対意見では、個人の思想の侵害だと言っています。
自分はこういう募金の類ではなく、ボランティアなどで自分の体をつかって労働や協力をすることをモットーにしているのに、お金という形で協力するのは本意ではない。
だから来た時はきちんと断れるのですが強制されるのは違うのでは?
侵害になるという意見。
どちらも言い分はよくわかるし、この問題は100%賛成か反対になることもないでしょうし難しい判断ですよね。
しかし、明確な違法行為と言えるまでにはまだ段階もありますし、一概の訴訟を起こせば勝てるというわけでもありませんので効力は薄いかなとは思います。
しかし、間違いなく過去には悪質性が認められた事実はあるということも認識しておきましょう。
まとめ
町内の会費だけでも溜息なのに、そのうえ募金まで徴収されるの辛いですよね。
でも回収している人もつらいのでしょうが・・。
実際断りには心苦しいですが、金銭的な問題でお断りするか思想的な問題でお断りするかのどちらかが無難です。
ただ、その時に一言、回収の人の気苦労を称える言葉をかけるほうがよいかなと個人的に感じます。
そして、町内での募金強制徴収は違法かといわれるとグレーゾーンです。
その経緯や悪質さや実情を把握しないと、なんともいえないケースバイケースになります。
過去には、訴訟を起こして実際に問題に上がったところもありますし、有罪という判断になったことも!
でも、それは極めて稀なケースということです。
町内の関係は良くしておきたいけど、お金が絡むことは本当に永遠のテーマになりますね・・。