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新幹線の途中下車の裏ワザ!日をまたぐと料金が高くなるというのは嘘!?

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新幹線で旅する時、途中の場所に立ち寄ってみたり、予定変更したくなることってありますよね。

 

長旅となる新幹線だからこそ、途中でも色々満喫もしたくなるものです。

 

そこで今回は、新幹線の途中下車の裏ワザについて、ご紹介していきます。

新幹線の途中下車の4つのルールを詳しく解説!

新幹線はチケットの種類にもよりますが、乗車券の区間内で途中下車することができます。

 

しかし、途中下車ができないチケットやルールがありますので、その点について詳しく解説していきますね。

 

乗車券と新幹線の特急券が別々になっていること

基本的に新幹線に乗車する場合は、新幹線の特急券と乗車券の2枚セットが必要です。

 

しかし、特急券と乗車券が1枚のセットになっているチケットを見たことはありませんか?

 

例えば、新幹線回数券は乗車券と新幹線の特急券がセットになっているため、1枚の状態なんです。

 

他にも、インターネットなどで予約した際やお得なトクトク切符なども、1枚のタイプですよね。

 

そんな回数券やトクトクきっぷなど、お得な切符やセットになった旅行商品は、新幹線を途中下車することはできません

 

なぜなら、途中下車したい場合は、乗車券と新幹線の特急券が別々に分かれていないといけないからです。

 

一体型の1枚セットになっている場合は、特急券と乗車券は一緒に回収されてしまうため、途中下車した時点でチケットが無効になってしまいます。

 

通常購入するよりも割引率が高く、お得に新幹線に乗車できるのは魅力的ですが、途中下車したい場合は、これらは利用しないほうがいいです。

 

乗車券が101km以上であること

新幹線で途中下車ができる切符は、片道の営業キロが101km以上あることが必要です。

 

101km以上営業キロがあるかどうかは、乗車券に「下車前途無効」という文字が無ければOKです。

近距離の場合、切符に記載があります。

 

もし、「下車前途無効」という表記が切符にあると、途中下車した際に回収されてしまうため気をつけてくださいね。

 

また、乗車券は一方通行のため、後戻りすることもできません。

 

途中下車して、一度通過した駅に戻りたい場合は、再度乗車券を別途で購入する必要があります。

 

特定エリアの記載がある切符の場合は要注意

乗車券が101km以上でも途中下車できないケースもあります。

それは、切符の行き先が「特定エリア」になっている場合です。

 

具体的な駅名が記載されておらず、「東京都区内」「○○市内」と記載されている乗車券ですね。

 

この乗車券は、その特定エリア内でしたら自由に乗り降りすることができますが、途中下車すると回収されてしまうので、途中下車できません。

 

例えば「東京都区内」となっている乗車券の場合は、JRが定める特定エリア内が出発・到着駅となっています。

 

この場合は、東京都区内であればどこの駅で降りてもOKですが、途中下車をして、もう一度利用することはできません。

 

最初に途中下車した駅で切符が回収されてしまうため、101km以上の乗車券でも途中下車して再度利用することができないということですね。

 

特定エリアの乗車券で途中下車できる裏ワザ

ちなみに、特定エリアの乗車券でもある裏ワザを使用すれば、途中下車できる方法もあります!

 

それは、特定エリアに記載されている区間から外れると、途中下車ができるようになるというカラクリです。

 

「東京都区内」に該当する区間内だと、乗車券は回収されてしまいますが、そのエリアよりも先の区間にすれば、全区間で途中下車ができるということですね。

 

ただ、区間を伸ばす事によって、途中下車する場合の切符の料金が上がってきますので、新たに買い直した方がよいか、比較検討したほうがよいかもしれません。

 

特急券やグリーン券での途中下車は不可

新幹線の乗車券は途中下車できますが、特急券は一度、途中下車してしまうと無効になってしまいます。

 

つまり、途中下車ができるのは乗車券のみということですね。

 

特急券やグリーン券では、乗車区間や営業キロが101km以上の乗車券の場合も、特急券は途中下車できないので気をつけましょう。

 

改札の外にあるお店に買い出しに行く事も、再入場不可になってしまうため、特急券やグリーン券を無駄にしてしまうのはもったいないですよね。

 

ちなみに、金券ショップなどで販売されている格安切符は回数券であることがほとんどですので、金券ショップで購入した切符では途中下車できないと思っておいた方が良いでしょう。

 

もし途中下車する場合は、別途で特急券を購入する必要がある事を頭にいれておいてください。

 

そして、自動改札機に切符を通してしまった場合、回収されてしまうので、うっかり通してしまわないように気をつけましょう。

 

新幹線で日をまたぐ途中下車は出来る!?

新幹線で移動する時、日をまたいでしまいそうな時間帯でしたら、途中下車して翌日に目的地に向かいたくなりますよね。

 

新幹線で日をまたいでしまう場合、途中下車が出来るかどうかは乗車券の営業キロにより異なります

 

営業キロが100kmまでの場合は、発売当日のみ有効のため、日をまたいだ場合は乗車券が無効になってしまいます。

 

一方、101km以上の場合で途中下車可能の切符でしたら、2日以上有効期限があるため、日をまたいでも途中下車可能ですよ。

JR東日本では、

101~200kmの有効期限は2日、

201~400kmの有効期限は3日、

401~600kmの有効期限は4日、

601~800kmの有効期限は5日、

801~1000kmの有効期限は6日、

1001km以上は200km毎に1日を加算という形で有効可能となっています。

 

長距離移動するほど乗車券の有効期限も延びるので、途中下車をするなど予定変更のスケジュールも組みやすいですよね。

 

ただし、この場合も特急券は別途で購入する必要がありますよ。

 

新幹線で途中下車できるようになる裏ワザ!

新幹線で途中下車できるようにするには、乗車券と特急券を別々に購入することがマストです。

その上でポイントとなるのが、特急券を乗車区間に合わせて購入することです。

 

乗車券は途中下車しても戻ってきますが、特急券は下車してしまうとその時点から戻ってきません。

 

そのため、長い距離を買ってしまうと、途中下車した場合、無駄になってしまうことがあるのです。

 

途中下車を考えている場合は、短い距離や数枚に分けて特急券を購入するように手配すると、切符も無駄にならないのでいいですよ。

 

他にも、在来線経由すると途中下車できない場合も、並行する新幹線を合わせた乗車券にすると、途中下車することができるようにもなるという裏ワザもあります。

 

新幹線と在来線が並行する区間は、どちらも経由してもOKなため、新幹線経由になっていた場合も途中で在来線に途中下車することができるというカラクリですね。

 

また、新幹線の乗車券は有効期限内であれば、何度でも途中下車可能です。

 

距離は101km以上あることが条件ですが、これって色々途中下車して旅をしたい人にとっては魅力的ですよね。

 

乗車券は一方通行のため、後戻りしなければ何度でも乗り降りできるため、遠出を旅する時にはお手頃に利用できるのもいいですね。

 

新幹線の途中下車の具体的な方法

では続いて、新幹線を途中下車する時の具体的な方法についてご紹介していきますね。

 

乗車券は必ず101km以上で購入すること

まず新幹線を途中下車する場合は、大前提として片道101km以上の距離の切符を購入する必要があります。

 

それ未満だと、途中下車した際に回収されてしまうからですね。

 

先ほどご紹介したように、101km以上の場合は後戻りさえしなければ、何回でも途中下車することができます。

 

また、有効期限も2日以上あるため(距離数により、さらに伸びます)、ぶらり旅を満喫することができるのもいいですよね。

 

特急券は複数枚に分けて購入する

新幹線を途中下車したい場合、乗車券は1枚でOKですが、特急券は複数枚に分けて購入する必要があります。

 

なぜなら、特急券は途中下車した時点で、その都度回収されてしまうからです。

 

途中下車する予定の駅を事前にしっかりリサーチしておき、特急券の無駄がないように、複数枚に分けて購入するようにしましょう。

 

もし新幹線の特急券を分けないでしまった場合は、乗車前までに変更すれば間に合いますよ。

 

例えば、「東京-秋田」間で特急券も購入してしまったが、途中で「仙台」に立ち寄りたくなった時は、「東京-仙台」「仙台-秋田」と特急券を分けて変更手続きをすればOKです。

 

ただし、乗車後の変更は原則認められないため、もし当日変更をしたくなった場合は、時間にゆとりを持って行動するとよいでしょう。

 

お得なトクトク切符や新幹線の回数券は購入しない

インターネットなどでお得な価格で購入できるお得な切符や新幹線の回数券ですが、これらの切符では新幹線の途中下車することはできません。

 

具体的にはえきねっとで購入できる「トクだ値」「スーパー早得きっぷ」、「EX-TCサービス」、「ぷらっとこだま」、「バリ得こだま」などですね。

 

通常の価格よりも何割か安く購入できますが、これらの切符は途中下車できないため、ぶらりと途中下車したい人には向いていません。

 

また、旅行会社のツアーで手配した切符の場合も途中下車は不可ですので、そこも注意です。

 

もちろん切符が無効になるのではなく、途中下車するまでは使用出来るので、どうしても降りたいといった場合は、少しもったいないですが、降りることはできます。

 

他にも、乗車券と特急券が別々になっている事が必須ですので、途中下車を検討している場合はこれらの切符は購入しないようにしましょう。

 

新幹線の途中下車の裏ワザは料金が高くなる!?

ちなみに、新幹線を途中下車すると料金は高くなるのでしょうか?

 

巷でささやかされるそんな噂の真相についても、解説していきますね。

 

新幹線の特急料金は、ピーク時と閑散期によって価格が若干変動します。

そのため、料金が高くなるどころか、時期によっては安くなる可能性も高いんですよ。

 

また新幹線を途中下車する場合、乗車券を別々に購入するよりも、まとめて乗車券を購入し、別途で特急券を複数枚に分けて購入した方がお得に買えるんです。

 

乗車券の有効期限は、101km以上ですと2日以上ありますし、移動の途中で下車して宿泊する場合などは、特急券を別途にした方が安いためおすすめです。

 

意外と知らない人が多い裏ワザなので、遠方移動するときはお得に利用できるので、ぜひ試してみてください。

 

新幹線で途中下車した駅での改札の通り方は?

基本的に、途中下車する場合も自動改札に通してしまって大丈夫ですよ。

 

特急券と乗車券を同時に入れると、乗車券のみが回収されずに出てくるでしょう。

 

途中下車可能な切符であれば回収されず、自動改札機からちゃんと出てくるので安心してください。

どうしても心配な場合は、有人改札で提示してもOKです。

 

ただし、途中下車した時点で、乗車券は戻ってきますが、特急券は回収されてしまいます。

 

また、途中下車した駅から新幹線にまた乗車する場合は、別途で新幹線の特急券が必要です。

 

そのため、再度新幹線に乗る時は、別途購入した特急券と新幹線を2枚にして改札を通る必要があります。

 

切符を購入する場合は、新幹線の特急券だけで大丈夫ですので、間違って乗車券を重複して購入しないように気をつけましょう。

 

途中下車してから再度、新幹線や特急に乗る時の切符の買い方

途中下車してから再度、新幹線や特急に乗る場合は、新たに乗る駅から下車予定の駅の特急券のみを購入すれば大丈夫です。

 

改札口には、新たに購入した特急券と持っている乗車券をセットにして通せば、通常通り、通過できるので安心してください。

 

ただし、その際、新幹線の特急券は回収されてしまいます。

 

他にも、グリーン券やグランクラス券の場合も途中下車すると回収されます。

 

例えば、新幹線で「東京→新大阪」の乗車券を購入したとしましょう。

 

途中「名古屋」で下車したい場合は、乗車券は「東京→新大阪」区間で購入します。

しかし、特急券は「東京→名古屋」区間と「名古屋→新大阪」とに2枚に分けて購入しましょう。

 

そうすることによって、途中「名古屋」で下車しても切符が無駄になることがありません。

 

名古屋で途中下車する時は、「東京→新大阪」の乗車券と「東京→名古屋」の特急券をセットにして、改札口を出ます。

 

すると、「東京→名古屋」の特急券は回収されますが、「東京→新大阪」の乗車券は戻ってきます。

 

続いて、途中下車した名古屋から新大阪を目指す際は、先ほどの「東京→新大阪」の乗車券と「名古屋→新大阪」の特急券をセットにして、改札に入ればOKです。

 

もし名古屋→新大阪に向かう途中で、「京都」に立ち寄りたい場合は、「名古屋→京都」で別途特急券を買い足せば、さらに途中下車することができます。

 

つまり、乗車券はそのまま生かしておき、途中下車したい場合は、そこまでの区間の特急券を購入すれば大丈夫ということです。

 

基本的に新幹線の途中下車は、後戻りしなければ何回でも途中下車することができます。

 

「東京→名古屋」「名古屋→京都」「京都→新大阪」とその都度、乗車券を購入するよりも、まとめて「東京→新大阪」までの区間を購入したほうがお値段もお得に済みます。

 

また、「東京→京都」で特急券を買ってしまったけれど、やっぱり「名古屋」にも途中下車したい場合は変更も可能です。

 

ただし、新幹線乗車前に限ります。

 

手数料もJRの現行では、切符は1回に限り変更可能です。

そして、差額も手数料無料で返金されるので、出発前でしたら変更も可能ですよ。

 

ただし、手数料無料のこのルールも、お得な切符などの場合は適用されないことがほとんどですので、その点は気をつけて手配しましょう。

 

まとめ

新幹線の切符は、乗車券と特急券が別々になっていれば、途中下車可能という事を知って驚いている方も多いでしょう。

 

101km以上と後戻りはできないなど、一定のルールはあるもののフレキシブルに旅のプランを立てられますし、遠方を訪れる際にいろんな所も見ることができるのは魅力的でいいですよね。

 

距離数に応じて、切符の有効期限も伸びますし、お得に観光地を巡ることができます。

 

ただし、別途特急券は必要なので、気をつけてください。

 

今回の記事を参考にして、ぜひ新幹線で旅をする際の参考にしてみてください。

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