厄払いは、自分にとってよくないことが起こるかもしれないのを祓うために、祈願・祈祷を受けることで神社で受けるケースがほとんどですね。
自身についている穢れや邪気を祓っていただくことで、厄払いは厄年でなくとも行っていただくことは少なくありません
厄年とはそもそも、肉体的、精神的に変化が多い年齢のときは特に体に気を付けなければいけないと考えられたことです。
不思議なことが起こるというわけではなく年齢的に起こりやすいというところなのでしょう。
今回の記事では、厄払いは意味がないのか?厄払いしないとどうなるのか?厄年にするとよいことなどを紹介していきます。
厄払いは意味ないと言われる3つの理由!
厄払いは意味ないと言われる理由を紹介します。
①根拠がない
厄払いが意味ないと言われる最も根源的なところは、科学的根拠もないので気休めです。
絶対起こるわけでも起こらないわけでもないし、こういう人が起こる起こらないというところもないですよね。
厄年は本来、「厄災が降りかかりやすい年」ではなく「役割・ターニングポイントにあたる年」と言われるものなのです。
厄年に悪いことが起きるという説には根拠はなく、この位の年齢に病気になりやすいなどの過去の経験に基ずいて、占いや神頼みで、災いを払拭しようとした名残なんですよ。
女性は特に30代後半に出産後や働き方が変わったりと変化が多いのでターニングポイントがわかりやすいですしね。
男性だと仕事でも中堅で、会社でも重要なポストになったりしやすい時期ですしね。
②厄払いしても不運の人はいる
厄払いしても不運はあるということです。
これは私の経験です。
厄年のお祓いはしっかりしました。
しかし私にはこの厄年、かなり乗っかかりました。
転勤の身で震災にあう、交通事故3回すべて貰い事故、婦人科の疾患などです。
しかしこれらがすべて重なっていると思ったのは、厄が終わったころ。
当時は厄だからとは思っていませんでした。
今考えるとここまでの出来事が起こったのは厄だからなのかなと思いましたが、今元気に生きていられるので良かったなと思います。
でも私はしっかり厄払いをしました。
だから意味がないと言われるのもわかります(笑)
③厄払いしなくても何も起こらない
一方私とは真逆に、厄払いもしていないけど何ら何も起こらず、むしろ結婚や出産でこのころはすごく幸せに過ごしたという人もいますよ。
厄払いして無くてもなにもおこらなかったから厄払いの意味がないということですね。
厄払いしないとどうなる?
厄除けは「絶対にしなければならない」という義務はありません。
前述しましたが、役年にお祓いをしないからといって必ず厄災にあいませんよね。
災難に遭ったとしても、それは厄年だからでは他に原因があることも十分に考えられるでしょうし、他の時期でももっとひどい目にあっていることもあります。
普段から迷信を全く信じていなかったり、厄年があっても意識していない人、すごく意識している人など気持ちの問題も大きく作用するでしょうね。
厄年にやると良いこととは?
厄年には、社寺に参拝して厄払いをしたり、厄除けの品を身につけたり、周囲の方を会食に招くことで厄を少しずつ持ち帰ってもらうなど、さまざまな方法で厄を払う方法があります。
昔から、厄年を迎える方に、長いもの、うろこ模様のもの、七色に輝くものなどを厄除けの品として贈るとよいとされています。
逆に、厄年の自分はそういうものをもらうように頼んでもいいと言われていますよ!
その他にもあります。
・バランスの良い食生活をすること
厄年は体調を崩したり病気になる方が多くなるので食生活には気を配っておくと良いかもしれませんね。
・整理整頓をする
整理整頓することで自分の頭の中も整理することができ、ストレスの原因なども整理することができてスッキリするのです。
・毎日掃除する
厄年の過ごし方で良いとされるのは毎日お掃除することです。清める行為はとても効果的だと言われますよ。
厄年を信じる信じないは別としても、年齢的にも食生活に気を唾ったほうが良いし、整理整頓で気持ちが良いといわけですから、気休め程度にしておくことに越したことはありません。
まとめ
厄年に災難が起こるというのは根拠がありません。
ただ年齢的にターニングポイントであったりするので健康面では不調になりがちです。
自分が信心深い方は気休めでお祓いや身の回りの整理整頓、掃除などをしておくと気持ちも晴れやすくなります。
あまり意識しすぎると人生楽しめない数年になっていきますから、ちょっと気がける程度にして楽しいことは楽しく過ごしましょう。
そして嫌なことがあれば厄年のせいにしてしまうのもひとつのストレス解消法!
これだけ嫌なことが厄であったからもうこれ以上のことはないなと思うと気持ちがすっきりします!