生徒会選挙は、中学の時に私も一度出ました。
あまり私自身はしたいと思っていなかったのですが、今となっては良い経験です。
結果的に副会長だったのですが、選挙中や準備中がとても思い出に残っています。
そして得てして学生の生徒会長選挙というのは、比較的人気者が当選するのです。
勉強ができるからというよりは、声が大きくてスポーツができるとか、おもしろいとか。
そういう傾向から、今回の記事では、生徒会選挙で人気者に勝つ方法、演説のコツ、生徒会選挙演説の例文を紹介していきますね!
生徒会選挙で人気者に勝つ方法5選!
生徒会長選挙のライバルは普段から人気者なので、これは敵としては強敵です!
何とかして勝ちたいのですが、人気者は友達も多くなかなか見込みが薄くなっちゃいますよね・・。
でも諦めないで!!
勝てる方法もあります!
生徒会選挙で人気者に勝つ方法その1:自分をしっかりアピールすること
生徒会の選挙に勝つための一番のポイントは、多くの生徒たちがあなたに投票したくなるような、心を引く印象をしっかりと形作ることです。
それは、あなたが生徒会に関わることで学校生活がもっと楽しく、もっと魅力的になると感じさせることが大切です。
「この人が活動をしていたら、学校が明るくなるな」と皆に思ってもらえるような、ポジティブで魅力的な計画やビジョンを持っていると、生徒たちはあなたに惹かれます。
これは、中学校でも高校でも変わらず、生徒会の選挙は、多かれ少なかれ人気が影響する部分が大きいのです。
ただ真面目なだけでは物足りないので、ユーモアを交えたり、クラスメイトが楽しめるような提案をしたりすることも忘れずに。
誰もがフォローしたくなるような、魅力に溢れたリーダー像をしっかりと演じることが、自分を上手く前に出すためには不可欠ですよ。
だから、自分の魅力を最大限に引き出し、誰もが注目する存在になるよう努力することが、生徒会選挙で勝つための大切なポイントなんです。
生徒会選挙で人気者に勝つ方法その2:人気の生徒をサポートにつける方法
たとえあなたが多くの生徒から好かれているとしても、生徒会選挙で一人きりでの勝利はなかなか大変です。
生徒会選挙では、特に人気が物を言う場合が多いので、学校で目立っている、あるいはカリスマ的な魅力を持つクラスメイトや友達を自分の側につけることは、勝利への効果的な手段です。
これは、その人気の生徒が支持を表明することで、彼らのファンや友人もあなたを支持するようになるからです。
たとえば、他の生徒たちが尊敬や憧れを抱くような人気者に、生徒会選挙での応援を依頼すると、あなたへの投票が大幅に増える可能性があります。
彼らが応援していると聞けば、「その人が応援しているなら、私もこの候補者に一票を投じよう」と多くの生徒が考えるかもしれません。
さらに、積極的に人気のある生徒たちにアプローチをかけ、もし可能であれば、選挙活動のためのスピーチや応援を依頼するのも良いアイディアです。
彼らの言葉は、生徒たちに大きな影響を与え、あなたのために多くの票を集めることができるでしょう。
このように、自分一人の力だけではなく、学校内で影響力のある他の生徒たちの力を借りることが、生徒会選挙で勝つための賢い戦略なのです。
生徒会選挙で人気者に勝つ方法その3:目を引くポスターの力
生徒会選挙では、他の生徒たちに自分の名前と顔をしっかり覚えてもらうことが、勝利への第一歩です。
そのためには、印象的なポスターが非常に効果的な手段です。
競争が激しい生徒会選挙戦では、他の候補者たちの中からどれだけ際立って見えるかが、最終的な結果に大きく影響します。
ですので、ポスター作りは慎重に!
どの役職に名乗りを上げているのか、自分の所属するクラス、そしてもちろん名前も明記しましょう。
さらに、人々の心に残るような、キャッチーなスローガンを考えるのも良いアイディアです。
もし可能なら、絵が上手な友達にインパクトのある似顔絵を描いてもらい、それをポスターに大きくフィーチャーするのも素晴らしい方法です。
そうすることで、ポスターはただの紙切れでなく、あなたのキャンペーンの顔とも言える存在になります。
ただし、デザインには気を付けて。
複雑すぎると情報が多すぎて逆に伝わりにくくなります。
シンプルだけど印象的、そして一目で何が伝えたいのかがわかるようなデザインが最適です。
視覚的に訴えかけることで、生徒たちの注意を引き、あなたに投票したいと思わせることができます。
結局のところ、ポスターはあなたのキャンペーンメッセージを伝える重要な手段。
それを最大限に利用することで、選挙戦はあなたにとって有利なものに変わるでしょう。
生徒会選挙で人気者に勝つ方法その4:みんなが支持する明確な公約
生徒会選挙では人気が大事ですが、それだけではなく、しっかりとした公約も必要です。
だから、みんなが納得し、応援したくなるような公約を立てることが大切です。
例えば、
- もはや必要のない古い校則をなくすこと
- 楽しくない学校のイベントをもっと楽しくする方法を提案すること
- 新しい活動やイベントを始めること
- 学校でのいじめをなくすこと
など、生徒全員が「いいね!」と思えるようなアイディアです。
ただの人気者で終わらず、しっかりした考えがあることをみんなに見せることが、生徒会選挙で多くの人に支持されるポイントです。
みんなが共感できる公約は、選挙で勝つためには欠かせないものですよ。
生徒会選挙で人気者に勝つ方法その5:心に響くスピーチの力
生徒会選挙で一番心に残る方法は、自分の声で直接、学校全体のみんなにメッセージを伝えるスピーチです。
スピーチで大切なのは、もし生徒会の役員になったら何をしたいのか、その計画をみんなが理解しやすいように説明することです。
ポイントを明確にして、大きな声で自信を持って、あなたの思いを一人ひとりの生徒に届けるようにしましょう。
自分のスピーチだけではなく、友だちの応援スピーチも大事です。
たくさんの友だちがいるか、目立っているクラスメイトにスピーチで応援してもらうと、より多くの生徒にあなたのことを知ってもらえ、投票にもつながるかもしれません。
スピーチはただ話すだけではなく、聞いているみんなの心に響かせることが大切です。
あなたの熱意や学校を良くしたいという強い気持ちを言葉を通して感じてもらいましょう。
その力が、生徒会選挙で勝つための重要な一歩となりますよ。
生徒会選挙の演説のコツとは!
生徒会選挙の演説は、面白くないのもダメ、面白さばかり狙ってもダメという加減の難しい演説です。
必ず入れ込むことからご説明します。
①学年、クラス、名前、ニックネーム
このニックネームは覚えられやすい、呼ばれやすいものにしましょう。
②立候補の動機
本当の動機を後でいい、始めにすこし冗談をいれましょう。
立候補したのは「モテたいからです・・」とはいえ、女子だけに出なく生徒みなさんに・・・的な感じです。
③公約
これも前述でお話しましたが、生徒さんたちにとって有益であることが必要です。
それとあり来たりじゃないことですね。
④一票のお願い
これは選挙でよく聞く、あなたの一票をお願いします的な依頼です。
このなかの①と④は特に大きな声でゆっくりとはっきりと!
伝わりやすいのがポイントです。
③の公約は長く話すのではなく、箇条書きのように「1!〇〇〇 2!〇〇〇」というほうが覚えやすいしインパクトも強いですよ。
この演説で人を引き寄せられるかがけっこうなポイントですし、今までなんとも思っていなかった人が振り向く大いなるきっかけとなり得ます。
充分に策をねっていきましょう。
前述もしましたが、ここで少し応援演説してもらう時間をとるのも有効ですよ!
生徒会選挙の演説の例文
では選挙演説の例文を紹介します。
ただ、すべてではなく抜粋でお伝えしますね。
例文①
このたび生徒会に立候補しました●年●組●●●●です。
部活はサッカー部で副部長をしています。
この学校は良い学校なのですが、毎年の新入生の数が割合として減少しています。
私は、この学校が本当に良い学校であることを、「もっとアピールしたい!」と考えています。
アピールできるようになるにはネタが必要で、
そのためにはもっと魅力的な学校にすることが必要だと思っています。
そのためピッタリの人選が私だと思っています(笑)
ぜひ私を信じてまかせてもらえないでしょうか?
例文②
生徒会に立候補しました〇年〇組〇〇〇〇と申します。
私が生徒会に立候補した理由に、学校をもっとキレイにしたいと思ったことがあります。
校舎が古いとはいえ、掃除で綺麗になる部分もおろそかになっていたりしています。
学校のキレイさはそこにいる人たちを表すものだと思っています。
私たち生徒の今の雰囲気が学校のキレイさに比例しているのです。
だからもっと学校を、学ぶ環境をキレイにしたいと思い今回立ち上がりました!
一緒に学校をキレイにしませんか?
生徒会選挙の演説では、学校をどうしたいか、自分がなることで何ができるかということを伝ることで、生徒からの賛同を得られるかという点になってきます。
わかりやすく簡潔に言いたいことが伝わるように、短くまとめることが大事です。
何をしたいか、何のために、そしてその効果は・・この3つが伝われば、あとはどちらかと言えば印象勝負になります。
学生の生徒会というのは、もちろん公約や演説もそうですが、雰囲気が一番左右するのです。
この人おもしろそう、この人なら信頼できる、この人なんかやってくれそうというような期待感を持てる人かどうか、今までとはなにか変わるかもしれないという予感を感じさせられるかどうかが鍵になってきます。
演説の内容は明確にわかりやすく、あとは話し方や惹きつけ方の勉強が必要ですね。
生徒会選挙の演説でインパクトのある例文
例文③
〇年〇クラス〇〇〇〇です。ニックネームは〇〇です。
忘れないでください(笑)
私が生徒会長に立候補した理由は〇〇〇です。
そのため、公約としては
1.●●
2.●●
私が生徒会長になったからには、日本一●●な学校にするとお約束します!
ですので、みなさん私に投票をお願いします。
例文④
私は〇〇〇をしたくて、生徒会長に立候補した●年●組●●●です。
突然ですがみなさん、上を向いてみてください。
はい、ありがとうございます。
このように私はこんなにたくさんの人を一言で動かすことができます!(笑)
これが私の特技です。
私が生徒会長になった暁には、学校を○○〇にしたいと思っています、
いや、します!
なぜなら私が生徒会長になりたかった理由、動機は〇〇だからです!
みなさん全集中で力をください!
スベるのを覚悟でユニークに走ると、すこし人は動くでしょう(笑)
生徒会選挙でのインパクトのある公約例3選
生徒会選挙でのインパクトがある公約例を紹介します。
学生から好かれるために公約をかなり学生よりにしてしまうのも違うし、あんまり固い公約にするのも、学生から指示を得られない結果になるのでバランスが求められます。
公約例①
ジェンダー平等での自由を約束します!
学校の制服で校則を守っていれば、ズボンスタイルでもスカートスタイルでもOKの校則を作り、ジェンダーフリーの校風を作ります。
公約例②
男女交際OKの公約を掲げます。
今は暗黙の了解となっていますが、もっと堂々とOKにします。
ただし、校則の範囲でという規定は設けます。
公約例③
アルバイトOKの公約をします!
ただし、時間や回数など勉学に支障がでないようにすることが大事です。
ただやみくもにOKするのではなく、そこに規定を設けてアルバイトは賛成する公約を出します!
この3つは時代に伴って必要になってくる範囲にもなっているので、先生に相談してOKをもらっての公約になると思いますし、認められない学校も多くあると思います。
でも当たり前の事を公約にしても、学生からするとつまらない。
学生が求めていることと公約が一致、公約が学生にとって魅力的でないとその人を推す意味がありません。
しかし先生や学校のとの兼ね合いがありますので、これが日ごろの行いや先生からの信頼がどれだけあるかにかかってきます。
学生のためにメリットがあるだけの公約では学校としても違いますし、学校としてもメリットが得られることが大事。
例えばジェンダーなんかはOKになると、入学者が増えるかもしれない大きな広告にもなりますよね。
それを先生にアピール、プレゼンするのです!
生徒会選挙での演説は身だしなみも大切!
生徒会選挙ではもちろん内容も大切ですが、見た目も本当に大切なのです。
学校の代表の生徒会に入る人が清潔でなかったり、身だしなみを整えてないと、生徒の模範にもなりませんし学校の代表としてもふさわしくないでしょう。
学校の身だしなみの規則は最低限守っておきましょう。
そのうえで、印象として明るく清潔感を出したいので、男性なら前髪もなるべく短く、女性は髪が長いなら縛って、オデコをだしているととても理知的にかつ明るい印象に見えます。
ただ、かっちりするのは良いことなのですが、学生の時っておしゃれや見た目にもこだわりたいですよね。
かといって、校則を守っていなければ生徒会の資格もないので、難しいかもですが、そのバランスが絶妙だと良いですね。
やっぱり生徒からすると印象的に近づきやすく、話しやすく相談しやすいような雰囲気が出ていると良いでしょう。
学校の先生からは、信頼や真面目さがうけるとは思いますので、そこのバランスが図れた見た目になるよう意識してみてください。
別記事では、生徒会選挙に落ちた時の悔しさなどについても紹介してますので、そちらも見てみてくださいね。
まとめ
生徒会長立候補の演説は大切なポイントですよね。
長々離さずに言いたいことを簡潔に、そして印象に残るスピーチにしましょう。
自信がなければ応援演説を頼んでもいいですしね!
この人にならこの学校を任せたい!この人がなったらなんだか面白そう!
そう言ってもらえる、演説をしてやりましょう!!!