生徒会の選抜の時期って全員ではないにしろ、関わる人たちはソワソワしますよね。
生徒会も最近は頭がいいからとかそういう理由ではなく、学校を楽しくさせてくれそうとか、盛り上げてくれそうとか、そういうのが決め手になってきているんですよ!
自分が生徒会に入るには、選んでもらわなければいけない。
元々かなり顔の広い人ならともかく、普通に生活をしていると自分の事を知らない人なんて学校に大勢いますよね。
そういう人たちに自分がどういう人か説明するのが演説だったり、貼りだす紙だったり、アピールの時なのです。
その時にどういう立候補理由で、学校をどうしていくのか、そして自分の人となりはどういうものなのかなどを作る必要があります。
しかもそれは役職によってまたアピールも違ってきます。
今回の記事では、生徒会の立候補理由の書き方と例文、経験者の書き方、意気込みの書き方などを紹介していきますので参考にしてくださいね。
生徒会の立候補理由の書き方と例文!
生徒会の立候補理由ってものすごく大事になってきます。
なぜ生徒会の立候補するのか?
なぜその役職を選んで立候補するのか?
有権者たちがこぞって見に来るのが立候補理由なのです。
一番いい理由は、候補者自身の強みや長所を活かすことによって、学校に利益をもたらすことができるということです。
これはある意味一石二鳥の考えなのです。
しかも有権者は「これが得意なら、この人はやってくれそうだ」という説得力にもなるのです。
次にいい理由は、「学校をこうしていきたい」という志を明確に持っていることです。
生徒会に入りたいのは当然学校を良くしたい、学生の気持ちも汲んだものにしたいというところが主なのです。
ただ絵に描いた餅のようにきれいごとや理想論を並べるだけではなく、今まで実際にどういうことをして何を感じ、どう変えていきたいからどうするという明確な気持ちがないと弱いですね。
おそらく有権者としては、
・口だけの人
・何も変革できない人
・理想論だけで何も実行できない人
というのが一番不必要だと思っています。
だからこそ生徒会への立候補の動機ってものすごく重要になってくるのです。
それでは例文をちょっと作ってみますね。
「今回私の立候補した理由というのが、私の長所を活かすことで学校を良くできる事に繋がるということと、自分の成長ができるというこの二点です!
まず長所は、行動力とスピードです。
物事を決定することが早く、決めたら即実行というのが性格であり持前の長所だと思っています。
思っているだけでは、言っているだけでは何も変わらない、行動しないと変わらないというのは昔からの私の信念です。
だから決める事、そして決めてからの行動が早いということで、行動力とスピードを活かせると思ったのです!
それによって掲げた公約やみなさんの思いなど数多く学校生活に反映していけると思っています。
私の長所を活かして学校の変革を実行し結果を必ずだします。
それによって自己成長できるので、私としても自分自身の糧になると思っています」
というように、長所をいかすことで学校が良くなる、何かが今までと変わると予感させるようなものはいいですよね!
自己成長は一見自分勝手、独りよがりなイメージがあるでしょう?
でも実際は、良いことばかり言う人より自分のことを入れる事で、きれいごとだけじゃないリアルさも伝える事ができるのです。
生徒会の立候補理由の書き方で経験者の場合は?
生徒会の立候補理由の書き方で経験者の場合は、ちょっと書きやすい経験者ならではのメリットがあるんですよ!
以前経験したからこそ内容を理解していることのアピールもできるし、やり残したこと、悔いがあるということを伝える事も出来ます。
以前生徒会をしたことで、任せたいと思える信頼度も高まるんです。
以前経験したことはかならず立候補の理由として説得力、信頼力を増します!
例文にしてみますね!
「今回私が立候補したのは他でもない前回の生徒会でやり残したことがあるのです。
そしてそれをどうしても学校のためにやり遂げたいという思いが強くあります。
前回やり残してしまったのは、私はその時始めての生徒会で何をやるにも初めてでノウハウもなく、正直追われてしまっていたのです。
やり残したというのも最初に掲げた公約は果たせたんです!
でも、生徒会を実際やりながら、こうしていきたいと言う気持ちがより明確になり、より熱い思いになったころに任期が終わってしまった・・・
これでは不完全燃焼だと思って、今回立候補しました。」
というように、前回した時に無能だったわけではなく、あくまでも公約は果たしたことを伝える事で結果を出せるアピールをすること。
そして、やっていてもっと思いがでてきたということの思いの強さのアピール、前回経験しているということでの知識や経験の豊富さのアピール。
このアピールを上手にしていくことで、生徒かい立候補理由としてはかなり優位な位置にたてる事になると思います!
生徒会の意気込みの書き方と例文!
生徒会の意気込みの書き方と例文を紹介してみましょう。
生徒会への意気込みというのは、もちろん熱い思いも前提ですが、本当に実行してくれるという実力も必要なのです。
正直有権者たちは誰であろうがあまり期待していないと思います。
なぜなら学校が生徒会のおかげで劇的に変わったことってそうそうないし、あまり生徒にメリットを感じないからなんですよね。
だから有権者が求めているのは、変革が奇抜や突飛ということではなく、生徒の思いを代弁してくれて、そしてそれを着実に実行して結果を出して変革してくれることなんです。
ちょっと極端に説明すると、
男女交際OKにします!という意気込みや公約より、校則の一つを無くしますという小さい内容でも必ず成し遂げる人のほうが信頼性が高いのです。
ちょっと例文を書いてみましょう。
「私は今回自分の長所を活かして学校をもっと楽しい場所にしたいとお話したと思います。
その想いはこのクールな顔立ちでは伝わりづらいかもしれません(笑)
もっと熱い思いを大きな声で顔中、体中で表現できれば・・・と思いますが、私の強みはそこにはなく、私の強みは「必ず事を成し遂げる」ということなのです。
どうですか?
みなさん、どれだけ大きな夢より、小さな夢でも叶う方が素敵ではないですか?
お金持ちになると夢見るだけより、小金持ちになると夢みて叶う方が良くないですか?
私の意気込みは声や表現では表しづらいので伝わりにくいでしょう。
でも必ず結果としてみんなに返すという意気込みは確実に一番秘めていると思います。」
生徒会の役職ごとの立候補理由を書く場合のポイント
生徒会にはいくつか役職があります。
その役職は適職などがそれぞれにあります。
会長、副会長、書記、会計などなどそれぞれの役職にこの人は適している!と思ってもらえるような理由を書けるようにしたいですよね!
立候補理由を役職ごとに書く場合のポイントを紹介してみますね!
①その役職はこの人に任せるのがぴったりだ!と思われるような理由にする
②気持ちだけでなく今まで出した結果を紹介して実績で説得力を付ける
③この人がやると今までとは変わりそうだという期待を感じさせられること
④学校と生徒とのバランスを取った理由にすること
⑤役職が適職だという根拠を必ず入れる事
こういうことをポイントに置いて書いていくと、惹きつけられる内容になるでしょう。
結果や実績がないと、絵空事や理想論ばかりで説得力がかなり薄れますし、今まで通りの学校になるなら今までと何ら変わりないから別に誰でもいいと思ってしまうのがほとんどの人です。
それに生徒会長立候補の人が、会計に強そうなイメージ、副会長の人が書記に強いイメージというような感じになってしまうとこれまた問題。
その役職に対してぴったりくるという感覚を持たせる必要がありますよね!
生徒会の役職ごとの立候補理由を書く場合の例文
生徒回の役職ごとの立候補理由を書く場合の例文を紹介してみます。
〇生徒会長
「私は生徒会長に立候補しました。
立候補理由は学校を今よりももっと通いたい心から思えるような学校にしたいからです。
私は中学校時代と今も〇〇部で部長をしてます。
長所として、声が大きく、責任感があり、必ずやり遂げるという強みがあります。
それは実際に今までの部活で私がキャプテンになって県大会初3位という部活史上初めての結果をだしたからです!
この実際にやり遂げる力を使って、学校のため生徒のみんなのために役立てる事は内科と考えて生徒会長に立候補しました。」
〇生徒副会長
「私は生徒副会長に立候補しました。
生徒会長として立つという選択肢ももちろんあったし、想いでいえばそれほどあります。
しかし私は自分の特性は、人を支えることが向いていて、トップの人が最大限パフォーマンスを発揮できるように環境を整えるほうが向いていると思っています。
それに生徒会長の考え、想いを聞いて同じだと感じ、支持したいと心から感じたので私が副会長になることで、さらに学校をよくできると思ったのです!」
〇会計
「私は会計に立候補しました。
学校をこうしていきたい!という強い思いは生徒会長には負けません。
私は昔から周りからも堅実さと信頼性を褒められてきました。
先生や友人などからも、〇〇に頼んでおけば確実に成功すると言う言葉をもらうことがあったしそれを言われるのも嬉しかったのです。
私は生徒会長の思いに賛同して、どこに本当に掛けるべきお金をかけるのか?必要のないお金を必要のあるところへ回していくなど、学校がよくなるための会計をできる自信があります」
まとめ
生徒会の立候補理由はとても大事。
大事なポイントは、どこまで熱い思いがあって、その熱い思いをどこまで本当に実行できて具体的に変えられるのか?
この人ならやってくれる!と思わせることがとても重要なのです。
想いだけではなく実績や自分の長所短所を語りながら話してくことで説得力も増していきますので、リアルと思いのバランスをとった志望理由を作り上げましょう。