保育士さんがお休みになるって、保護者としては少し不安になりますよね。
でも理由が妊娠出産であればどうでしょうか。
保育士だって妊娠出産があって当然のことで、保育士だからダメだという理由はありません。
それに保育士になる人って子供が好きな人が基本だから、自分の子供は持ちたくて当然だと思います。
でも保育士的には、自分が妊娠してもちろん嬉しいけど、仕事の事を考えると申し訳ない思いになるんです。
今回の記事では、保育士の妊婦って迷惑なのか、妊娠報告のタイミングや注意点をお伝えしていきます。
保育士が妊婦って迷惑!?
まず、保育士が妊婦って迷惑なのでしょうか?
結論から言うと、迷惑だなんて絶対あってはならないこと!
迷惑と思われているなんて思わないでください。
例え一部の人がそう言っていたとしても、その考え方が間違っていると断言できます!
ただ、保育士であろうがなかろうが、妊婦さんを相手にするとやはり気遣うことが出てきたり、配慮する部分が出てきたりします。
でもそれは、お互い様。
いつかあなた以外の保育士だって妊娠するので、その時に助けてあげる事ができるんですから!
前述しましたが、妊婦の保育士さんに配慮すべきことは確かにあります。
まずはその懸念事項をあげてみましょう。
・運動会などの動く行事の制限
・つわりなどでクラスが見れなくなる
・子供とぶつかることが日常茶飯事なので、そういう状況に気を付ける事が必要
上記のような体調面、行動面で気を付けなければいけないことは確かにあります。
そしてそれは妊娠中で、出産育児となるとお休みが必要になってきます。
そうなったとき、担当のクラスを持っている保育士であれば、担任が途中で変わることに対する不安は子供や保護者に多少出てきます。
この懸念事項をどれだけ少なくするか、そして子供の気持ちなどのフォローを一番に考えてどうするかということを決定しなければなりません。
そのためには、妊娠したときの報告のタイミングが大切になってきます。
保育士の妊娠報告のタイミングや注意点とは!
保育士の妊娠報告やタイミングについて説明します。
保育園の行事は何かしら一年中あります。
だから行事に配慮して妊娠計画などはできることではありません。
だから普通の会社員と同じように妊娠はいつしてもおかしくないし普通です。
保育士だから時期を考えろというのもおかしな話ですから!
ただ、報告はとても大切なことです。
妊婦への配慮も必要だし、他の保育士からの助けも必要。
保護者や園児にも知って貰う必要があるからです。
まず基本的には安定期に入ったころにお伝えするのが良いでしょう。
不安定期はまだ何が起こるかわからないので、安定期になってからが良いです。
ただ、つわりがひどいとなると、やはり業務に支障がでてきますので、安定期を待たずお伝えして早めにフォロー体制を組んでもらいましょう。
前述しましたが、お互いさまのことなので、もし他の保育士が妊娠したときには協力してあげればよいので、遠慮なくヘルプを出しましょう。
ヘルプを出すことは自分のためだけでなく、園児を守るためでもあり、保育園そのものの運営のためでもありますので、遠慮しないで言いましょう。
女性が多い職場なので、理解はしてもらいやすいはずです。
子供の誕生を祝ってヘルプをしてくれないような保育園に子供を預けたいとは、保護者としても思いません。
だからしっかり自分の体調を優先に報告をするようにしましょう。
その後、子供たちへの伝えるタイミング、伝え方、保護者へのタイミング、伝え方を上司と話し合い決めていきましょう。
少し余談ですが、私個人的には妊婦さんの保育士さんと子供が接するのってすごく良いことだと思っています。
年中、年長さんだとだいたい物事の理解ができてくるようになります。
妊婦さんという貴重な期間、赤ちゃんがおなかの中にいてどうやって育つのか、大切にしてあげることなどいろいろ情緒を学ばせてあげられる。
そして園児たちも、こうやって大切にされて産まれてきたんだよと教えられる。
それってとても素敵なことだと個人的には思うのです。
まとめ
何度もお伝えしていますが、保育士さんだから妊婦になると迷惑ということは絶対にないということ!
今保育士が見ている子供たちもそうやって生まれてきたし、保護者も妊婦だったから今お子様を預けているのです。
みんなお互いさまなのです。
ただ、つわりや体のことでの配慮は必要なので、報告は必須です。
タイミングは順調であれば安定期でOKですが、つわりがひどいなど何かあればその時点で報告してヘルプを申し出ましょう。
日頃一生懸命、いわば他人の子供の面倒を見てくれている保育士さんです。
できることは保護者としても協力をしたいと思う人の方が多いはずですよ!
安心して妊婦時期を過ごせるようにしたいですね。