子供が好きで保育士になりたいと思ったけど、実際に仕事をしてみると辛い・・・。
自分が思ったようにうまく動けないことや、保護者からのクレームで参ってしまったり。
子供が好きなだけじゃ保育士は務まらないんだなということを痛感して、辞めたくなってしまうんですよね。
心や体が壊れる前に自分を大切にするために、退職ももちろん一つの選択肢です!
ただ、退職の前に少し考えてから再度冷静になり決めて欲しいなと考えます。
今回の記事では、うまく動けないので辞めたいと思った時、クレームで辞めたいと思った時などについて紹介していきます。
保育士をうまく動けないので辞めたいと思った時は?
保育士を仕事にして頑張ってはいるのに、思った以上に自分がうまく動けない。
そんな自分を目の当たりにして、「向いていないんではないか?」と辛くなりますよね。
もちろん辛すぎたり、イヤになったりの限界が来て辞めるのは全然良いのですが、せっかく資格をとって頑張ってきた仕事、もう一度冷静に考えてみてから辞めても遅くないのかも!
そもそも保育士でうまく動けないというのは、
・まだ数年で慣れていないため
・ポイントが掴めていないから
・他の保育士と比較するから
という点で生まれてくる問題ですよね?
まず、慣れていないということは、新人であればうまく動けない時は、先輩もみんな同じ道を通ってきていて今があるということなんです。
だから判断として早すぎるかもしれません。
ポイントが掴めていないのも同様に、数年働いてきたものの全体はわかってもコツを抑えていないため、全部に全力になってしまう。
これは頑張っている証拠でもあるのですが、大事なポイントを押さえてコツを掴んで動くというのも大切なことになってきます。
この2つの点においては、まず話しやすい先輩に話してみましょう。
それか他の保育園の先生で元同級生の保育士さんなど。
そうすると意外にもみんな同じ道を通ってきているかもしれませんよ?
あなただけが動けないのではなく、みんな同じ時期があるということですね。
そして他の保育士と比較するからという点ですが、これは本当に意味のない行為です。
もちろん他の先生の得意なことなどを真似したり参考にしたりするのは、全然前向きなので良いことです。
でも、できないことを人と比べるのはナンセンスです。
その比べている人も苦手としていることはあるはずです。
完璧な人間がいないように、完璧な保育士さんもいません。
そして保護者の立場で言わせていただくと、完璧な保育なんてできないと思いますし、保育士さんには感謝している親がほとんどです。
子供たちは家で先生が大好きだと言っています。
だから、「マイナス面だけを見ないで得意な分野を伸ばしていこう」という考え方ができると良いでしょう。
保育士を保護者からのクレームが原因で辞めたいと思ったら?
保護者からのクレームは辛いことですよね・・・。
どうしても出てしまうこともありますもんね。
ふたつあると思います。
ひとつは、保育園側が本当に悪くて出てきたクレーム、もう一つはただのクレーマーからのクレーム。
正直後者は、放っておいてよし!
というか、一保育士ではなく園長や上司の対応で良いのです。
ただ、保育側が悪いことでクレームがある場合は、「真摯に受け止める」または、「今後の改善に活かす」ことが重要です。
クレームは確かに言われると辛いのはよくわかります。
でも本当に怖いのは、言わないで裏で言っている人たちですよ!
表で堂々と言う人は、ほぼ改善を期待しているからかもしくは完全なクレーマーなのです。
私が一度保育士さんにお願いをしたことがあります。
それは挨拶を目を見てしないことでした。
朝いっても、親とすれ違っても子どもとすれ違っても挨拶がない、したとしてもながら挨拶、声が小さくて聞こえない・・・。
挨拶って大事なことだし、なにより保育園が子供にそう教えているのに、その大人ができていないのはどうなんだろう・・と思って。
私自身も、もちろん気を付けていかなければいけないと思ったことでしたし。
でも保育士さんはクレームと取ったかもしれません。
そう思われるのがイヤで黙っていたのですが、気づいていないだけかもと思って、子供のためにも言おうと胃の痛い思いをしながら伝えました。
このように言う側もけっこう辛い・・・。
でも子供の為に改善してほしいという希望で願いなのです。
だからクレームよりお願いというスタンスで取ってもらえると嬉しかったり・・。
そういうタイプの方が保護者には多いと思います。
完全なクレーマーは、もう上長に任せましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
保育士をしていて、うまく動けない・保護者からのクレームが辛いという点で辞めたいと思ってしまった時、一度先輩に相談してみる事をお勧めします。
冷静に判断し、それでも辛かったら、自分の心と体は守りましょう!