大阪は難波にある生國魂神社(いくたまさん)で、
毎年7月11日と12日に生國魂祭りが開催されます。
場所は難波にあり、地下鉄千日前線・谷町線「谷町九丁目駅」下車で徒歩数分か、
近鉄大阪線「大阪上本町駅」から徒歩10分ほどの距離に生國魂神社があります。
地元の方からは「いくたまさん」という愛称で親しまれています。
生國魂祭の屋台は?
生國魂祭の屋台はたくさんで飲み物から食べ物、
ゲームまでたくさんあります。
大阪名物たこ焼きやお好み焼きはもちろんのこと、
アルコールやお団子、ポテト、イカ焼き、わたあめなど、
色々な屋台がひしめき合っています。
さすが商人の町だけあり、商売の熱気を感じます。
私個人的には「甲子園名物 げそやき」と書かれた屋台で買ったげそ焼きを
チューハイと一緒に飲むのがなんとも忘れられない味でした。
しっかりとでも昔懐かしの優しいおしょうゆ味で、
大きなげそはプリプリで食べ応えがありました。
屋台が並ぶ横に公園があるのですが、
小さな子供たちが駆け回って楽しんでいました。
買った食べ物などもその公園で座って食べられますが、
木が多いため蚊もたくさんいたので、
虫除けスプレーを持参することをお勧めします。
生國魂祭の見どころ
日が落ちてきてからは神社の境内に移り、
地元の方によって行われる行事をみてください。
いくたまさんの最大の見どころは、
なんといっても「枕太鼓」「獅子舞」「金銀神輿」の「おねり」です!
「え?!?!事故?!?!」と思わせるほどの
パフォーマンス「おねり」ですよ!
「枕太鼓」は青いタスキに赤い烏帽子を被った6人が、
枕太鼓を挟み向かい合って太鼓台に座るのですが、
叩いている間中台は前後左右に倒されます。
初めて見た時には事故かと思い、こっちが焦ってしまうほどです。
何度も何度も台が45度から90度倒されるのですが、
それでもなお「あーよいしょよいしょー」と言いながら太鼓を叩き続けます。
そして周りの男たちが素手で台を立て直す。
倒しては直し、倒しては直しの繰り返しがハラハラさせられ、
見入ってしまいます。
「金銀神輿」は美しく煌びやかに飾られた2台の神輿が境内を走り回ります。
「そーりゃそーりゃ」という掛け声のもとに上下左右に激しく揺らされ、
途中すごい勢いで走り回るのですが、
見ているとまるで2台のお神輿の喧嘩のようです。
観客の目の前ギリギリまできてくれるのでこちらも迫力満点です。
鐘の音も甲高く響き渡り、お祭りムードが高まります。
「獅子舞」は子供達のお囃子や太鼓に合わせて、
赤と緑の獅子舞が舞を踊ります。
小さな子供たちがお囃子を吹く様子や、
獅子舞の動きがなんとも愛らしく可愛いのでほっこりさせられます。
生國魂祭の混雑は?
大阪・難波のお祭りということと、
毎年7月11、12日と割と早い時期のお祭りということもあり、
いくたまさんは大変混み合います。
毎年約20万人の来場者があります。
2019年は11日が大雨だったということもあり、
12日には特に集中して来たようで、
夜の7時くらいには歩くのも困難なほど賑わっていました。
大阪の商人熱気で「ザ・お祭り」な雰囲気ですよ。
生國魂神社は難波にあるので、電車で気軽に行きやすいお祭りです。
駐車場もトイレも大変込み合いますので、電車で行くことと、
トイレは事前に済ませておくことをお勧めします。
生國魂祭は大阪4大祭りの一つ!?
「大阪」というと「天神祭」が有名ですが、
実はこの「生國魂祭」も有名なお祭りです。
大阪の3大祭りを挙げる時に「愛染祭、天神祭、住吉祭」という人と、
「生國魂祭、天神祭、住吉祭」という人がいます。
その所以は未だ分かりませんが何か歴史的背景があるのでしょう。
ちなみに、今回私を生國魂祭に連れて行ってくれた友人は、
子供の時から「いくたまさん」に毎年来ていたという地元育ちの生粋の大阪人です。
もちろん彼女も「生國魂祭は大阪3大祭りの一つなのよ」と言っていました。
とにもかくにも大阪4大祭りの一つは生國魂祭なのです。
まとめ
今年は仕事帰りにでもふらっと立ち寄って見てください。
迫力満点のおねりはお見逃しなく!
生國魂神社は「縁結び」の神様です。
訪れた際はお参りも忘れずにしていきましょう。
7月11日と12日にいくたまさん で夏解禁しましょう!
そして皆様に良いご縁がありますように。