和歌山県白浜町の白良浜ビーチでは、夏に熊野水軍埋蔵金探しが開催されます。
熊野水軍が航海しているときに嵐に見舞われ、白良浜ビーチに打ち上げられ、そこに多くの宝を隠したという言い伝えにちなんだイベントです。
参加費が無料で平日にもイベントを開催してくれることから、老若男女問わず人気の高いイベントとなっています。
そんな熊野水軍埋蔵金探しはどんな景品があるのでしょうか?
大量獲得のコツや日程などをあわせてご紹介いたします。
熊野水軍埋蔵金探しの景品はどんなもの?
例年の場合、
「10万円金貨」「1万円銀貨」「自転車」「ゲーム機」
「テレビ」「ぬいぐるみ」「旅行券」「ホテル宿泊券」
「アドベンチャーワールドの入場券」「食器セット」
「紀州の梅干し」「白浜の銘菓」
など、さまざまな豪華な景品がそろっています。
砂浜には約5,000点のお宝が埋められていて総額2,000万円ほどになるとか…。
熊野水軍埋蔵金探しの景品大量獲得のコツとは!
熊野水軍埋蔵金探しで穴掘りでは、「道具などは一切使用せずに、手と足で砂浜を掘る」というのが唯一のルールです。
子供専用の砂山と大人専用の砂山に分かれているので、家族みんなで楽しめます。
夏の終わりの開催とはいえ気温30度を超えることもあり砂浜は非常に熱くなっているので、手袋や軍手などをつけることをおすすめします。
砂浜の熱さを気にせず掘り進めることができるのも、景品の大量獲得のコツになります。
また、参加する時間も重要で午前中には多くのお宝が探し当てられてしまいます。
開催と同時に参加できると景品の大量獲得の確率が上がりますよ!
基本的に景品は浅めのところに埋まっているので、50cmほど掘ったらそのまま横移動または縦移動していきます。
深く掘ってもないところにはないので、浅めに掘ってなかったら移動するのが景品の大量獲得のコツです!
しかし豪華な景品は深めの方に埋まっていることもありますので、一攫千金を狙いたい方は一点集中して掘り進めていくのもアリかと思います。
1人ではなく大人数で参加すると、効率よく景品を探すことができます。
毎年約3,500~4,000人もの参加者がおり団体で参加している人も多いので、1人だとなかなか景品の大量獲得が難しいかもしれません。
また、開催期間中は決まった数の景品を日々追加するので、最終日に向かっていくほど景品が掘り当てやすくなります。
熊野水軍埋蔵金探しの日程と概要
熊野水軍埋蔵金探しは、毎年8月の最終週5日間開催。
時間は10:00~15:00の開催です。
※2023年の熊野水軍埋蔵金探しは開催が中止です。
午後になると景品がなかなか当たりにくくなるので、午前中から参加することをおすすめします。
20:00~21:00には白良浜ビーチにてかがり火が焚かれます。
白良浜ビーチに打ち上げられた熊野水軍の難破船の宝物の位置を示すために焚かれたかがり火にちなんで、現在でもイベントの開催期間中に焚かれます。
白良浜ビーチには、高さ50mの断崖「三段壁」と地下36mに「海蝕洞窟」があります。
海蝕洞窟には熊野水軍が船を隠していたという言い伝えがあります。
国の名勝にも指定されており、洞窟内に鎮座している牟婁大辨才天はパワースポットとしても有名です。
ここにも熊野水軍が宝物を隠したといわれており、熊野水軍埋蔵金探しのイベント開催中にも「熊野水軍の残した秘宝」という名のクイズラリーとスタンプラリーが開催されています。
洞窟を探索しながらクイズを解いていき、正解者のなかから抽選で豪華景品が当選するイベントです。
A~F賞まであり、「ペア宿泊券」「ゲーム機」などの景品がゲットできるかもしれません。
三段壁と海蝕洞窟はベビーカーや車椅子も入場できますので、小さなお子さまなどがいても安心してイベントに参加できます。
熊野水軍埋蔵金探しに参加している方は、ぜひ熊野水軍の残した秘宝にも参加してみてください。
熊野水軍埋蔵金探しは雨天の場合はどうなる?
熊野水軍埋蔵金探しは雨天の場合でも開催されます。
実際、2014年と2017年の熊野水軍埋蔵金探しは、雨天だったのですが開催されました。
雨の日だと砂が重くなるので大変ではありますが、気温も下がり人混みの暑苦しさも緩和され参加しやすかったとの声もあります。
長時間探す人が多いので、体力が続くかというのは大切なポイントですね。
熊野水軍埋蔵金探しのアクセス
白良浜海水浴場
白良浜ビーチにはJR紀勢本線「白浜駅」から車で約15分。
紀勢自動車道「南紀白浜IC」から車で約15分。
最寄りバス停「白良浜」下車で徒歩ですぐ。
熊野水軍埋蔵金探しの駐車場
熊野水軍埋蔵金探しでは多くの方が参加されますが、近隣に駐車場もたくさんありますので、困ることはないです。
まとめ
熊野水軍埋蔵金探しは参加費無料・手続き不要のイベントなのに、非常に豪華な景品がそろっています。
10万円金貨や1万円銀貨なども1つしかないというわけではないので、よりいっそう宝探し欲が高まりますね。
イベント開催期間中は毎日景品が追加されていくので、毎日通うと景品を大量獲得できるのではないでしょうか?
たまに前年度の景品を当ててしまこともあるようですが、そういった場合は残念賞でなにももらえないので注意が必要です。
景品はそのまま埋まっているわけではなく、タッパーに引換券が入っていますが景品交換所まで開けないようにしましょう。