保育士を続けていると、時々、大変なクラスに当たってしまう時があります。
子供が好きで保育士になりたくてなったものの、大変なクラスに当たると、やはりそれなりに辛いですし精神的にやられることもあります。
一言で大変だというのにも理由や側面がありますし、大変の種類が違います。
今回の記事では大変なクラスの特徴と、子どもをまとめられなくなった時の対処法などを紹介します。
大変な時期はどうしてもあるものなので、乗り越えてまた成長できるように頑張りましょう!
保育士の大変なクラスの対処法!
まずは、保育士の大変なクラスと言えども、大変な理由、種類はさまざまですので、どんなことが大変なクラスなのかを洗い出してみます。
■5歳児のクラス
5歳児のクラス、つまり年長なので卒園を控えているクラスになります。
そのため運動会、発表会などの同じ行事でも手の込んだものになりますし、行事も他のクラスよりは多くなります。
担任の保育士はそれに伴い仕事は増えますので、大変になるのは確かです。
しかしその反面、卒園に関わる先生ということで、子供も保護者も他のクラスより思い入れのある先生になることも確かだし、卒園時などは先生としても感慨深いものがあるとも言えます。
大変だとしても、それなりの見返りもあると思う大変さです。
■泣く子が多いクラス
これと言った理由はなくても、なぜか泣く子が多いクラスというのがあります。
不思議ですよね…なぜか集まってしまうこと。
1歳前後だとまだひっかきなども多くあるので、本当に目が離せなくて大変。
その分先生も数人つくようになっています。
成長とともに落ち着いては来るのですが、それでもその時は大変です。
そういうクラスを持った時の対処法としては、ベテラン保育士に相談が一番です。
それかしばらく補助の先生を入れてもらって、自分が客観的に見る事ができるポジションで冷静に判断してみることです。
これも保育士の一つの技術取得です!
前向きに検討して頑張って乗り越えてみましょう!
■保護者がうるさいクラス
モンスターペアレンツもあり、それなりに納得できる理由があるクレームなど。
保護者がなにかと口を出してくるクラス・・。
これは辛い・・。
保護者にもいろんな方がいますので、個々への対応があります。
これは私自身が意識していることで、声を大にして言うことではありませんが、保護者の傾向をまず分析します。
特に問題ない保護者に関しては、連絡帳などのやり取りでほぼOKにします。
すこし心配性の保護者には、迎え送りの時に話す時間を少し取るように意識します。
問題が起こりそうな保護者には、一番時間をとってコミュニケーションの時間を敢えて多くとるようにします。
モンスター的な親は、逃げると近づいてくるんですよ(笑)
だから自分から先に先手を打って積極的にコミュニケーションを取ります。
それでも何か言ってくるときは、上司や園長先生に相談しましょう!
保育士で子どもをまとめられない場合はどうすれば良い?
保育士で一生懸命がんばっても子供をまとめられない時は、どうしたら良いのでしょう。
頑張っても頑張ってもうまくいかないと、自分の気持ちが病んでしまいます。
せっかくなりたくてなった保育士がイヤになるのは、もったいないし寂しいことですよね。
どうしてもうまく回らない時は、一度リセットが必要なのと、自分の方法を客観的に感じることが大切です。
だから園長先生や上司に相談をしてみてください。
そして、自分の保育を他の先生に見てもらう、他の先生のクラスを見せてもらう、HELPで先生を付けてもらうなど対処してもらいましょう。
これからうまくやりたい、もっと勉強したいという意味でのHELPは、上司の方々も協力的ですので安心して相談してください。
今のベテランに見える上司たちも同じ道を辿って今があります。
自分の気持ちが病んでしまう前に、きちんとHELPを求めていきましょう!
先生の笑顔が園児の一番の栄養だと思うのです。
笑顔でいられるように、周りと持ちつ持たれつの協力できる体制を作りましょう。
それも保育士のひとつの仕事だと考えて遠慮せずにいきましょう!
まとめ
保育士をしていると、どこかでうまくいかないクラス、大変なクラスを持つことになる時がきます。
それもひとつの成長の試練だし、そこを超えて素敵な保育士さんに成長していくのです。
大変なクラスを持った時はひとりで抱え込まず、周りの先輩や園長先生などに相談やHELPを出しましょう。
自分が病んでしまう前に!
子供たちも先生の笑顔が消えてしまうのは寂しいと思います。
子供たちのためにもHELPを出して、また成長してもっと素敵な保育士になっていきましょう!