お年玉なども日本の伝統の正月の文化だと思いますが、世界のお正月はどのようなものでしょうか?
お正月の日本と海外の違いとはどのようなものがあるのでしょうか?
世界の面白い習慣や伝統なども紹介します!
お正月の日本と海外の違いの過ごし方編!
お正月といえば、日本では初詣に行ったり、年賀状を読んだり、おせち料理を食べたり、家族で何かを行う習慣が多いように思います。
また、渋谷などの繁華街に若者が大勢集まりカウントダウンをお祝いします。
日本ではお正月はお祝い事の認識ですよね。
では、海外ではどうなのでしょうか?
アメリカでは大晦日は基本的にお休みではなく、1月1日のみお休みです。
ニューヨークでカウントダウンを行う様子は毎年テレビで見ますが、自宅で家族と新年の幕開けを祝う日本とは異なり、繁華街など外に出て祝います。
また日本のおせち料理のように、アメリカの南部では黒豆を用いた料理があります。
中国では、お正月よりも旧正月に当たる春節の期間が盛り上がります。
よく春節に日本で「爆買い」する様子がテレビで報道されていましたよね。
春節には1週間程度のお休みになり、帰省をしたり海外旅行に行ったりすることもあります。
お隣の韓国では中国同様旧正月を祝うのですが、親戚周りをしたり、お雑煮を食べたりと比較的文化が日本と似ているように感じますね。
お正月の日本と海外の違いの食べ物編!
過ごし方の中で食べ物について触れましたが、日本でも年末には年越しそばを食べ、おせち料理やお雑煮などお正月にだけ食べるものがあるように、海外にもお正月にのみ食べる食べ物があります。
先程例に上げたアメリカの黒豆料理は「ブラック・アンド・ピー」と呼ばれる金運が上がるとされる非常に縁起のいい食べ物です。
中国では1月下旬から2月中旬の旧正月、いわゆる春節には日本同様お餅がよく食べられます。
日本と変わって餃子が食べられることも有名です。
家族が集まり、家族で餃子づくりをするのが伝統です。
中国の文化らしく非常に中国らしいですね。
香港では日本の中華料理屋さんでもよく目にする大根餅をつくります。
韓国ではお雑煮に似た料理である「トットク」というものがあります。
日本のお餅のように伸びないですが、牛肉と鶏肉からできるだしの優しい味わいとマッチして非常においしいです。
韓国ではこのトットクを1杯食べると、ひとつ歳を取ると言われているお正月の安定の料理です。
お正月の日本と海外の違いの遊び編!
日本のお正月は初詣に行く文化がありますよね。
私はあまりお正月に友人と遊んだ記憶はないですが、家族と過ごしたことが多かったように思いますし、周囲の友人たちも同じような感じでした。
では、海外ではどうなのでしょうか?
アメリカでは前述したとおり、お休みがお正月の1月1日のみです。
なので、家族と過ごすというよりは、恋人や友人と外にでかけてパーティーを楽しむ文化があります。
アメリカにホームステイした際に、かなり家族と個人の時間や意思を尊重する文化があるように思えたので、お正月のパーティーを楽しむという国民性は意外です。
韓国では旧正月を「ソラソル」とよんでおり、比較的日本と似ている風習をもっています。
例えば、年賀状や親戚への挨拶回りです。
少し違うのは、目下から目上に向けて贈り物を贈る風習があることです。
韓国は上下関係がかなり厳格ですよね。
ドイツでは鉛や鈴をスプーンで溶かし、バケツの中で出た形によって一年を占うという習わしがあります。
日本ではお正月に初詣をした際におみくじを引くようなものですね。
世界のお正月で面白い習慣や伝統は?
次に世界のお正月で面白い習慣や伝統を紹介します。
日本だと初詣で神社に多く人が並ぶ姿で、大混雑している姿などが海外の方から見て非常に興味深いのではないでしょうか。
まずご紹介するのがエストニアのお正月の面白い習慣です。
エストニアではお正月は1日に7度食事をします。
これは新年に豊富な食材を確保することを祈るための風習です。
また7回食事が出来たら7人分の力を手に入れられるとも信じられています。
7回の食事かなり過酷だと思いますが、食材が手に入れられることも当たり前ではなく忘れてはいけない感謝の行いですね。
食材に感謝しながらどうにか食べきりたいところです。
そもそもお正月を祝ってはいけない国もあります。
それは「サウジアラビア」です。
サウジアラビアではイスラム教徒が多く住んでいるため、基本的にイスラム法によりイベントは祝ってはいけないもので元旦も普通に仕事です。
まとめ
今回は日本と世界のお正月の過ごし方や食事について解説しました。
国によって、様々なお正月があるという事ですね。
私も社会人になり職業柄元旦が仕事の日がほとんどです。
でも、サウジアラビア国民の皆様も頑張って仕事をしているので、来年からは私も仕事を頑張れそうです。