破魔矢は燃えるゴミに出しても大丈夫?処分しないまま放置は?

破魔矢は燃えるゴミに出しても大丈夫?

 

まず、破魔矢は家でどのようにして保管すればいいのでしょうか？

 

破魔矢の効果は1年です。

1年たったら古い破魔矢は処分する必要があります。

 

破魔矢は木でできているので、

燃えるゴミに出せるかどうかを考える人がいるかもしれません。

 

結論から言うと破魔矢はゴミとして捨てることは可能です。

とはいえ、気にしなければという前提の話となります。

 

正月の縁起物は一般ごみとして処分することが可能とされているからです。

ただし、丁寧に処分したい場合は、購入した神社に持参してください。

 

神社仏閣には「古札所」「古神札奉納所」などの

古くなったお守りや破魔矢を納める場所があります。

 

破魔矢はそこで引き取ってもらえます。

 

納められた破魔矢は神社ではお焚き上げ、

寺院ならば焼納という方法で処分されることになります。

 

処分するタイミングとしては年末から翌年の1月15日くらいまでが一般的です。

 

破魔矢は燃えるゴミの日に捨てることは可能ですが、

神社仏閣で購入する縁起物ですので、

できればゴミではなく神社仏閣で処分をおすすめいたします。

 

破魔矢を処分しないまま放置は?

 

破魔矢の処分はゴミの日に出すか購入した神社の古札所に納めることで可能ですが、

必ず処分しなければならないのでしょうか？

 

買った物をついつい放置している方もいるかと思います。

破魔矢を処分しないまま放置した場合どうなるのでしょうか？

 

結論からいうと破魔矢を放置しても特に問題はありません。

 

1年たつと破魔矢の持つパワーは失われておりますので、

飾っていても効果はありませんが悪いことも起こりません。

 

ただし、縁起ものを放置しておくのは

なんとなく引っかかるという人は多いと思います。

 

その場合は神社などで処分してもらうといいでしょう。

 

「初詣で買った破魔矢は次の年の初詣で処分する」という行動を

ルール化することをおすすめします。

 

このルールが確立できれば破魔矢の放置で悩む必要がなくなるためです。

 

破魔矢を放置しても特段問題はありませんが、

縁起ものですので神社などで処分してもらう方がおすすめです。

破魔矢の由来と飾り方

 

破魔矢は古くから正月に行われていた破魔打(はまうち〉という

一年の吉凶を占う神事が由来とされています。

 

破魔打では、子どもたちにハマと呼ばれる的を置いて子どもたちに弓を引かせました。

この矢はハマを打つ矢で「浜矢」となり、これが破魔矢に転じたと言われています。

 

このほかにも宮中で的を射る行事「射礼」が由来と言う説もあります。

江戸時代には現代の形で普及したと言われています。

 

飾り方は宗教や宗派によって異なりますが、

一般的には「神棚」「床の間」に飾るのが望ましいとされています。

 

神棚や床の間がなければ、明るい場所で目線より高い場所であれば問題ありません。

別記事でも詳しくご紹介してますので参考にして下さいね！

破魔矢の飾り方でマンションに神棚や床の間がない場合はどうする?

 

羽がついている方は上になりますので、

羽が上になるように飾るようにしてください。

 

今でも正月の縁起物として初詣の際に買われていますので、

かなり歴史のある縁起物であることがわかりますよね。

 

まとめ

 

破魔矢は魔を破るという文字の通り災い遠ざける縁起物で、

効果は1年ですので、1年経つと処分する必要があります。

 

燃えるゴミとして処分することも可能ですが、

縁起ものですので初詣の際に購入した神社で処分してもらうのがいいでしょう。

 

うっかり破魔矢を放置しても特に害はありません。

しかし、邪魔に感じたら処分を検討してみてください。

 

縁起ものを購入するときはなかなか買った後のことまで考えられません。

 

しかし、せっかく購入したものなのでパワーが最大限発揮されるようにしっかり飾るべきですし、

役目が終わったらしっかりと処分することをこころがけてください。

 

1つ1つの行動をきっちりできる家でこそ、

破魔矢は縁起物としての効果を発揮してくれるはずです。