買ってきたケーキやいただいたケーキを冷蔵庫に入れようとしたら、冷蔵庫がいっぱいだった場合など、ケーキが入らないので困りますよね。
実はケーキの種類によって冷蔵校で保存しなければいけないか、常温保存でもいいかが変わってくるんです!
今回はケーキを冷蔵庫に入れない場合、どれくらい持つかは種類によって違うことについてお話ししたいと思います。
ケーキを冷蔵庫に入れない場合どれくらい持つ?
ケーキを冷蔵庫に入れない場合どのくらい持つかですが、一番気になるそのケーキって、やっぱり生クリームや生のフルーツの使われているケーキじゃないですか?
ケーキ屋さんで買ってきたケーキの箱に要冷蔵や、本日中にお召し上がりくださいというシールが貼ってある場合、常温での保存ではそのケーキは1日と持ちません。
最高の状態で食べたいという場合は中に入っている保冷剤が溶けてしまった後では生クリームがだれてしまったりするので、保冷剤が溶けるまでに食べてしまわないといけません。
特に夏場や暖かくなってきた春先などは注意が必要です。
冷蔵庫にすぐに入れなければいけないケーキは主に、生クリームやカスタードクリーム、生のフルーツを使っているケーキです。
例えば、生デコレーションケーキ、生チョコケーキ、レアチーズケーキ、ミルフィーユ、モンブランケーキ、ムースケーキなどです。
大体のケーキが該当しますね。
ケーキ屋さんのショーケースで展示されているケーキは大体要冷蔵です。
では、これらのケーキを常温で保存した場合ですが、1日も持たないというのが現実です。
正確な時間は季節や置いていた場所が日当たりの良い場所か、日陰かにもよって変わってくるので何時間とはいえませんが、できるだけ早く冷蔵庫に入れるか食べてしまった方がいいいです。
せっかくのおいしいケーキをだめにしてしまったり、悪くなったケーキを食べてしまって食中毒なんていうのは悲しすぎますからね。
常温保存が可能なケーキは?
常温保存が可能なケーキは、焼きっぱなしのケーキいわゆる焼き菓子といわれるものや、生クリームや生のフルーツが使われていないケーキになります。
例えばですが、パウンドケーキやガトーショコラ、シフォンケーキ、アップルパイ、ベイクドチーズケーキ、生クリームや生のフルーツののっていないタルトなどです。
しっかりと焼かれた水分量の少ないケーキが常温保存するのにむいているケーキです。
ただしこれらのケーキでも買ったときに、早めに冷蔵庫に入れてくださいと言われることもあります。
その場合ははやめに冷蔵庫に入れて保存するようにしましょう。
パウンドケーキはケーキの中でも比較的安心して保存できるケーキの1つですが、バナナなどの生のフルーツを使って作られているものもあるので注意が必要です。
パウンドケーキ以外にもタルトなどは生のフルーツが使われていないか確認してから保存するようにしましょう。
ケーキの常温での持ち運びが可能な時間は?
ケーキを常温で持ち運びが可能な時間についてですが、保冷材も何も入れないで持ち運ぶのはやめましょう。
ケーキを常温で持ち運ぶのはケーキの品質が劣化してしまう原因にもなりますし、長時間の持ち運びになればケーキが傷んでしまって食中毒の原因にもなりかねません。
ケーキ屋さんで入れてくれる保冷剤1個あたりでだいたい30分ほど保冷してくれますので4個入れてもらえば2時間ほどは持ち運びが可能になります。
2時間以上持ち歩く場合はクーラーボックスや保冷バックがあると便利ですね。
ただし真夏の持ち運びには注意しましょう。
真夏ではすぐに保冷剤が溶けてしまいますし、日差しも強いのでケーキがすぐに傷みやすいです。
夏以外の季節でも室内や電車の中はエアコンで暖かいのでケーキを持ち運ぶ際は必ず保冷するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ケーキを冷蔵庫に入れない場合にどれくらい持つのかは種類によって変わってくることが分かりましたね。
生クリームや生のフルーツを使っているケーキは常温保存にはむかないケーキです。
生クリームや生のフルーツを使っていないケーキ、水分量の少ないケーキは常温保存が比較的安心してできるケーキです。
ただしどちらのケーキでもケーキ屋さんで買ったときに保存方法を聞いて冷蔵保存を勧められた場合は冷蔵保存するようにしましょう。
ケーキを持ち運びたいときは保冷剤を入れてもらうようにしましょう。
特に炎天下になりやすい夏場や、外は寒いからと安心しがちな冬は気を付けて持ち運ぶようにしましょう。
冬場は室内や乗り物の中は暖かいので保冷剤が溶けやすいです。
保冷する必要のあるケーキはきちんと保冷しておくことで、安心しておいしいケーキを味わうことができますよ。