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ニット帽を縮める方法をアクリル ウール 綿の素材別に解説!

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お気に入りのニット帽も何回も使用したり、洗濯してしまうと伸びきってしまいますよね。

 

でも、捨ててしまうにはもったいないし、「どうやったら縮めて戻すことができないかな?」って悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

 

秋冬に重宝するニットアイテムですが、定番のウールだけでなく、アクリル素材や綿を使用しているものなど多く出ていますよね。

 

でも実は、伸びたニット帽は縮める裏技や素材によっての対策方法があるんですよ。

 

そこで今回は、伸びたニット帽を縮める方法をアクリル・ウール・綿の素材別にご紹介していきます。

アクリルニットを縮める方法は?

 

最初にご紹介するのが、「アクリル」素材のアイテムを縮める方法です。

 

三大合成繊維でもあるアクリルは、保温性に優れ、軽くて柔らかなところが特徴ですよね。

 

また、人工の繊維であるため虫食いのダメージも少なく、縮みにくいという点もメリットです。

 

ただ一方で、縮みにくい代わりに、伸びてしまいやすいというデメリットがあります。

そのため、伸びてしまったアクリルニットに、頭を悩ませる方も多いんですよ。

 

そんな伸びてしまったアクリルニットを縮ませる方法で、失敗のリスクをなく安心してチャレンジできるのが水洗いで洗濯機にかける方法です。

 

【やり方】

①まずは裏返しにしてください。

②洗濯ネットにいれて、洗濯機で洗剤なしで水洗いします。

③平らにして平干ししてください。

④アイロンで形を整える(弱の温度で)

 

他の方法よりもニット帽へのダメージが少ないですし、少しずつ縮ませて様子を見ながら手を加えていけるのでおすすめですよ。

 

100円均一などでも売っている洗濯用の網目状になったネットを用意し、その中にアクリルニット帽を入れます。

 

その後、洗濯機で通常通りにボタンを押せばOKですが、ここで絶対に洗剤や柔軟剤は飛翔しないでくださいね。

 

洗剤や柔軟剤に含まれる成分によっては、ニット帽へのダメージがついてしまう可能性もあるので、気をつけましょう。

 

洗濯が終わり、脱水が完了したら、干してみると結構縮んでくれるので楽ちんですよ。

 

洗濯機のダメージが心配な方は、手洗いで丁寧に洗ってあげるのもよいでしょう。

 

少しずつ縮ませていく方法なので、伸びきってしまった場合は2~3回繰り返すといいですよ。

 

また、洗濯に干す時は形崩れがしないように、しっかり形を整えてから干すようにしましょう。

 

部分的に伸びが目立つ場合には、目立つ部分を40度から50度程度のお湯につけて、縮める方法を試してみてください。

 

【やり方】

①容器にお湯を溜めて、伸びた部分を数分浸し適度に脱水して平干しします。

②火傷に注意して、縮みすぎや素材が変化してしまわないよう様子を見ながら行なう。

 

その他に、スチームアイロンやドライヤーの熱を利用して、アクリルニットを縮ませる方法もあります。

 

スチームアイロンの蒸気やドライヤーの風を伸びた部分に当てて縮ませます。

 

アクリルニットは熱に弱い素材なので、繊維が溶けてしまわないよう、温度や当てる時間に十分注意してください。

伸びたニット帽を縮める方法でウール素材の場合

 

続いて、ウール素材のニット帽を縮める方法についてご紹介していきますね。

 

ウール素材自体は比較的伸びにくい素材ですが、一本の糸で編まれたニットは使用を重ねると伸びてしまうことがあります。

 

ウール素材は、羊の毛から作られていて肌触りもよく人気の素材で、しかも縮みやすい素材でできているんですよ。

 

そのため、アクリルニットよりも簡単に調整することができます。

 

対応方法としては、お湯につけ、熱を加えることで縮んでいってくれるので効果的ですよ。

 

【やり方】

①ウール素材のニット帽を50℃くらいの温度のお湯につけしばらく置きます。

②お湯が冷めたら取り出し、タオルなどで水分をしっかり拭き取ります。

③ドライヤーの低温でゆっくり乾かし、型崩れしないように形を整えればOKです。

 

ドライヤーは長く時間をかけすぎると、ニット帽へのダメージが出てしまうので気をつけてくださいね。

 

お湯につけて縮めるのが面倒な方は、ニット帽を濡らして数分乾燥機にかけてください。

 

また、ウール素材は水、熱、摩擦に弱いので、ネットに入れて洗濯機で洗濯することでも繊維同士が絡み合い、ニット帽を縮めることができます。

 

洗濯後は、形を整えて平干ししましょう。

 

また、あまりおすすめのやり方ではありませんが、スチームアイロンで縮める方法もあります。

 

スチームアイロンの蒸気を伸びた部分に当て、タオルや布などで伸びた部分を握ります。
その後、軽くアイロンをあてて形を整えます。

 

このスチームアイロンで縮める方法は、おすすめのやり方ではないですが、使い古したものなら火傷に気を付けて冒険してみてください。

 

ウール素材は、縮ませ過ぎてしまうと、元に戻らないので注意が必要です。

また、素材の質感が変わってしまう恐れがあります。

 

縮ませるときにどうしても失敗したくないニット帽は、ニットの専門店に相談するのがおすすめです。

 

伸びたニット帽を縮める方法で綿素材の場合

 

最後に綿素材の伸びたニット帽を縮める方法についてもご紹介しますね。

 

綿素材のニットは、水分を吸収して膨張し、乾く時に縮みます。

 

洗濯機で洗濯後、乾燥機で乾燥させることで、伸びてしまったニット帽を縮ませることができます。

 

また、伸びた部分に熱湯を付けて、目が詰まってきたら氷水で冷やします。

 

その後、洗濯ネットに入れて、脱水をして手アイロンで形を整えて平干しする方法もあります。

 

綿100%の場合は以下の方法で、ニット帽を縮めることが出来ます。

 

【やり方】

①洗面器などにニット帽を入れかぶるくらいの熱湯を注ぎそのまま10分放置します。

②水道水で熱をとる(火傷に注意をしてください)

③しっかりと冷やす。

④洗濯ネットにいれ、軽く水分を絞る。

⑤1分くらいの脱水を洗濯機でおこなう。

⑥平らにして日陰干しをする。

 

このやり方は温度差が大事なので、素早く冷やしてください。

 

綿が入っているニット帽の場合、なかなかこれまで紹介した上の方法では縮めることが難しいんですよね。

 

そんな時は、スチームアイロンを使って対応するのがおすすめですよ。

 

【やり方】

①はじめに、ニット帽を裏返しにします。

②アイロン台にニット帽を乗せたら、アイロンの蒸気(スチーム)をゆっくりかけていきます。

③スチームをかけ終わったら、水分をしっかり乾かす。

 

スチームアイロンの温度は低温に設定し、ゆっくり蒸気を乗せていくイメージですすめましょう。

 

1~2cmほど浮かした状態でかけることで、ニット帽の生地を傷むことなく作業することができます。

 

慌てないように、あらかじめ縮ませたい部分をイメージしてから、そこの部分にアプローチするようにスチームを当てていくと、失敗しにくいのでいいですよ。

 

この方法なら、綿が含まれたニット帽でも簡単に縮ませることが出来ますよ。

 

アイロンのスチームを使う方法ですが、長時間やりすぎるとニット帽を傷める原因になってしまうので気をつけてくださいね。

ニット帽はなぜ伸びる?

 

ニット帽は雑な扱い方をしてしまうと確実に伸びてしまいます。

 

洗濯をするときに他の服と洗ってしまうのも伸びる原因ですよ。

 

または干すときに平らに干さずに吊るして干すと、水分の重みで下方向に力がかかるのも伸びる原因です。

 

お気に入りだったらなおさら、丁寧なお手入れ方法でながく使えるようにしましょう。

 

まずは必ず素材を確認してからお手入れしましょう。

定番の素材の特徴を知りましょう。

 

・ポリエステル

型崩れしにくい素材で熱にも強くて、アイロンも可能です。

 

・ナイロン

伸び縮みもしにくく、型崩れもしにくい素材です。

丈夫でダメージが受けにくいのが良い特徴です。

 

・カシミヤ

とにかく上品で手触りがよく、温かいです。

そして高級なのが特徴です。

水に弱く、縮みやすいのでお手入れが大変です。

 

・コットン

通気性が良く吸収性もあるのが特徴です。

肌が弱い方にはおすすめの素材です。

乾かす時に縮む可能性があります。

 

・ウール

保湿性がよく、汚れにも強い優れた素材です。

水分で縮みやすいのが特徴です。

 

 

ニット帽の簡単な洗い方

 

ニット帽は手洗いがオススメです。

 

【やり方】

①洗面器にぬるま湯と洗剤(おしゃれ洗剤)をいれる

②優しく押し洗いを約20~30回ぐらいですかね

③しっかりと水洗いをします

④洗濯機で洗濯ネットに入れ1分くらい脱水をします。

⑤洗面器に水と柔軟剤を入れ優しく揉みこみます。

⑥分厚いバスタオルに軽く絞ったニット帽をタオルドライしましょう。

⑦水気をきったら、平らにして日陰干ししてください

 

ニット帽をよく被る方はやっぱり週一でお洗濯したほうが清潔ですね。

たまにしか被らない方でも月1で洗濯しましょう。

 

臭いが気になるからと頻繁に洗うと傷む原因になるのでオススメできません。

 

気になる方はローテンションで使い分けもいいかもしれませんね。

 

せっかく縮んで綺麗になったら、普段のお手入れをしっかりとしていたら清潔に使えますのでしっかりとやりましょう。

 

まずは、しっかりと除菌スプレーをして陰干しをしましょう。

これだけでも、洗濯の回数を減らす事ができますよ。

 

ニットに汚れが染み込んでしまった時の応急処置

 

すぐに洗濯ができないときの処置です。

 

まず汚れをティッシュなので汚れを取り、ハンドソープなどをティッシュに含ませて、汚れに優しく染み込ませていきます、

 

その後にティシュを水で濡らし、汚れの部分を優しく押すかんじで汚れをティッシュに染み込ませるかんじで拭いてみてください。

 

あくまでも早急な処置なので、できるだけはやく洗濯をしてくださいね。

 

まとめ

 

伸びたニット帽を縮める方法をアクリル・ウール・綿の素材別にご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?

 

これらの方法は、上手く縮まないこともあります。

 

思い入れのあるお気に入りのニット帽でしたら、クリーニング屋さんや服のお直し専門店に相談するのがいいでしょう。

 

しかし、伸びてしまって処分を検討している物でしたら、処分前に試してみてはいかがでしょうか。

 

これからニット帽が活躍するシーズンですし、お気に入りの物は長く使用したいですよね。

 

今回の記事を参考にして、ぜひニット帽を理想のサイズに調整して、今年も活用してみてください。

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