体幹トレーニングというのがここ5年前後でよく耳にするようになりましたよね。
ダイエットという点でも、体幹トレーニングは効果があると言うことも言われています。
・・・が、激しく見える運動でもないので、あまり効果も見えづらいため続けるのがなかなか至難の業でもあるのです。
ただ、実際体幹トレーニングには多くのメリットもあり、体つくりとしては大事な部分が多く含まれているのです。
今回の記事では、体幹トレーニングは意味がないのか?メリットとデメリット、体幹トレーニングの効果が表れる期間について紹介していきます。
体幹トレーニングは意味ないからいらない?
体幹トレーニングには様々なDVD、書籍も出ており、さまざまな研究もされていて意見も結構分かれています。
意味がないという人もいれば、多いに意味があるという人もいます。
結局この「意味」は、目的というところなのです。
何が目的で体幹を鍛えるのかということです。
「大幅な減量をしたい!」という人へ体幹トレーニングはそんなに意味がないかもしれません。
でも、スポーツ選手で体幹を鍛えて、パフォーマンスが劇的に上がった人もいるのです。
きれいな姿勢になりたい人に体幹トレーニングはとても意味がありますが、足を痩せたいという人に意味は大きく果たしません。
このように、それぞれの目的によって体幹トレーニングは意味があり、意味がなくなるのです。
しかし、この体幹トレーニングをして悪いということはないのです。
やり方を間違うとして悪いトレーニングになる可能性はあるのですが、正しいやり方をする分には、マイナスは決してないことは言えるのです。
体幹トレーニングのメリットとデメリット
それではここで体幹トレーニングのメリットとデメリットを考えてみましょう・
■メリット
・体のバランスの力が付く
・美しい姿勢になる
・基礎代謝UPでの太りにくい体つくりができる
・スポーツをするにあたっての体の軸が整う
■デメリット
・効果がわかりづらいので続けにくい
・エネルギーの消費は少ない
・やり方を間違えると、体の不調やケガにつながることもある
この体幹トレーニングのメリットデメリットを考えても、やはりやるに越したことはない、ただ、効果が見えづらいので諦めやすいというのが特徴としてあります。
でも長期的なことを考えるとインナーマッスルを鍛えておく方が、パフォーマンスの向上したものの癖付け、太らない体、というように根本解決につながるので良いです。
ただ上記にもありますように、やり方を間違えると効果があるどころか体に不調さえでますので、やり方はきちんとマスターしたほうがよいでしょう。
体幹トレーニングの効果が現れる期間は?
体幹トレーニングは上記でも説明したように、効果がわかりづらいのです。
体幹はいわゆるインナーマッスルを鍛えるということなので、目に見えない部分。
明かに自分で感じて効果があると実感できるのは約1ヶ月前後です。
始めて1週間だと、体幹を使っているということがわかる意識レベルのUPは感じられますが、どこか体に変化があるかというと全くないと言って等しいでしょう。
始めて2~3週間経つと、姿勢が良くなっているのが実感できる感じ。
姿勢の良さをキープしていても疲れなくなるので、このころには肩こり解消なども実感できるかも!
始めて1ヶ月になると、下腹が少し凹んで来たり、引き締まりを感じたり、あきらかに日常で体幹を意識して動けるようになっているのが実感できます。
その後も継続しなければ、すぐに姿勢は戻りますし、体幹は崩れるとまたすぐ元通りの下腹になってしまいます。
効果がみえづらく、長期戦のため諦めそうになるのもこのトレーニングなので、もしダイエット目的なら、体幹トレーニングと有酸素運動を組み立てて行うのが一番良いです。
有酸素運動でダイエットの目的を果たし、体幹で見た目とダイエット後の太りづらい体をGETするという状態にしておくことです。
まとめ
体幹トレーニングは効果が薄い、意味がないのではなく、効果が見えづらいと言うのが特徴。
しかし根本解決には向いており、ダイエットであれば急激に痩せる事はなくても太らない体を作ることができます。
スポーツでも劇的にパフォーマンスが上がるわけではないですが、上がった状態でのフォームがキープできるということです。
長期的な目線でみれば、かなり効果のあるトレーニングだといえるでしょう。
ただ、効果が現れる、実感できるのも、約1ヶ月以上はかかります。
それまでは意識レベルの改革ですが、気長に根気よく向き合ってなによりも継続という子が大事です。
もし目に見える効果が欲しいのであれば、普段のトレーニングプラスに体幹トレーニングというほうが実感値もあって良いのかもしれません。
やり方を間違うと体の不調につながりますので、やり方をマスターしてから取り組みましょう。