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お地蔵さんタブー4選とは!手を合わせてはいけないのはなぜ?

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お地蔵さんて見た目が愛らしくかわいいので、ついつい手を合わせたり撫でてしまいそうになりますよね。

 

お地蔵さんは立っている場所によって、そこにいる意味が違ったりするんですよ。

 

多いのは供養のためにたてられているものが多いんです。

特に道端に急にポツンとあるお地蔵さんなんかは特にそうですね。

 

ただ、お寺やお墓の入り口にいるお地蔵さんはまた違った意味で立てられています。

 

しかし総じてあまり楽しいという観点で立てられているものでも、守り神的なものでもありません。

だからお地蔵さんには、手を合わせてはいけないというような話もあるんです。

 

今回の記事では、お地蔵さんのタブーの4選、手を合わせてはいけない理由、お地蔵さんがいる場所の意味などを紹介していきますね。

お地蔵さんタブー4選とは!

 お地蔵さんタブーがいくつかあると言われています。

 

ただ、この内容はタブーなんじゃないかな・・・という程度であり、実際はダメだと確実な根拠があるわけではありません。

 

お地蔵さんが作られている意味、場所などを考慮して、「お地蔵さんにはこういうことをしないほうがいいのでは?!」という風に言われてきた言い伝えみたいな感じです。

 

だからもしここに記載するタブーをしてしまったからといって、なにか怖いことがあるわけでもないので参考程度にしておいてください。

 

それではお地蔵さんタブーを紹介してみますね。

 

①お地蔵さんに手を合わせるのはNG

お地蔵様に救いを求めて寄ってきた悪い霊が、手を合わせた人に憑りついてしまうからという理由があると言うことが言われています。

 

②お地蔵さんの写真を撮るのはNG

お地蔵さんは置かれている場所にもよるのですが、写真を撮るのは基本的にNGだと言われています。

 

お地蔵さんは、地域の鎮魂のために置かれることも多いのです。

大事故や子供の死、自然災害の後に置かれたものもけっこうあるんですよ。

 

だから確かに道端に急に現れることありませんか?

うちの近くにも小さな交差点に立っているお地蔵さんがいるのですが、子供の交通事故が遭った場所です。

 

そんなお地蔵さんをスマホなどで写真撮影するのは、不敬に当たると言われているのです。

 

撮影する場合は、そのお地蔵さんがなんの目的で作られたかを調べておきましょうね。

 

そもそもお地蔵さんは撮影する理由がない限りはしないほうが良いと思いますよ!

 

③お地蔵さんを拝むのはNG

お地蔵さんは拝むのもNGと言われています。

これも上記の手を合わせるのがNGと同じような意味合いです。

 

亡くなられた方の供養のために 個人的に祀られているものなど地蔵菩薩さまではないことがあります。

 

実際に道端や、川沿いに急に見かけるお地蔵さんとかいませんか?

 

私も良く堤防などの道路で見かけるお地蔵さんがいます。

その場合は基本的に管理はされていないケースが多いです。

 

ただ、近所の人、誰かが気にかけているためキレイになっている状態というのもありますよね。

 

しかし、持ち主がないお地蔵さんの場合は、他の悪霊が住み着いていることがあります。

この場合に限り拝んではならないのです。

 

お地蔵さんは建てられている目的がそれぞれ違うんです。

その目的がわからないままの拝みや手を合わせるということは、ちょっと危険もあるよということですね。

 

管理されているお地蔵さんかどうか見て判断できることもありますが、なんの目的で立てられているお地蔵さんなのかはちょっとわかりづらいですよね。

 

ついつい拝んでしまいがちなのが日本の習性なのですが、気を付けておきましょう。

 

お地蔵さんに手を合わせてはいけないのはなぜ?

 お地蔵さんには手を合わせてはいけないというのもたまに耳にします。

実は私も小さい頃からそう言われて育ってきましたね。

 

では、「お地蔵様に手を合わせてはいけない」ってなぜなのでしょうか?

 

実際に手を合わせてはいけないのかどうなのかというのは迷信であると言われています。

・・・がなぜ迷信がでてきたのかというのが気になりますよね。

 

それは、前述した拝んではいけないというのと同じ意味です。

 

道端や村のはずれにあるようなお地蔵様は、身代わり地蔵や霊を供養するためにいるお地蔵さんが多いと言われていると説明しました。

 

その前で手を合わせてしまうと、慈悲の心を持ったあなたについてきてしまうというのが迷信であるのです。

 

お地蔵様に手を合わせること自体、悪いことではないのですよね!

 

ただ、道端などにあるお地蔵さんには身代わりなだけに、霊がいるというようにイメージされてしまうことからそういう迷信になってきたのだと思います。

 

ですので、手を合わせてはいけないと言うわけではありませんが、「霊的なものが作用するかもしれないという迷信もあるよ」ということです。

 

しかしお地蔵さんの中でも、管理がきちんとされているお地蔵さんがいますよね。

お寺の中にいるお地蔵さん、本堂の奥にいるお地蔵さん、お寺の敷地にいるお地蔵さんなど。

 

そういうお地蔵さんには、普通通り手を合わせても拝んでも良いとされています。

お参りの仕方も通常と同様、2礼2拍手1礼で問題ありません。

 

お地蔵さんがある場所には意味がある?

 上記でも説明してきましたが、お地蔵さんのある場所には意味があります。

何らかの目的があってその場所に立てられているのです。

 

実際にお地蔵さんがいる一番多い場所は、お墓の入り口なのです。

 

だから、この世とあの世の境目にいてくださって、お墓で眠っている人を守ってくれているということで立てられているとされているのです。

 

墓の入り口にいるお地蔵様は、六地蔵と呼ばれ、6体いることが多いんです。

 

これにも意味があって、

仏教には「六道」という言葉がありるので、それを意味しているんですね。

 

六道は、

「地獄」「餓鬼」「畜生」「修羅」「人間」「天上」

という人間が生まれ変わる可能性がある全ての道というのを示しているものだとされています。

 

地獄が最も深く苦しむ場所、右に行くにつれ苦しみは少なくなり天上は迷い悲しみもあるが愉しみがある場所。

 

そう言い伝えでは言われているのです。

 

そういう意味で6体のお地蔵さんが、お墓の入り口で悪い奴が入ってこないように守ってくれているということなのです。

 

ただし、これはお地蔵さんが墓の入り口にいるパターンですね。

基本的に多いのはこのお地蔵さんです。

 

ただ前述もたくさんしてきましたが、道端、崖のあるところ、森、山の中に急に現れるお地蔵さんは身代わり地蔵だったりして、何か昔にその場で事故があって建てられたと言う場合もあります。

 

そこにいるお地蔵さんには必ず意味があって建てられていることは間違いありませんが、その後管理されているかどうかは分かりません。

 

神社仏閣などのお地蔵さんは間違いなく管理されているので問題はありません。

 

お地蔵さんが設置される向きの意味とは?

 お地蔵さんが設置されている向きで正確に確実な方向というのはないのですが、習わしや謂れみたいなものはあるのです。

 

道端に祀られているお地蔵さんは、その場所に目的をもって建てられているので、方向を整えるのは難しいことも考えられています。

 

ですが、お寺などにいらっしゃるお地蔵さんなどは一応習わしがあります。

 

仏教には十方に浄土がありますので、東西南北どちらを向いても意味があるようになっています。

 

西を向いて拝むのはその先に阿弥陀様の極楽浄土があるから

東を向いて拝むのはその先に薬師如来の浄土があるから

北を向いて拝むのは天子南面すとあることと、上座の意味も含まれています

南には観音様の浄土があるから

 

このようにそれぞれの方角に意味があるので、その向いている方角へ拝んでいると考えられます。

 

ただ、仏教にそこまで詳しくないので、どの向きを向いても浄土があるのには変わりないので問題ないのかなと考えてしまいますね・・・。

 

きっとそれぞれの浄土により意味が違うのでしょうね。

 

これは、仏教に関する方角なのですが、お地蔵さまに限ったことで説があります。

 

『日本石仏図典』という図典に説明が書いてあるのです。

北向きの呼称は

「尊像が北向きに安置されているということではなく、地蔵菩薩の浄土である佉羅陀山は南方にあって、ここに座すお地蔵様はおのずと北を向くことになるから」

という風に書かれています。

 

北向き地蔵という言葉があるように、おのずと向くようになっていると言われもありますね。

 

他にも、

「北や鬼門を避ける感覚があるなかで、北向きの地蔵、観音、不動、庚申などとされるのは、近世の子権現信仰とも関わる可能性について言及されている。」

というようなことも言われています。

 

お地蔵さんのよだれかけの意味は?

お地蔵さんのよだれかけの意味は、お参りし赤いよだれかけをお地蔵さんに身につけることで自分の煩悩を消すという役割があります。

 

 

また、お地蔵さんってそもそも水子や幼くして亡くなった子供など、胎児や乳幼児の供養のためにも建てられている事もあります。

 

ですので赤ちゃんに見立てて、よだれかけをつけているという意味も持っていますよ!

 

 

お地蔵さんのよだれかけって基本的に赤色をしているんです。

この赤色は煩悩を表す色とされています。

 

お地蔵さんに煩悩の色をしたよだれかけをつけて、その色が薄くあせていくことで、お地蔵さんが煩悩を消してくれたという意味にもなるのです。

 

お地蔵さんのよだれかけの意味って、かなり奥深いものだったんですよ!

 

私の義母も実は流産の経験があり、そのため毎年お正月になると初詣の際にお寺に行って水子供養のお地蔵さんにも手を合わせています。

 

お地蔵さんはそれほど、お子さんを亡くした方々にとっては大切で、まさに我が子に見立てている存在でもあるんです。

 

一般的にはやっぱり、子供は親にとっては宝物なので、その供養の役割を持つお地蔵さんも我が子の代わりのように想っている方々も少なくないです。

 

お地蔵さんが子供の姿をしてるのはなぜ?

お地蔵さんが子供の姿をしているのは、成長せずに亡くなった子供たちに見立てているからです。

 

また、お地蔵さんは幼くして命を落とした子供たちがいる、地獄の賽の河原に時折やって来て、石を積む子供たちを救う、という役割もあるため子供を象徴している姿をしています。

 

確かに賽の河原で石を積む子供たちも自分たちと似たような背格好の仏様がやって来ると、安心感が得られますもんね!

 

私も以前にとある漫画で、お地蔵さんが賽の河原に行き子供を救うという話を読んだことがあります。

 

親より先に亡くなった子供は賽の河原で石積みをさせられるという理不尽な目に遭いますが、お地蔵さんを立てて供養すれば、亡くなった我が子も賽の河原から救われるという信仰も残っています。

 

子供を亡くした親にとっては、お地蔵さんは我が子の代わりだったり、我が子が地獄でひどい目に遭わないために祈りをささげる大切な存在。

 

以上の理由を知ると、お地蔵さんが子供の姿をしているということも理解しやすいですね!

 

特に昔は一般庶民は、満足に栄養も摂れなければ医療技術も未発達だったので、幼くして亡くなる子供が多かったのです。

 

また産まれてくることも出来ずに亡くなった子も多いでしょう。

 

お地蔵さんはそんな悲しい気持ちを背負った親を少しでも救うためにも建てられているのです。

 

お地蔵さんの拝み方

お地蔵さんの拝み方は特に決まりはなく、お賽銭箱があればそこにお賽銭を入れ、なければお線香や花やお菓子などをお供えして手を合わせて供養を祈れば大丈夫ですよ。

 

神社とかお寺だと、拝み方など参拝ルールが決まっていることが多いですが、お地蔵さんに関しては特に正しい拝み方はないのです。

 

もちろん地域によってはお地蔵さんの拝み方にも決まりが設けられているケースもありますが、基本的には拝み方は供養の気持ちが伝われば問題ありません。

 

ただお地蔵さんの前にしゃがんで両手を合わせて目をつむり、子供たちの供養を祈るだけで十分。

 

お地蔵さんは仏教でも、すごく寛大で優しい仏様なので、きちんと誠意と真剣な供養の気持ちを持った拝み方をすればその想いを受け止めてくださいますよ!

 

もちろんお子さんを亡くされた場合も供養を祈り拝むことで、お子さんがもし賽の河原にいたとしてもちゃんとお地蔵さんが救い出してくださいます。

 

お地蔵様のお供えの花は?

 お地蔵さまのお供えの花はこれと言った決まりはありませんが、「棘のある花は避けましょう」と言われています。

 

併せて、香りが強すぎる花や葉っぱがチクチクに尖っている感じのものも避けたほうが良いと言われることもありますが決まりではありません。

 

路地に立っていつお地蔵さんは、みんなを見守っていてくださるので長持ちするものが良いですね。

 

季節の花や、その道中までの草花でもよいとされているのですよ!

気持ちの持ちようというのが一番の理由です。

 

まとめ

お地蔵さまはお寺の敷地内、お墓の入り口に祀られています。

 

しかし道路の端や森、山の中に急に祀られていることもありますよね?

お地蔵さまは意味があってそこにたてられています。

 

ですのでその意味を把握しないで、むやみに拝んだり手を合わせると霊がついて来たり・・・というような迷信があるんです。

 

管理されていないと悪霊がいると言われる様な事もあります。

 

お地蔵さんが、お寺などにいらっしゃる場合は、二礼二拍手一礼で問題ありません。

 

お地蔵さんにお供えするお花には決まりはありません。

ただ、棘のあるものや葉っぱの尖ったものなどは避けたほうが良いですよ。

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