お酢は体にいいので、
できたら毎日摂りたい食品ですよね。
またお酢と水を混ぜたものを
お肌に優しい洗剤として掃除に使って事は
知っている人は知っているのではないでしょうか?
でも、食事中に洋服にうっかりこぼしてしまうことあったりしますね。
また、料理中にひっくり返したり…。
酢はなかなか強烈な匂いがするので、
掃除をしてもなかなか匂いが取れないです。
応急処置として、
とりあえず服についた酢の匂いをどうにかする方法をご紹介します。
お酢の匂いを消す簡単な方法!
酢をこぼすと洋服の場合は、
とりあえず時間が経ってしまうとシミになってしまいます。
こぼした部分だけ水を含ませたお絞りと、
乾いた紙ナプキン(乾いたタオルがあれば一番です)でトントンと叩くようにして、
こぼした酢を乾いた布に移すようにして抜いていきます。
これは、酢だけに限らず、醤油やソースでも一緒です。
とにかく最初の処理が肝心です。
それでも、全部落ちきっていないので、
匂いは残っていると思います。
市販の洋服用の消臭剤を振りかけてもいいですが、
それでも匂いが取れない時、
もしくは消臭剤が手元に無い場合の匂いの消し方を紹介します。
そこで応急処置として、2つの方法があります。
①スチームを当てる
外出先なら無理ですが家でなら、
家庭用アイロンのスチームを当てるという手があります。
熱に弱いもの(ナイロン等)はできませんが、
通常のニットとかでしたら当てずに蒸気を当てる程度でしたらお洋服は傷みませんよ。
そのときはもちろん蒸気は一番多い量にしておいて、
たっぷり当てます。
下に乾いたタオルをあててタオルに酢の成分を移すようにします。
やっているときは加熱しているので、
匂いで倒れそうになるかもしれませんが、
酢は揮発性なのでお酢の匂いはかなり消えていると思いますよ。
ラグ・カーペットの場合は、スチームを当てた後に乾いたタオル(雑巾)で湿気を
タオルに移すようにトントンと叩いて水気を取ります。
②アルカリ性のもので中和させる
まずお酢というのは酸性の食品ですので、
酸を中和させると匂いがなくなります。
小学校のときに習ったのを覚えていますか?
アルカリ性のものといえば重曹や石鹸があげられます。
もし、つまみ洗いができるのであれば、
石鹸でそこだけ洗うと匂いが取れます。
外出先では重曹なんて持ち歩くって事はまずないでしょうから、
石鹸(できたら洗濯石鹸のほうがいいです)で洗うと、
お酢の酸性が石鹸のアルカリ性で中和されるので匂いがかなり緩和されます。
やり方は石鹸水をタオルに染み込ませ、
しっかりと絞ります。
こぼした部分にトントンと染み込ませます。
あんまり水気を含ませると、
服によっては石鹸のシミができてしまうので、
様子を見ながら抜いていくといいです。
外出時でしたら、お手洗いで手洗い用の石鹸を薄く手等につけて、
ポンポンとするしかないでしょうが、とりあえずの応急処置はできます。
床にこぼした場合は、
バケツに洗濯用石鹸を溶かしたものを用意し雑巾に浸して、
しっかりと絞って、ゴシゴシと何回かこすります。
もしラグやカーペットなら、
タオル等に固形石鹸をこすり付けしっかり拭きあげます。
重曹を使って匂いを消すときは、粉末のまま使うときは様子を見ながら、
パラパラ振りかけて掃除機で吸い取って仕上げに水拭きをします。
もし洋服なら払い落として固く絞った
タオルでこすり落とすようにして拭けばいいでしょう。
③新聞紙を使って匂いを消す方法
洋服には使えない方法ですが床等でしたら使える方法です。
まず、水拭きをして新聞紙を広げておきます。
そうすると、新聞紙が水分と匂いを吸着してくれます。
2、3時間ほどでかなり匂いは薄まると思います。
酢の匂いは洗濯したら消えるの?
先ほども少し触れましたがお酢は揮発性のものなので、
匂いは時間が経過すれば薄れていきます。
ですが、酢がこぼれた場所は時間が経過するとシミの原因になりますので、
洗濯、もしくはクリーニングに出すべきです。
酢には穀物を発酵させて作っているのでアミノ酸や糖分が含まれているため、
放置すると場所によってはカビの原因になってしまうことがあります。
また、お酢の種類によっては、
バルサミコ酢や、赤ワインビネガーのようなものは色素があるので、
服の繊維に色素沈着を起こしてしまいます。
まとめ
お酢の匂いは時間が経てば薄れていきますが、
お酢の匂いに悩まされたくありませんよね。
できるだけ早く解消したいですよね。
手っ取り早く揮発させてしまう・匂いを吸着させる・酸性を中和させてしまう
3つの方法をご紹介しました。
特にこぼしたお酢を掃除する時は、
窓を開ける、換気扇を回すなどして、
しっかり換気しながらお掃除してくださいね。
ご紹介した方法をぜひ試してみてください。