女性に人気のブルーベリー。
生のものも売っていますが、冷凍ならば保存もきくため購入される方は多いと思います。
程よい甘さと酸味がくせになり、ついついつまんで食べてしまいませんか?
今回は冷凍ブルーベリーの体への効果や食べ方についてみていきましょう。
冷凍ブルーベリーは体に悪い?
ブルーベリーは、「スーパーフード」と言われるくらい栄養価が高いです。
そのため食べること自体に悪いというのではなく、ついつまんで食べた結果食べすぎによる体への影響があります。
①消化の問題
食べ過ぎてお腹を壊したり、逆に便秘になることもあります。
場合によっては吐き気なども加わることも・・・。
やはり何でも食べすぎは要注意ですね。
②糖質の問題
元々果物はカロリー自体は低いものです。
しかしその甘さには糖質が隠れていることを忘れてはいけないです。
カロリーが低いからと食べすぎると、結果太ってしまうこともあるでしょう。
ダイエット中の方は特に注意です。
冷凍ブルーベリーはどんな効果があるの?
ここからは冷凍ブルーベリーの効果についてみていきましょう。
①目の栄養になる
これは、1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
ブルーベリーにはポリフェノールの1つ「アントシアニン」が多く含まれています。
この「アントシアニン」は目に必要なタンパク質を合成するのに必要な物質です。
サプリメントなどでも取り入れられているんですよ。
②抗酸化作用
私たち体の中には「活性酸素」という酸化力が強いものがあり、増えると体の細胞が傷ついていきます。
よく例えられるのは「体がサビてしまう」という表現ですね。
原因は食べ過ぎや飲酒、喫煙、ストレス、紫外線など、このサビを抑えてくれるのが「抗酸化作用」です。
①で紹介したポリフェノールの1つアントシアニンは、目の栄養だけでなく抗酸化作用があると言われています。
また抗酸化作用のある栄養素として「ビタミンACE(エース)」と言われますが、こちらもブルーベリーは含有量が多いです。
アンチエイジングだけでなく、生活習慣予防としても注目されてる抗酸化作用。
皮にも多く含まれているので、皮ごと食べられるブルーベリーがとても簡単に思えてきませんか?
冷凍ブルーベリーの栄養素!カロリーや糖質は?
ここまでブルーベリーの効果についてお話ししてきましたが、もう少し詳しく栄養成分についてみていきましょう。
生のブルーベリー100gに含まれる主な栄養素は下記のようになります。
・エネルギー:49kcal
・炭水化物:12.9g
・ビタミンA:55μg
・ビタミンE:1.7mg
・ビタミンC:9mg
・食物繊維:3.3g
・アントシアニン:0.5~6.5g
これらの栄養成分ですが、冷凍すると失われるどころか栄養が高くなります。
理由は皮の細胞が壊れて吸収率が上がるから!
生のままでは傷みやすく、買っても食べられなくなってしまうことも多いでしょう。
栄養や保存の事を考えると、冷凍を購入するか生を買って冷凍するのがメリットも多くオススメです。
冷凍ブルーベリーの食べ過ぎは大丈夫?1日何粒までが効果的?
さて、こんなにメリットがあるブルーベリーなら沢山食べたいですよね?
でも1日にどのくらいまで食べてもいいのでしょうか。
効果、特に抗酸化作用などに注目するのであれば効果的な量は80gとされています。
1粒1g前後なので大体80粒。
意外と食べても大丈夫のようですね(笑)
果物の摂取は200g程度が推奨されているので、他にも食べる予定があれば合わせて考えてみましょう。
冷凍ブルーベリーを毎日食べ続けたらどうなる?
これまでの話からするとメリットの多いブルーベリーですが、毎日となるとどうでしょうか?
どんなものでも効果がすぐ出るわけではないため、継続する事が大切ではあります。
しかし、一方で食べ続ける事で、弊害が起こりうることも念頭に置いておきましょう。
上でもお話ししたように、消化に支障をきたすかもしれません。
推奨されている量や効果がある量はありますが、1番は負担がない量が望ましいです。
ご自身の体としっかり相談しながら食べてくださいね。
冷凍ブルーベリーのダイエット効果!太る?それとも痩せる?
果物でのダイエットには注意が必要です。
ブルーベリー自体食べやすく、過度に摂取してしまう可能性が高いです。
また単体ではなくジャムやその他の加工品などで、砂糖が加わっているものも多いでしょう。
適切な量であれば問題ありませんが、過度な量は太ってしまう事をしっかり念頭に置いておきましょう。
冷凍ブルーベリーは業務スーパーやコストコではいくらで売ってる?
さて、それでは実際に購入するにはお値段はいくらなのでしょうか?
①コストコ「カークランドシグネチャー」
2.27kgで税込み1,498円
100gあたり66円となっています。
原産国はアメリカで、アメリカの農務省が定める冷凍ブルーベリーの最高グレードです。
大粒で色味が濃いのが特徴でなおかつオーガニック。
保存しやすいようにチャック付きなのもポイントです!
②業務スーパー「さわやかな酸味と甘み!ブルーベリー」
500gで税込み462円
100gあたり86円となっています
原産国はカナダで、こちらもチャック付きの袋になっています。
粒は比較的ばらつきがあります。
冷凍ブルーベリーのおすすめはコレ!
多くのメーカーから販売されていますがオススメなのが、
・コンビニ → セブンイレブン
・スーパー → トップバリュー
という結果がいくつかみられました。
セブンイレブンのものはしっかりとした甘みがあり、期待しているブルーベリーの味がする。
トップバリューのものは、自然の酸味があり生のブルーベリーに近いです。
こうしてみると、甘さと酸味のバランスが美味しさの決め手のようですがこれはあくまでオススメ。
個人個人甘みがあるものが好きなのか、酸味が強いのが好きなのか、また冷凍となると冷凍したままの食感と解凍した時の食感なども好みがあります。
今はどこでもほとんど置いてありますので、オススメに限らず自分の好みを見つけ出すのも楽しみですね。
冷凍ブルーベリーの美味しい食べ方は?
美味しいブルーベリーを見つけたら、今度はどんな食べ方が美味しいのか気になりますよね?
食べ方① アイス・ヨーグルトに混ぜる
シンプルな味を購入し、ブルーベリーを混ぜるだけです。
アイスであれば王道はやはりバニラでしょうか?
ストロベリーアイスに混ぜてミックスベリーにするのも良いですね。
ヨーグルトも同様にプレーン以外にもベリー系もオススメです。
食べ方② ジャム
ブルーベリーと言ったら私はジャムですね。
ジャムなら自分の好みの甘さに作れますし、お子さんも食べれるのではないでしょうか。
ただ特にお子様の場合はですが、アレルギーがないかどうかだけ気をつけましょう。
パンに塗るのもいいし、少し解凍したブルーベリーと一緒にパンケーキに添えるのも良しです。
もし「甘い方が好きなのに酸味が強かった…」となれば、加熱で甘くなりますし砂糖も加えられるしでもってこいの食べ方かもしれません(笑)
食べ方③ドリンク
お馴染みのスムージーなどはいかがでしょうか?
イチゴやバナナはブルーベリーとの相性が良く一緒に入れる牛乳とも合います。
スムージーは人気がある反面、糖質には注意をしましょう。
冷えた牛乳でお腹も壊さないように、飲む量には気を付けてくださいね。
冷凍ブルーべリーのおすすめレシピ
食べ方をお話ししてきましたので、実際に今度はレシピをご紹介致します!
①ブルーベリージャム
【材料】
・冷凍ブルーベリー
・グラニュー糖
・レモン汁
【作り方】
分量は冷凍ブルーベリーの分量と同等の量が目安です。
1:全ての材料を耐熱容器に入れて混ぜ合わせます
2:電子レンジで5分程度加熱します
3:これを3回程度繰り返してとろみがついてきたら出来上がり
とても簡単ですよね。
グラニュー糖やレモン汁は、味見をしながら足してもいいです。
ご家庭の電子レンジの機種などによっても加熱の状態には誤差が出るので、様子をみながら加熱時間を調節してください。
ジャムと聞くと「鍋で煮込まないといけない」と思いがちです。
でもこの方法なら火の番を気にする事なく簡単にできます。
②クリームチーズとグラノーラのティラミス
【材料】
・冷凍ブルーベリー
・イチゴ
・クリームチーズ100g
・生クリーム100㎖
・砂糖お好み
・グラノーラ60g
・ココアパウダー適量
分量はカップ1つ分なので、必要な分を増やしたり、特にグラノーラなどは好みの配分にしてみましょう。
材料が少し多いかもしれませんが、工程としてはとてもシンプルです。
【準備】
クリームチーズは常温に戻しておきます
ブルーベリーは入れる時までには解凍しておきます
イチゴを1cm角にカットします
【作り方】
1:ボウルに入れたクリームチーズを柔らかくなるまで混ぜる
2:別のボウルに生クリームと砂糖を入れて 角が立つまで泡立てる
3:1と2を混ぜる
4:器にグラノーラ、イチゴ、ブルーベリー重ねる
5:3のクリームを入れて冷蔵庫で固まるまで冷やす
6:仕上げにココアパウダーを振りかける
グラノーラはビスケットとバターを混ぜて、タルト生地風にしても美味しいです。
ブルーベリーとしての紹介ですが、フルーツと相性がいいものばかりなので、ぜひお好きなフルーツでも作ってみてください。
冷凍ブルーべリーの保存方法は?
まずブルーベリーを冷凍する方法についてみていきましょう。
大切なのは大きく分けて3つです
①なるべく収穫から早い時期に冷凍する
冷凍するとブルーベリーの栄養は増します。
収穫後は時間が経つにつれて徐々に栄養分が落ちてしまうので、もし生のまま購入した場合はすぐに冷凍しましょう。
②しっかり水気を取る
洗った後にキッチンペーパーなどで、しっかり水気をふき取りましょう。
不十分だと実と実がくっついてしまいます。
③小分けの冷凍
ジャムを作るなどであればいいですが、つまんだり、少量添えたい時には小分けの方が便利です。
何より少量の解凍で済むため、一度解凍したものを再冷凍すると品質が落ちてしまいます。
必要な時に必要な分だけが無駄にしないコツですね。
また冷凍するブルーベリーを選別する際傷んでいるものは避けましょう。
まとめ
今回は冷凍ブルーベリーの栄養・効果から食べ方までをお話ししてきました。
今まで何気なく食べてきたブルーベリーも、栄養の事を知ると少し食べるときの気持ちも変わってきませんか?
うまく食事やおやつに取り入れながら健康的な体を目指していきましょう。