病気にかかってしまった人が周りにいて、どう声を掛けたらよいのかということ困ったりしたことありませんか?
立場によっては安易に声掛けもしづらい感じがしますよね。
かといって無視してスルーするのも気が引けます。
相手が友人や恋人等であれば仲も深いので、そこまで気も使わないで心配したそのままの気持ちで声を掛けられるのですが、これが職場の人となると難しかったりしますよね。
今回の記事では、病気の人にかける言葉でやライン・メールの例文を友達、恋人、同僚、職場の上司、取引先などのケース別に紹介していきます。
病気になった人にかける言葉のポイント
それぞれ詳しくご紹介していきます。
元気になるのを応援する言葉
病気をしていると不安になったり、どうなるかわからなくなることもあります。
そんな時、少しずつでも回復の兆しが見えてくると、心の中で少しホッとします。
そのような時、私たちの周りの人が「だんだんよくなってきて、本当にうれしいよ」と声をかけてくれるだけで、もっと元気になろうという気持ちが強くなります。
元気になるのを心から願っているという気持ちを伝えることは、病気との戦いの中で大変な思いをしている人にとって、大きな支えとなります。
だから、元気になる過程を一緒に喜び応援する言葉をかけてあげることで、その人の回復への道のりが少しでも明るくなるようにしましょう。
心からの気遣いの言葉
病気の時、体の痛みや辛さだけでなく、気持ちもとても疲れてしまうことがあります。
そんな時、少しの優しい言葉や気遣いが、その人にとって大きな力になります。
例えば、「大丈夫だよ、少しずつよくなるから」と言ってあげるだけでも、心の中でほっとする瞬間が生まれます。
また、「ゆっくり休んで、体を大切にしてね」という言葉は、その人に対する思いやりを感じさせてくれます。
さらに、手書きの手紙やカードを送ることもおすすめです。
文字にすることで、自分の気持ちを伝えることができ、受け取った人も嬉しく思うことでしょう。
病気の人は、痛みや不安を感じている時が多いですが、周りの人たちの言葉や気遣いによって、少しでも元気を取り戻すことができることがあります。
だから、私たち一人一人が心からの言葉で励まし、サポートしてあげることが大切です。
どうしてるか気にする言葉
病気になると、不安や心配が頭の中をぐるぐると回ることが多いです。
そんな時、大切なのは身の回りの人たちの支えや優しい言葉です。
たとえば、「最近、どう?体調は大丈夫?」と気にして声をかけてあげることで、その人は「自分は一人じゃないんだ」と感じることができます。
そういった小さな一言が、その人の心に大きな力となり、前向きな気持ちに変えてくれることがあります。
でも、こういった言葉をかける時は、相手の状態や気持ちをきちんと理解することが大切です。
病気がとても重い場合や話すのが辛い状態の時には質問の仕方を工夫したり、無理に話さないように気をつけることも大切です。
最終的には、その人がどう感じているのか、どんなサポートや言葉がほしいのかをしっかりと見極めて、心からの気遣いやサポートをしてあげることが大切です。
病気の人は、ただ単に体の問題だけでなく、心のサポートも必要としているので、周りの人たちの温かい気持ちや言葉が大きな助けとなるのです。
元気を出してほしい気持ちを伝える言葉
人が病気になったとき一番感じてほしいのは、その人のことを思う心や気遣いです。
病気の人は不安や辛さを感じていることが多いので、周りの人たちの優しい気持ちやサポートが大きな励みになります。
例えば、メッセージや手紙、電話で「早く良くなって欲しいよ」「元気になったら、一緒に○○の場所に行って楽しもうね」といった言葉を伝えてあげると、病気の人はその言葉に元気をもらうことができます。
また、普段の思い出やこれからの楽しみな計画を話すことで、その人の心に希望の光を灯すことができるでしょう。
さらに、頻繁に連絡を取ることで、孤独感を軽減する助けともなります。
病気の時って一人でいる時間が多くなったり考えすぎてしまったりすることがあるので、話すことで気分転換にもなります。
大事なのはただ声をかけるだけでなく、心からの気遣いや思いやりを持って接すること。
病気の人の気持ちを理解しその人が何を求めているのか、また何を感じているのかを考えながら優しく接してあげましょう。
顔を見て元気を伝える言葉
病気の時って、体や心がとても疲れているものです。
そんな時、一人での戦いが続くと、どんどん元気を失ってしまうことも。
でも、大切な人や友達に直接会うと、元気や勇気がわいてくるものです。
メッセージや手紙も嬉しいけど、やっぱり実際に顔を見て話すことが一番の元気の源になります。
だから、できるだけ直接会って「久しぶりに会えて、本当に嬉しいよ」と伝えてあげると、その人の心は温かくなり、少しでも元気になることができると思います。
特に、病院に長くいるときや家で安静にしているときは、外の世界とのつながりが少なくなってしまうことがあります。
そんな時、訪問してくれる人が現れるだけで、孤独感が減り気持ちが明るくなるものです。
そして、直接の言葉はその人の心を直接温めてくれます。
会いに行くときはお気に入りのお菓子や雑誌、趣味のものなどを持っていくと、さらに喜ばれることでしょう。
最後に、病気の人の状態や気持ちを理解し、無理をさせないように気をつけながら元気を伝える時間を大切にしてあげましょう。
病気の人にかける言葉のラインの例文で友達の場合は?
病気の友達を励ましたいけど、どういう言葉をかければいいのか分からない。
そんな時、どうすれば友達の気持ちを傷つけずに、元気をあげることができるのでしょうか?
ここでは、病気の友達にかける言葉のポイントを紹介します。
1. 本当の気持ちを伝える
友達の気持ちを理解し、本当に思っていることを伝えましょう。
例えば、「辛いと思うけど、一緒に乗り越えていくよ」という言葉は、心の中でのサポートを感じさせます。
2. あまり重たい言葉は避ける
病気の友達は、すでに辛い気持ちや不安を感じていることが多いです。
だから、重たくなりすぎる言葉は避けて、明るく元気な話題で会話を楽しませてあげることも大切です。
3. 過度な同情は避ける
「かわいそうに…」といった同情的な言葉は、かえって気を使わせてしまうことがあります。
同情よりも、共感の言葉や励ましの言葉を選んで伝えるようにしましょう。
4. 未来の楽しい計画を共有する
「元気になったら、一緒にあのカフェに行こうね!」というような未来の楽しい計画を話すことで、友達の前向きな気持ちを引き出すことができます。
5. 聞き手に徹する
話をすることで、気分転換や気持ちの整理ができることがあります。
だから、友達が話したいことをじっくりと聞いてあげることも大切です。
病気の友達にかける言葉は、心からのものであれば間違いはありません。
友達の気持ちを大切にしながら、一緒に前向きに過ごしていきましょう。
病気の人に掛ける言葉で友達にラインを送る場合の例文
病気の人にかける言葉で、友達にラインするケースの例文を紹介していきます。
例文①
大丈夫?
って大丈夫なわけないよね。
●●さんの気持ちを思うと、胸が締め付けられる感じがするよ。
きっと本人はその数十倍も辛いんだろうなと思うし、なにか私にできること・・と考えてたんだけど思いつかないから、してほしいこととかあったらいつでも本当に言ってね。
話を聞くこととかならいつでもするし。
長い付き合いだもん、こういう時は頼ってよね。
嫌と言われても、毎日でも連絡するからね(笑)
例文②
体調はどう?
きっと辛いし大変だよね。
●●さんがいないと寂しいよ。
2人で遊びに行ったお店に行ったりしたら、すぐ●●さんのこと思い出してしまうよ。
元気になったらまたあのお店行こうね。
それまで辛かったり悲しかったりしたら、いつでも連絡してきてよ、飛んでいくし、行けなくてもオンラインでも話せるしね!
こんな時に遠慮しないでね。
私が困ったときもたくさん助けてくれたから、なん役に立ちたいと思ってるから!
病気の人にかける言葉のラインの例文の恋人編!
大切な恋人の前で、気を使いすぎてしまうかもしれませんが、どうしたら心からの気持ちを伝えられるか考えてみましょう。
1. 愛情を込めて伝える
「どんなときも一緒だよ」という愛情を持って、支える気持ちを伝えましょう。
恋人としての愛情が最も安心感を与えてくれることでしょう。
2. あまりプレッシャーをかけない
「早く元気になってほしい」という気持ちが強くても、それを強く伝えすぎるとプレッシャーを感じさせてしまうかもしれません。
気を使わせないような言葉を選びましょう。
3. 共に過ごす時間を大切にする
言葉だけでなく、一緒に過ごす時間を大切にすることも重要です。
映画を見たり、お気に入りの音楽を聴くなど、リラックスできる時間を共有しましょう。
4. 前向きな未来の話をする
「元気になったら、二人で旅行に行こうね」といった未来の楽しい計画を共有することで、前向きな気持ちにさせてあげることができます。
5. ときどきはただ傍にいるだけで
必ずしも言葉をかけなくても、ただ側にいて支えるだけで、恋人は安心感を得ることができます。
病気の恋人にかける言葉は、愛情を込めて伝えることが一番です。
一緒に辛い時期を乗り越えて、二人の絆を深めていきましょう。
病気の人に掛ける言葉で恋人にラインを送る場合の例文
病気の人に掛ける言葉で、恋人にラインで送る場合を紹介しますね。
例文①
少し落ち着いた?
今日は傍にいれなくてごめんね。
でもずっと心配しているし、ずっと思っているよ。
きっと病気も良くなると信じているから、ひとりじゃないから一緒に頑張ろうね。
例文②
ちょっとは落ち着いてきた?
なんでも弱音でも辛いことでも悲しいことでもなんでも話してね。
助けられることや手伝えることはなんでもするからいつでもいいなね。
今は、神様からの休養指令だと思って、ゆっくりしよう。
無理しないのが一番だから、今は周りに頼って甘える時期だよ。
元気になったら倍返ししてもらうから、今のうちに甘えといて(笑)
例文③
毎日心配して、代わってあげられたなら・・と思わない日がないよ。
辛いよね、でもここで踏ん張るしかないから、一緒に乗り越えよう。
今までの無理が一気にたたったんだよ。
君は頑張り屋さんだけど、頑張りすぎだから、このタイミングで一回ゆっくり休んで、マイペースで行こう。
ずっと横にいるから大丈夫だよ。
病気の人にかける言葉のラインの例文で職場の同僚の場合は?
職場の環境では、プライベートなことを話すのが難しいこともありますが、心からの気遣いを伝える方法はたくさんあります。
1. 無理をしないでと伝える
「無理をしないで、ゆっくり休んでください」という言葉は、体調を第一に考える気持ちを伝えるのに最適です。同僚の健康を思う気持ちが伝わるでしょう。
2. 職場のサポートを申し出る
「仕事のことで何か困ったら、何でも言ってくださいね」といったサポートの言葉をかけることで、安心感を与えることができます。
3. 具体的な助けを提案する
「この書類、私が預かっておきますよ」といった具体的なアクションを提案することで、同僚の負担を減らす手助けをすることができます。
4. 過度な同情は避ける
同情する気持ちはわかりますが、あまりにも過度に同情してしまうと、同僚を不快にさせてしまうことがあります。
適度な気遣いを心がけましょう。
5. お見舞いを考える
言葉だけでなく、お見舞いの品やカードを送ることも考えてみてください。
小さな気遣いが、同僚の心を温めることでしょう。
結局のところ病気の同僚にかける言葉は相手の立場になって考え、心からの気遣いを伝えることが大切です。
日頃のコミュニケーションを大切にし、一緒に働く仲間としてサポートしていきましょう。
病気の人にかける言葉で同僚にラインを送る例文
病気の人にかける言葉で、同僚にラインを送るケースを紹介します。
例文①
お疲れさま。
体調はどう?
仕事のほうは問題ないので、気にしないで療養していてね。
早く元気になろうとするとなおさらあとでがくっと来るから、今は治すことが仕事だと思って、療養に集中してね。
なにか気になることとか心配や不安なことがあったらいつでも言ってね。
私のできることならなんでもするから相談してね。
例文②
お疲れ様です。
少し楽になったりした?
きっと●●さんのことだから、無理してまた笑っているんじゃないかと心配しているところです。
いつも頑張り屋で、周りに気を使っているばかりで、周りもみんな●●さんが優しいから頼りっぱなしで、そりゃ大変だったよね。
みんな●●さんの存在の大きさを改めて痛感しているようだよ。
私にとっても大きな存在だから、元気になること心から願っているよ。
なにかあったらいつでも話してね。
例文③
おつかれさま。
どう?体調は少しよくなった?
会社にいないのが寂しいよ・・。
でも早く元気になって欲しいし私も我慢して頑張っているよ(笑)
早く一緒に仕事したい気持ちでいっぱいだし、やっぱ一緒に仕事していると楽しいんだなと、今ひとりでしていて改めて思うよ。
無理はしないで、マイペースで療養して、また元気な顔で出社してくる日を楽しみにしています。
お見舞い言っていいんだったら教えてね(笑)
病気の人にかける言葉のメールの例文!職場の上司編
上司という立場の人に対して、どんな言葉をかけたら適切なのか気を付けたいものです。
上司にかける言葉のポイントを紹介します。
1. 真心を込めて心配する
「大変でしたね、お身体を第一にお考えください」といった、心からの心配の気持ちを伝えることが大切です。
2. 仕事の進行状況を伝える
上司は仕事に対する責任を感じていることが多いです。
「現在、○○の仕事はこのように進めていますので、ご安心ください」と、仕事の進捗を伝えて安心感を提供するのも良いでしょう。
3. 具体的なサポートを申し出る
「何か私にできることがあれば、お気軽にお伝えください」と、自分ができるサポートを提案することで、上司の負担を少しでも軽減できます。
4. 余計なプレッシャーをかけない
「早く戻ってきてください」という言葉は、良い意味で言っているつもりでも、プレッシャーを感じさせてしまうことがあります。
上司の回復を第一に考えた言葉を選びましょう。
5. お見舞いやメッセージカードを考える
言葉だけでなく、手書きのメッセージカードやお見舞いの品を渡すことも、心のこもった気遣いとして喜ばれることでしょう。
要は、職場の上司であっても、人としての気遣いを大切にすることが重要です。
言葉一つで、上司の気持ちを明るくすることができるかもしれません。
心のこもった言葉で、サポートしていきましょう。
病気の人にかける言葉で上司にラインを送る例文
病気の人に掛ける言葉で、職場の上司が病気の時に送るメールを紹介していきましょう。
例文①
お疲れ様です。
体調はいかがでしょうか?
●●さんから毎日指導をうけていたので、いらっしゃらないと、やっぱりまだまだ私は●●さんがいないと半人前だということを痛感させられています。
でもいらっしゃらない間に、成長して元気に帰ってこられた時にはすこしでもその成長を感じていただけるように頑張ります。
元気になられて戻ってこられる日を心待ちにしています。
ただ、今はなによりもご自愛ください。
例文②
お疲れ様です。
体調はいかかでしょうか。
会社に●●さんがいないとなんだか覇気がない感じで物足りないです・・・。
早く元気になっていただきたいので、ゆっくり療養に集中してくださいと言う気持ちと、早く元気になってすぐにでも帰ってきてくださいと言う気持ちの狭間です(笑)
でも●●さんの存在感が大きすぎたことが、今のいらっしゃらない状況でおそらくみんな痛感しています。
会社が明るいのは●●さんのおかげなんですね。
またひとつ尊敬すべき点が増えました。
まだまだご指導を仰ぎたいので、元気になって一日でも早く私の指導のために帰ってきてください(笑)
例文③
お疲れ様です。
その後体調はいかがでしょうか。
私では役不足な部分が多いとは思いますが、安心して療養できますように、この機会を成長の機会と捉え頑張っております。
快復して戻ってこられた際に、成長ぶりを見せられるよう頑張るので、安心して療養してください。
生意気ですが、快復を心から祈っています。
病気の人にかける言葉のメールの例文!取引先編
取引先の方が体調を崩された場合、どのような言葉をかけると良いのか悩むことがあるかもしれません。
特に、ビジネスのシーンでの対応は慎重になりたいものです。
取引先の方に適切な言葉を伝えるためのポイントをご紹介します。
1. 正式な敬意を持って接する
「お身体のご不調、伺いました。心よりお見舞い申し上げます」といった、正式な言葉を使って敬意を示すことが大切です。
2. 仕事に関する心配をしっかりと伝える
「お身体を第一に、十分な休養をとってください。
業務に関してはこちらで適切に対応いたしますので、ご安心ください」と、仕事への配慮も示すことがポイントです。
3. 余計な詮索は避ける
病状や治療に関する詳しいことは、深く尋ねないようにしましょう。
プライバシーを尊重する態度が求められます。
4. シンプルかつ簡潔に
長文になりすぎず、伝えたいことをシンプルかつ簡潔に伝えることが好ましいです。
取引先の方も忙しいため、読むのに時間がかかる内容は避けるようにしましょう。
5. お見舞いの品を考える
もし関係が深い場合や、文化・習慣に合わせてお見舞いの品を贈るのも一つの方法です。
ただし、相手の病状や状況によっては控えることも大切です。
取引先の方に言葉を伝える際は、心からの気遣いと敬意をもって接することが大切です。
ビジネスの場でのコミュニケーションは、相手の気持ちを尊重しながら、適切な言葉を選ぶことで円滑に進めることができます。
病気の人にかける言葉で取引先の方にメールを送る場合の例文
病気の人にかける言葉で、取引先の方にメールで文章を打つケースを紹介してみます。
例文①
いつもお世話になっております。
体調を崩されたと聞きまして、驚きまして即座にメールさせていただいております。
いつもどおり御社にいってお顔を拝見できなかったので、他の方に聞いて驚いた次第です。
いつも素敵な笑顔に元気をいただいているので、心配になりいてもたってもいられませんでした。
一日でも早い回復をお祈り申し上げます。
充分ご自愛くださいませ。
例文②
いつもお世話になっております。
昨日御社へプロジェクトの件でいつもどおり相談に参りましたら、●●さんが体調を崩されたと聞きまして驚きとともに心配しております。
仕事の件は当社の方でもなんとでもなりますが、●●さんの体調のお加減だけが心配です。
プロジェクトの方は気にされないで、充分療養してください。
本来ならお見舞いも行きたいところなのですが、このようなコロナのご時世でもございまして逆に迷惑をかけるのも忍びないので、メールにて失礼します。
一日でも早い回復を心より祈念しております。
例文③
いつもお世話になっております。
御社に入るといつも元気な挨拶が聞こえてくるのに、今日は違和感があると思ったら、その挨拶の主がいらっしゃらないことをお聞きしました。
●●さん、体調を崩されたということで、かなり心配しておりますし、正直私自身が個人的に寂しいと思っています。
一日でも早く、あの元気な挨拶をお聞きしたいと願っております。
しかしながら体のことですので、充分ご自愛ください。
また元気にお会いできる日を心待ちにしております。
病気の人にかける言葉でNGなのは?
病気の人に掛ける言葉でNGなのは「頑張れ」という言葉
です。
ただし「一緒にがんばろう」といことはOKですね。
病気になったのは自分のせいでもなく、なってしまったものであり、頑張ってどうにかなることではないと気持ちが弱っていることが考えられるからです。
それに気持ちは強く持っていても、「もう充分今でも頑張ってるのにこれ以上なにを頑張れというのか・・」という気持ちにもさせられます。
「頑張れ」と言い放つのは、病気の人に対しては、他人事のように取られられる傾向がありますので、頑張れは避けたほうがよいでしょう。
それと仕事関係であれば、ちょうど良いあんばいで伝えたほうがいいのが、「いないと寂しい」とか、「存在感が大きい」とか、「いて欲しい気持ち」と、「いなくても仕事のフォローをするので大丈夫」というところです。
上手に伝えないと、マイナス思考気味である人はさらに落ち込みます。
要するに「大丈夫です。全然回っていますから」安心のために伝えていますが、あちらからすると自分が必要ないと言われているように聞こえます。
かといって、「早く帰ってきて!ヤバいです」というのを、存在感が大きいことを表現したいと思っていても、あちらからすると療養に集中できず、気持ちが焦る感じになります。
ここのバランスを上手に伝える必要があります。
それが、お見舞いに行って、面と向かって話せるならそのニュアンスも伝わりやすいのですが、メールやlineだと誤解を生むこともあり得ます。
注意してメールやlineをおくりましょう。
別記事では「手術前の人に対して、どういった言葉をかければ良いか」を色々な立場や状況の人別に詳しく紹介しています。
どんな言葉をかけてあげたら良いかがはっきりと分かりますので、相手の方の状況に合わせた項目を是非チャックしてみてください!
病気の時にかけて貰って嬉しかった言葉の体験談を紹介!
病気の時に実際にかけて貰って「嬉しかった」と感じた時の体験談を集めましたのでご紹介します。
ぜひ、こちらの体験談を参考にして、大切な人に声をかけてあげてください。
病気の時に妻からかけてもらった言葉
自分が32歳くらいなんですが、会社での定期健康診断を受けた際に肺に不自然な影がみつかり要精密検査と病院の紹介状を貰いました。
当時は、肺がんを意識してしまいふさぎ込んでいました。
妻からは 「もし癌が見つかったとしても早期発見で治療できる可能性がある。
もし問題なければ儲けもの。
せっかく異変に気付けたのだから後ろをむくのではなく前を向いてどうするか一緒に考えよう。
どんな結果でもずっと一緒にいるから」と言われ、心の靄がとれた気がしました。
病気の時に旦那からかけてもらった言葉
お腹の調子が悪く、小さなクリニックで調べてもらったのですが、「紹介状を書きますので、大きな病院に行ってください」と転院する事になりました。
結果、手術をし完治したのですが、転院する前は不安でたまらなく、夜も布団で泣いてしまう日もありました。
私が不安がると、主人は比較的明るく、はっきりとした声で「大丈夫だよ。もし重い病気でも、いい病院もいい医者も俺が探し出すから!」と言い切ってくれました。
普段頼りない人ですし、実際は腕のいいお医者さんにかかるなど簡単ではないこともわかってはいるのですが、「大丈夫」と言い切ってもらえたことで不安も和らぎましたし、嬉しかったです。
病気の時に母からかけてもらった言葉
「今は苦しいだろうけど、後になればあの時は大変だったけどと思い出せる日がきっとくるよ」「必ず良くなるから、今はじっと待って無理をしないように明るく過ごしていこうよ」「助けが必要ならば言って!何でも力になるから一人じゃあないから」「悪くなることはないから大丈夫だよ」
私が病気になって苦しい時にこう声を掛けてもらいました。
その時は苦し過ぎて、すんなりと受け止められませんでしたが、いざとなれば助けてくれるから大丈夫と腹をくくることができました。
病気の時に父からかけてもらった言葉
「ゆっくり休め、人間何とかなるから大丈夫だよ。だから今は苦しいかもしれないけど耐えてその先はたくさんいい事もあるから」
父にこの言葉を掛けられてほんとに勇気が出ました。
病気になるとどうしてもネガティブに捉えてしまうし何でも上手くいかないんだろうて自分を自分で追い込んでしまうので、気が楽になったというか肩の荷が降りた感じがしました。
病気になると外にも出れないしそういう時に何とかなるから大丈夫て声をかけられると、ほんとになんとかなる気がするし考えも軽くなるなて思えました。
病気の時に祖母からかけてもらった言葉
「今は休む時期って事だからしっかり休みなさい」
病気になって気持ちも落ち込んで心も身体もクタクタな時に今は休む時期て言うのを聞いたら、病気になるのは不幸な事じゃないて思えた。
不幸な事じゃなくて身体を休ませなさいて言う神様からのメッセージだったのかなって今なら思えます。
あの言葉がなければ前向きに考えれなかったし、心も身体もクタクタなままだったと思います。
今は休む時期は頑張って来たからこそなのかもしれないって思います。
病気の時に彼女からかけてもらった言葉
私が高熱を出し頭痛も発症している際に彼女から電話で話している時に、「そっちにお見舞いに行こうか?」という言葉を心配そうな声でかけられたのが嬉しかったです。
自分の症状を彼女に移すことは悪かったのでお断りをしたが、心配をしてくれているという気持ちが電話越しにでも伝わりました。
もしお見舞いにしたら彼女にも症状が移ってしまうかもしれないのにそれを気にせずに、自分の体調を心配をしてくれたのは自分を思ってくれてると感じ嬉しかったです。
病気の時に友達からかけてもらった言葉
「○○がいないとつまらない」
少しの間ですが、学生の頃に入院をしていて、そのときに友達が言ってくれた言葉です。
病院にひとりだったし、しばらく学校に行けていなかったので友達関係など少し不安もあり、とても心にひびきました。
嬉しかったし、はやく元気になろうと勇気づけられました。
普段当たり前のように一緒にいたり話したりしてるだけなのですが、私にとってその言葉は、自分を必要としてくれてるように感じたのでとても嬉しかった記憶があります。
病気の時に親友からかけてもらった言葉
「それは頑張りすぎたから休めっていうことだよ、ゆっくり休めばいいよ」
と親友に電話で言われました。
その時、帯状疱疹が出てしまい、会社に妊婦が多いことなどから治るまで休むように言われました。
仕事ができないこともショックでしたが帯状疱疹が出たこともショックで、親友に愚痴の電話をかけました。
すると、親友は「頑張りすぎ」と言って労ってくれました。
親友もバリバリ働くタイプだったので「ゆっくり気兼ねなく休んで、好きな物食べて自分に優しくしてあげて」と言ってくれたことで「あ、休んで良いのか」と思え、心が軽くなりました。
病気の時にクラスメイトからかけてもらった言葉
自分が丁度、かぜと盲腸と2つ続いて、急遽入院した時に担任の先生がお見舞いに来てくださってクラスメイトにも報告をしたら、皆驚きを隠せなかったんだとか。
そういわれた時にただでさえ嬉しかったのに、三日後、クラスメイトの7人がわざわざお見舞いまで来てくださってあの時の感動はとても忘れられませんでした。
学校を休んだことがない私でしたので、「一日でも早く元気になってね」と、「すごく心配してたよ」の言葉は今でも忘れられず、本当に心底今でもみんなのことが大好きです。
本当の友達でないとこういうことはできないからです。
病気の時に職場の上司からかけてもらった言葉
骨のガンで足を切断することになり、その後化学療法と長い入院をすることになりました。
入院直前、上司から電話があり「仕事のことは心配するな、待っているから必ず帰ってこい」との言葉に目が熱くなりました。
私はアルバイトで、正直替えがきく立場であったのに「待っている」と言ってくださったことがとても嬉しかったです。
その仕事も私だけがやっている仕事でした。
ご迷惑をかけるのが心苦しく、職場によっては退職を仄めかされてもおかしくない長期入院でしたのでありがたく嬉しい言葉でした。
病気の時に職場の先輩からかけてもらった言葉
うつ状態になっていた時の出来事です。
新卒2年目でキャパオーバーとなり、体調を崩していたため2ヶ月程休職をしました。
復職に向けて進んでいた時に、同じ部署ではなく異動して再スタートの不安を伝えると、
「本当は部署で一緒に頑張りたかったけど戻ってきてくれてよかった」
「元気になってよかった」
と声をかけていただきました。
不安なら、異動回数は多いからいつでも相談してねと言ってくださりました。
新しい部署で大丈夫なのか、また身体を壊さないかという不安の中、同期以外で気を許せる方だったので安心して復職できました
病気の時に同僚スタッフからかけてもらった言葉
ストレスが溜まって胃潰瘍で吐血し入院をしました。
師長からは「いつまでの入院」「明日から来れる」「早く出てきてね」という言葉がけが毎日のようにありました。
なんだか病気を知っているであろう人からかけられる言葉にがっかりしたり悔しかったりして悶々としていました。
同僚スタッフが見舞いに来てくれ「大丈夫?ちゃんと治してから出てきてね、病棟は大丈夫だから心配しなくていいよ」と言ってもらえてうれしかったです。
なんだか人の心を持った人がいてくれた、という感覚にもなりました。
病気の時に看護師からかけてもらった言葉
「なんて言ったらいいかわからないけど、あなたはいま体が痛いわけでも、苦しいわけでもないでしょ。だったらまずそれだけでいいんじゃないのかな」
これは、入院が1年以上と長くなり、退院の見込みも立たず途方に暮れている私に対して看護師さんが言ってくださった言葉です。
今この瞬間、私よりもっと体が辛くて生死の境目をさまよっている人がたくさんいる中で、あなたは今そんな状態にないでしょ?と気づかせてくれた言葉です。
自分の不幸な状況を嘆くのではなく、今をしっかり見なさいよ。
本当に今って苦しいの?と私に問いかけ、気づかせてくれた言葉は今でも私の金言です。
病気の時に病院の先生からかけてもらった言葉
病気が治らないことが分かって、残念な気持ちになりました。
お医者さんから「これはね、治らないって言うけど、今はすごい薬があるから全然なんの不安もないね」って言われました。
「僕と一緒に戦っていこう!」と言う言葉はかなり強い気持ちになりました。
完治は出来なくても、完治に近い状態を目指して頑張っていこうという前向きな気持ちになりました。
今はそのお医者さんと一緒に受診時に試行錯誤しながら、次はどういうふうにやっていこうかなど戦っています。
別記事で、色々な立場や状況の人に対して、「かけてあげられる言葉」についてをまとめています。
どんな言葉をかけてあげたら良いかがはっきりと分かりますので、相手の方の状況に合わせた項目を是非チャックしてみてください!
まとめ
病気療養中の人に掛ける言葉ってとても繊細でナイーブです。
かかりたくて病気になったわけではないので、苦しいところです。
それも思考もマイナスになりがちなので、あまり軽率なことをいうことで簡単に傷つけてしまう状態だということを念頭に置く必要があります。
あなたが必要な人だということ、早く会いたいこと、でもきちんと治してほしいこと、療養もちゃんとしてほしいこと、この辺をバランスよく伝えることが必要になってきますね。