お菓子や、ヨーグルト、ホットケーキなどにはちみつを使うことがあると思いますが、ついマイブームが去った後、存在を忘れてしまい、ふと気づけば賞味期限が切れていたなんてこと、ありますよね。
捨てるのはもったいないです。
今回は、はちみつの賞味期限切れの使い道のおすすめをご紹介します。
ここだけ押さえておけばはちみつは腐ることのない食品なので、十分使えるんですよ!
はちみつの賞味期限切れで未開封の場合は食べれる?
賞味期限の定義をおさらいしましょう。
賞味期限:「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」
消費期限:「安全に食べられる期限」期限を過ぎたら食べない方がよい
(ウィキペディアより)となっています。
お弁当や惣菜のように痛みやすい食品には消費期限で、レトルト食品や缶詰のような保存期間が長いものは賞味期限となっています。
はちみつは糖度が高いのと弱酸性の食品のため、基本的には腐る食品ではありません。
なので、天然はちみつであれば未開封で正しい保存方法であれば食べることはできます。
原料がはちみつのみであれば大丈夫ですが、水あめなどはちみつ以外のものが添加されているものだと食べないほうがいいです。
国内のシェアは国産が半分以上ですが、中には外国産のもののあるでしょう。
ドイツやルーマニアのはちみつは基準が非常に厳しいので、外国産でもこの2カ国のはちみつであれば食べても大丈夫ですよ。
はちみつの賞味期限切れはいつまで食べれる?
さきほどはちみつは腐りませんよとはいいましたが、日本は高温多湿の気候であるのと、風味がだんだん抜けていきます。
本来のおいしさではちみつを食べるには早めに使い切ることが大切です。
日本の法律上、賞味期限を設定しないといけないので、2年から3年になっていますが、基本的に常温の日光の当たらない冷暗所で保存が行われていれば気にせずに食べることはできます。
なので、賞味期限から数ヶ月くらいであれば理論上は食べても問題はありません。
ただし、食べる前には状態をきちんと確認をしましょう。
未開封でもカビのようなものが生えていたり、添加物が入っているものは食べると体調を崩すかもしれません。
はちみつの賞味期限切れの使い道のおすすめは?
気分的に賞味期限が切れたものを使いたくないな…と言う人には食べる以外にも使い道はあります。
はちみつは美容にもいいので、こんな使い方はいかがでしょうか?
1 顔のケアに使う
パックとしてそのままはちみつを顔へ塗ります。10分ほどおいてそのまま流しましょう。
もしくは化粧水に混ぜて使うと保湿効果があります。はちみつ1に対し、化粧水3を混ぜてそのまま塗ります。
唇のパックとしても使えます。食品なのでもし舐めてしまっても大丈夫です。
はちみつを塗ってラップで10分ほど。ぷるぷるになりますよ。
肌荒れ・乾燥に効きます。
2 髪へのケアに使う
シャンプー前に髪を濡らした後、毛先にはちみつを塗ります。
10分後普通にシャンプーをするだけです。
もし、パックする暇ないよって人はシャンプーにはちみつを3分の1から半分ほどまぜて頭皮からしっかり洗うようにすると、髪の毛がツヤツヤになります。
3 入浴剤として
お風呂に入るときに湯船に対してスプーン2、3杯のはりみつを入れるだけです。
こちらも保湿効果があるので、冬の季節にはぴったりです。
体もポカポカ温まります。
はちみつが固まっている場合は?
はちみつは冬だと白く結晶化してしまいます。
そんなときは湯煎をしましょう。
はちみつの瓶より一回りおおきな鍋にお水を入れて、瓶の蓋を開けたまま沸騰させないようにしてしばらく置いておきます。
そうするとお湯に接する部分が溶けてくるので、中に水を入れないようにして(腐る原因です!)清潔なスプーンで全体をかき混ぜたら溶けてきます。
はちみつの栄養素は45度から変化し始めて65度になると、完全に壊れてしまうと言われています。
早く溶かそうとぐらぐら煮立ったお湯へ入れてしまうと、瓶が割れてしまったり、風味が損なわれたりするのでやめてくださいね。
まとめ
賞味期限切れのはちみつは食べれるのか?
捨てる以外にどうにか処分できないか?と紹介してきました。
はちみつは天然の甘味料なので、砂糖やみりんの代わりに使うとあっという間になくなります。
煮物に使うとはちみつのとろみがいい照りを与えてくれますし、砂糖を使うよりまろやかな甘みがでます。
豚の角煮を作るときに砂糖代わりにはちみつで作ると、照り照りの美味しい角煮ができちゃいますよ。
またはちみつに含まれている酵素でお肉が柔らかくなるので、お肉の表面に塗っておくと安いお肉でもびっくりするほど柔らかくなります。
はちみつは賞味期限はないといっても、切らしてしまうと罪悪感が出てしまうもの。
デザートやヨーグルトにかけるだけではなく、いろんな使い方ができるので、うまく使って栄養豊富なはちみつをうまく取り入れていきましょう。