お気に入りのチョコレートを閉まっておいて、つい賞味期限が切れてしまうことってありますよね。
特にちょっと高級なチョコレートを、冷蔵庫にしまっておいて忘れてしまい、いざ食べようとした時に、賞味期限が切れているとガッカリしちゃいますよね。
数日程度ならまだしも、数年賞味期限が切れている場合、チョコレートって食べられるのでしょうか?
また、賞味期限切れのチョコレートの表面が白くなっていた場合、本当に大丈夫なのかも気になる所ですよね。
そこで今回は、チョコレート賞味期限切れはいつまで食べれるのかについて、ご紹介していきます。
チョコレートの賞味期限切れは1年や3年後でも食べれる?
チョコレートの賞味期限とは、「開封していない状態で、きちんとした保存方法で保存した時においしく召し上がることが出来る期限」という意味です。
「消費期限」ですと期限内でないとNGですが、「賞味期限」の場合は違うニュアンスのため、期限が切れたらすぐに食べることができないという訳ではないんですよ。
また、賞味期限切れのものは痛みやすかったりカビがはえてしまったりもしますよね。
でも、チョコレートの場合、水分が少なく腐りにくいもののため、多少であれば賞味期限が切れていても大丈夫なんです。
ただし、生チョコレートやマシュマロ・キャラメルソースなどがかかっている場合などは、水分量が異なってくるので危険です。
チョコレート本来の風味やおいしさは減っている可能性もありますが、期限切れ1年くらいであれば特に問題はない可能性の方が高いんですよ。
チョコレートの賞味期限切れで2年や3年後の場合は?
チョコレートは常温に置いておくと、溶けやすくなってしまうなど、環境の温度や湿度状態に左右されやすいものです。
そのため、室温保存の場合でしたら、食べるのは避けた方がおすすめです。
冷蔵庫などでしっかり保存していた場合は、品質も保たれているので安心ですよ。
ただ、溶けることなはないものの、冷蔵保存でも風味や質感が損なわれている可能性もあるのも事実です。
実際にチョコレートをよく観察し、一口食べてみて様子を見てからというのもよいかもしれませんね。
その際、あまりに風味がおちている場合や異様な風に感じられた場合は、すぐさま食べるのは避けたほうがいいですよ。
また、一度開封してしまった場合は空気や不純物が混ざり合っている可能性もあるため、賞味期限切れの物で開封後のものは捨てるようにしたほうがいいですね。
チョコレートの賞味期限切れで表面が白いのは?
賞味期限切れのチョコレートって、表面が白くなっている場合が多いですよね。
これって、もしかしてカビなのでしょうか?
生チョコレートなど水分量が多い種類のチョコの場合は、その可能性も考えられます。
ただ、水分量の少ない板チョコなどでしたら、違う可能性もあります。
チョコレートに含まれているココアバターは、温度や状態により溶けて分離してしまうことがあります。
このココアバターは分離すると、チョコレートの表面に出てくる「ブルーム現象」という特徴があるんです。
表面に浮き出たココアバターがまた冷えて固まると、チョコレートの表面に白く浮き出るんです。
そのため食べても害がないので、大丈夫なんですよ。
また、冷蔵庫保存していても、扉の開け閉めで、チョコレートに水滴がついてしまうことがあります。
水滴にチョコレートの成分や砂糖が溶け出して、白くなってしまう可能性もあるため、一概に全てがカビという訳ではないんです。
チョコレートには保存温度は15℃、湿度は50%で保管するのが最適と言われており、その違いによって美味しさや食感に違いが出てくるんです。
一度溶けしてしまったり、成分の一部が白く浮き出てしまったチョコレートは、品質が劣化している可能性もあるので、なるべく早めに召し上がる方がいいです。
まとめ
以上、チョコレートの賞味期限切れについてのご紹介でした。
いかがでしたでしょうか?
チョコレートは賞味期限切れでも、状態によっては食べることが出来ます。
また、未開封なのにチョコレートの表面が白くなっていて不安に思っていた方も、これで謎が解けてよかったですよね。
いかんせん、美味しく召し上がるにはなるべく早く、期限内に召し上がるのが一番よいので、気付いた時点でチェックしてみてください。
今回の記事を参考にして、チョコレートの賞味期限切れの場合の対処法のお役にたててみてください。