当サイトはプロモーションを含みます

くさやを家で焼く時のコツと臭いを消す方法とは!

スポンサーリンク

焼く前は、ふつうの魚の干物と変わらないくさや。

でも、いざ焼こうとしたら、その強烈な臭いに打ちのめされそうになります。

 

お店ならまだしも、家でその匂いが付いたらと思うと勇気も出ません。

 

そこで今回はそんなくさやの焼く時のコツや、あの独特の臭いを消す方法を徹底的にご紹介しましょう。

くさやを家で焼く時のコツ

 

そもそも「くさや」はどうしてあんなに臭いんでしょう。

そこから見てみましょう。

 

くさやは、「くさや液」という発酵液に魚をつけて天日干しをしたもの。

つまり発酵食品なんです。

 

乳酸菌の一種のその名も「クサヤ菌」が含まれています。

栄養がたっぷりと含まれているので、伊豆諸島ではくすり変わりに使っていました。

 

そうはいってもお店で食べると意外と食べれちゃうんですよね。

 

「おいしい。今度家でもしてみよう」と思い、意を決して家庭でトライすると大後悔する結果になることも珍しくありません。

 

家で調理しようと思ったら、その臭いに気絶しそうになる方も。

 

くさやは焼き方にコツが必要です。

 

1. 半生くらいがちょうどいい

あまり焼きすぎると、くさや自体の風味が失われてしまいます。

火加減に注意して、焼すぎないようにしましょう。

 

2. 焼き網よりグリル

ふっくら焼くためには水分量がとても重要です。

焼き網だと、蒸発する速度がとても速く、焼き上がる前に水分が蒸発してしまいます。

 

その点、グリルは下に水を入れることができるので、水分量を保ったまま焼くことができます。

 

3. 見た目が重要

どんなに水分量に気を付けても、焼きすぎては元も子もありません。

やっぱり最後は人の目で、焼き色チェックが大事です。

 

まず、皮面から焼いていきましょう。

肉質が白くなってきたら、ひっくり返す合図です。

 

そして焦げ目が少しついたら終了。

「表(皮)が7割、裏(身)が3割」これが理想の焼き加減です。

 

身の内側に少し赤身が残っていたら、もう少し焼くといいですね。

ギリギリラインを狙っていくのがおいしいコツです。

 

4. 硬さはお好みで

ふっくらしたくさやを紹介しましたが、噛めば噛むほど味が出るくさやがお好みの方もいるでしょう。

 

その方は、少し長めに焼けばOK!

焼くことでどんどん水分が飛んでいきますので、味がより濃厚になっていきます。

くさやの臭いを消す方法

 

一般的にくさやの臭いを消すアイテムは「焼酎」や「清酒」です。

 

他の料理でも、よく臭み取りとして使われています。

くさやの激臭も何とかしてくれます。

 

お酒ですが、調理をすることでアルコールは飛んでいきますのでお子様でも安心です。

 

ただ、完全に臭みが無くなるというわけではありません。

 

くさや初心者の方にしてみれば「全然、匂いが取れてないし!」と思うでしょう。

激臭の「激」を取ってくれると表現したほうが、わかりやすいかもです。

 

劇的に臭いをとってくれるのが「醤油」です。

 

これなら初心者でも安心して口に運べます。

さらに「醤油マヨネーズ」なんてもの人気があるので、ぜひ試してみてください。

 

レモンやマヨネーズにちょっぴり七味をかけてつけると、そこはまるで居酒屋。

ちょっとの工夫でおいしさが広がります。

 

お酢に漬け込むという方法もあります。

ほどよい酸味が足され、その向こうに甘味が感じられる…そんなテイストに仕上がります。

 

食べていくうちにだんだんとその匂いに慣れてくれば、その匂いもおいしさの1つとなります。

徐々に臭い消しの段階を下げていきましょう。

 

匂いが大好きになれば上級者レシピもあります。

 

くさやのブルーチーズ和え

くさやを焼くだけではもったいない。

こんなおしゃれな食べ方もあります。

お互いがクセの強い食品同士ですが、合わさると意外とマッチするんです!!

 

くさやのお茶漬け

初級のアレンジ方法としてはオススメです。

 

酒や醤油で漬け込んだくさやを焼いて、その身をほぐしてかけるだけで、とってもおいしいお茶漬けが仕上がります。

 

これだと、子どもでもパクパクと食べてくれますよ。

 

くさやと海苔の佃煮

刻んだくさやと焼きのりを、醤油とみりんと酒と水で煮込みます。

 

しっかりと味がしみこみ、くさやが苦手な人も、これとごはんでパクパクと食べられます。

 

臭いもほとんどありません。

ご飯のお供としても、酒のお供としても絶品の一品です。

 

アツアツのうちに瓶にいれて冷蔵保存をすれば日持ちもします。

 

焼くだけではなく、いろいろな料理にアレンジできるのでぜひ試してみてください。

 

調理することで、いろいろな味付けになるので、臭みも軽減することができますよ。

 

まとめ

 

あの臭いに負けて、調理をあきらめるのはもったいない。

せっかくおいしいくさやをなんとかおうちでもチャレンジしてみましょう。

 

いろいろなものに漬け込むことで、臭いの変化だけでなく味の変化もあるので、お好みの味に出会えるはずです。

 

焼くコツを頭に入れて、いざ勝負です。

テキストのコピーはできません。