もち麦は雑穀米にも含まれているので、健康志向の方なら一度は口にしたことがあるのでないでしょうか?
白米とは違うもち麦ですが、今や沢山販売されています。
そんなもち麦の賞味期限ってどれくらいあるのでしょう?
変色してしまったら、もう食べられないのでしょうか?
せっかく購入したのですから、少しでもおいしい状態で食べたいですよね。
もち米の賞味期限や変色、腐ることについて知っておきましょう!!
もち麦の賞味期限はどれくらい?食べられるのは?
もち麦はメーカーによっては賞味期限を設けている場合もありますが、基本的にはもち麦は驚くことに賞味期限がありません。
これはもち麦が生鮮食料品に分類されているからです。
生鮮食料品は賞味期限や消費期限を記載するという義務がありません。
ですから賞味期限がないんです。
野菜などにも賞味期限などが記載されていないでしょう。
野菜などと同じ分類ということですね。
「じゃあずっと食べていいってこと?」と思いますが、そういうわけではありません。
開封後のものは早めに食べたほうがいいと記入があるものも多いです。
開封後ずっと同じ味である保証はありません。
空気にさらされ、乾燥や湿気、温度などの影響があるからです。
また、大麦に含まれる脂分が酸化してしまうことで劣化の原因となります。
見た目には判断しづらく、口にしてみて初めて味が落ちていたり、味が少し違うということに気づくでしょう。
五感で判断するしかないので、頼りになるのは自分の口と鼻。
ただ、炊き方や保存方法により、色や臭いの変化が起こってきます。
目安としては開封後、常温で大体1か月と考えましょう。
1か月を過ぎるあたりから、劣化が始まってきます。
美味しいものは美味しいうちにということですね。
もち麦は変色しても食べられる?
もち麦を食べようと沢山炊いて保温しておくと変色することがあります。
せっかく作ったのにショックですよね。
変色したら、もう食べられないのでしょうか?
そもそも変色するってどういうことなのでしょう。
変色していると腐っていると思いがちですが、実はそうではありません。
もち麦が持っている成分が原因で変色するんです。
大麦に含まれる色素のポリフェノール類が熱に影響を受けて茶褐色に変色します。
そのため茶色くなってしまいます。
変色しているだけなら食べられるのですが、同時に大麦の匂いが強まってしまいます。
これが嫌がられる原因の1つとなってしまっています。
「腐っているのでは?!」と思った方も多いのではないでしょうか?
腐っているわけではないのですが、残念な結果になってしまいます。
そうならないために、もち麦のおいしい炊き方と保存方法を知っておきましょう。
まずは、美味しい炊き方です。
もち麦は洗わずにそのまま使えます。
炊飯器や鍋にもち麦と、そのもち麦の2倍程度の水を入れて炊きます。
そのまま食べてもOKですが、アレンジとしてスープやリゾット、サラダに乗せたりできますよ。
保存方法としては、小分けにして、冷凍することをおすすめします。
そのまま保温していると色や臭いに変化が起こることが多いです。
冷凍しておくと、食べたいときにするに食べられるので便利ですよ。
もち麦は腐るとどうなる?
もち麦は基本的には腐ることがありません。
美味しい期間は1か月です。
もち麦の最適保存温度は10℃前後です。
高温多湿になると、虫が湧いてきてしまうので要注意です。
つまり冷蔵庫にいれてもち麦を保存するのが、一番の保存方法ということです。
そして大切なのが密閉容器に入れるということです。
この方法だと3ケ月ほど持ちます。
もち麦の豆知識
そもそももち麦とは何なんでしょう。
日本人が昔からよく口にしているのは白米。
うるち米って聞いたことありませんか?
よく食べている白米にはうるち性ともち性という2つに分かれてます。
同じように大麦もうるち性ともち性があります。
その2つのうちの、もち性のほうがもち麦と呼ばれるものです。
食物繊維が多く、冷めてももちっとした食感が人気。
健康食として、最近では多くのメディアでも紹介され商品も沢山出ていますね。
食物繊維のおかげで腸がスッキリしますし、それがダイエットにつながります。
体質改善の効果も期待できます。
まとめ
身体に良いだけでなく、ダイエット効果も期待できるもち麦。
まさにスーパーフードです。
賞味期限や消費期限はなく腐ることがないというのは
素晴らしい食材です。
しかし、だからといっていつまでもそのまま放置していいのではありません。
目安は大体1か月。
密閉容器で冷蔵庫保存であれば、3ヶ月もちます。
期間内であっても、炊き方や保温方法を間違えると、変色したり臭いが強まったりすることもあります。
上手に保存しておいしい時に食べきることが賢いですね。