マッチョになりたい人が飲むもののイメージだったプロテイン。
でも最近はダイエット中の女性にも人気になってきました。
今までよりも生活に入ってきたプロテイン。
一度試そうとしておうちにあるという方はいませんか?
でも大袋だし、本気でないと消費できないなんて考えている人も多いのではないでしょうか?
粉だし意外と期限を過ぎても大丈夫な気がしませんか?
そこで今回はプロテインは賞味期限切れでも飲んでいいかについてまとめてみました。
プロテインの賞味期間切れは半年や一年でも飲める?
まずは賞味期間と消費期間の違いを知るところから始めましょう。
賞味期限
定められた方法により保存した場合において、期待される全ての品質の保持が十分に可能であると認められる期限。
難しい言い方ですが、つまり定められた期間は「品質が変わらずおいしく食べられる期間」ということです。
言い方を変えれば、期限を過ぎたらすぐに食べられなくなるわけではないということです。
消費期限
品質の劣化が早く、速やかに消費すべき食品。
・・・こちらも難しい言い方ですね。
つまり定められた期間は「安全に食べられる期間」ということです。
言い方を変えれば、期間を過ぎると安全でない場合があるとうことです。
プロテインは「賞味期限」が記載されています。
つまり、1日過ぎたからと言って全く口にできないかというとそうではないんです。
表示されている賞味期限を見てみると、大体18ヶ月~24ケ月程度の期間があります。
十分飲めそうですが、忘れてしまっていたする場合もありますよね。
では、プロテインの賞味期間切れが半年や一年すぎていても飲めるのでしょうか?
成分も気になるところです。
ここでまた「賞味期限」の言葉の意味に戻りますが、期間内であれば、おいしく飲めるという部分に注目してみましょう。
メーカーも「おいしく飲める期間」の保証をしなければなりませんから、期限はある程度の余裕をもって設定されています。
つまり、プロテインも賞味期間が切れていたとしても、しばらく飲むことは可能ということです。
未開封の状態で、保存が良ければ1年過ぎていても大丈夫ということです。
しかし、それは保存方法や体調に大きく影響されるので、気を付けましょう。
いずれにしても、安全においしく飲むのであれば、期限内が一番ということですね。
プロテインの賞味期間切れで開封済みの場合は?
どんな製品もそうですが、賞味期限や消費期限にかかわらず、「一度開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう」と農林水産省もHPで発表しています。
また、賞味期限や消費期限は開封していない商品に限るということも知っておかなくてはいけません。
そのことから考えても、開封済みの物は早めに消費するよう心がけ、期限切れのものは注意しなければなりません。
半年や1年過ぎても大丈夫というのは、あくまでも「未開封」ということです。
未開封と開封済みの物では実は驚くほど違うんです。
開封するといろいろなことがプロテインに起こってきます。
カビや雑菌
プロテインを作る時、専用のカップ等、直接袋に入れて使用しますよね。
そのカップは本当にきれいでしょうか?
水分は全くありませんか?
カップに少しでも水分や雑菌があれば、それがプロテインの成分を餌にして繁殖してしまいます。
また、保存方法です。
「高温多湿及び直射日光を避けて保存してください」と記載されたプロテインは多くあります。
高温多湿になってしまうと、水分が発生し、カビの原因になってしまいます。
ダニの繁殖
栄養が豊富に含まれているプロテイン。
それを餌にダニが繁殖してしまいます。
見えないダニを口に入れることは絶対に避けたいですね。
酸化による変質
プロテインに添加されているビタミン・ミネラル・香料・脂質は空気に触れることで、どんどん酸化していきます。
酸化することで、栄養価が変わってしまうんです。
栄養価が下がってしまっては、プロテインをわざわざ飲む意味がありませんよね。
せっかく栄養を補充しようとしているのに、これでは本末転倒です。
このように、大きな変化が起こってしまいます。
もちろん、保存場所を管理していれば賞味期間内は期待する効果を得ることが出来るでしょう。
開封済みの物で期限を大幅にすぎてしまったものは、残念ですが口にはしないほうがいいです。
まとめ
今、女性の間でも人気のプロテイン。
しかし、まだ飲んで日が浅いという方も多いでしょう。
途中でいったんあきらめムードになってしまった方もいるかもしれません。
そんな時は賞味期限をしっかりチェックしてください。
未開封で保存がよければ、半年や1年大丈夫。
でも開封済みには要注意です。
いろんなものが潜んでいるかもしれませんよ。
栄養が下がっている可能性も否定できません。
出来るだけ期限内においしく飲んでしまいましょうね。