イベント毎に大人気のケーキですが、多く購入してしまった時や作りすぎてしまった場合、どうしたらよいか保存方法に悩む方も多いのではないでしょうか?
またケーキって、ホールで作ったり購入したりするケースが多いので、なかなか1日では食べきれないですよね。
でも、せっかくのケーキを処分してしまうのはもったいないし、どこで保存すれば一番長く安心して食べることができるのか気になりますね。
そこで今回は、ケーキを冷蔵庫の野菜室に保存すると何日持つのか、ラップなしでも大丈夫なのかについてご紹介していきます。
ケーキは冷蔵庫の野菜室に保存が最適?
残りのケーキの保存方法について、どこに保存すれば良いか悩む方も多くいらっしゃいますよね。
ケーキは生クリームや卵などを使用する生もののため、デリケートな食材です。
そのため保存方法に気をつけないと食中毒などが怖い食材なんですよ。
一番オーソドックスなのは、ケーキを冷蔵庫で保管するという考えですね。
その中でも、実は「野菜室」がケーキの保存に最適だとうことはご存じでしたか?
実は、ケーキにはスポンジや生クリームに水分が含まれております。
普通の冷蔵庫で保管してしまうと、この水分が蒸発してしまい、乾燥した食感になってしまいます。
確かに、冷蔵庫で保管していたはずなのに、食べる直前になって、おいしくなくなっていることってありますよね。
それは冷蔵庫特有の低温で冷やすことによって、余計な水分まで奪ってしまっているからだったんですね。
一方、ケーキを野菜室で保管すると、この水分の蒸発を防ぐことができます。
今の冷蔵庫の野菜室は、冷蔵庫の他の場所よりもやや高めの3℃~8℃くらいの温度に設定されています。
また、野菜の鮮度を保つために、湿度も少し高めになっているんですよ。
この特徴を生かして、ケーキを野菜室に入れると、しっかり鮮度を守りながら冷蔵保存できつつ、水分の蒸発を防ぐことも可能なのでおすすめなんですよ。
ただ野菜室に入れた野菜などの匂いがケーキにうつってしまいやすので、タッパーや密着袋に入れるなどして、匂い対策も気をつけて見て下さいね。
ケーキは冷蔵庫で何日持つ?
では、冷蔵庫に保管したケーキは、何日くらい持つことができるのでしょうか?
お店屋さんで購入した場合は、大体「当日中」か「翌日朝まで」と言われるケースが主流ですよね。
確かに、その頃までに召し上がるのが一番おいしく食べることが出来ますが、
きちんと冷蔵保存すれば、3日程度であれば食べることができるので大丈夫ですよ。
味や鮮度は少々落ちますが、ちゃんと美味しく食べることが出来るので安心してくださいね。
ただ、夏場の場合は例え冷蔵庫に入れておいても、冷蔵庫の開け閉めで温度差がかなりあるため、ちょっと危険です。
また、生のフルーツなどが使用されていたり、タルト生地のものなどは、分離しやすいので、2日以内に召し上がるようにしたほうがいいですよ。
生クリームは足がはやいため、翌日には風味が落ちてしまいやすいので、少しでもはやく食べきるようにしたほうがいいですね。
また番外編として、ケーキは冷凍保存することも可能です。
フルーツが使用されていると水分が出てしまうため冷凍不可ですが、チーズケーキやロールケーキ、ガトーショコラなどは、冷凍保存すれば3~4週間持たせることも可能です。
冷凍前と味や食感もほとんど変化ないので、もしよければ試してみて下さい。
ケーキを冷蔵庫にラップなしで保存できる!?
デコレーションや可愛いアイシングがあるケーキの場合、ラップすると崩れてしまうので、できれば避けたいですよね。
でも、冷蔵庫にラップなしでケーキを入れても大丈夫なのでしょうか?
正解はNOです。
ラップをしないと、いくら野菜室に入れても乾燥してカピカピになってしまいます。
もちろん美味しさも損なわれてしまうので、冷蔵保存する場合は必ずラップしてから保存してくださいね。
どうしてもデコレーションを崩したくないという方は、ケーキがまるごと入るような箱やボール、深めのタッパーなどにかぶせて、ラップの代わりにするといいですよ。
お店屋さんで購入した場合は、そういった箱に入れてくれるので、そのまま入れておけばOKです。
また手作りの場合は、100円均一などで、ケーキがワンホール入る箱が売っているので、準備しておくと便利ですね。
まとめ
以上、ケーキを冷蔵庫の野菜室に保存すると何日持つのか?
ラップなしでも大丈夫なのか…についてのご紹介でした。
いかがでしたでしょうか?
せっかくのおいしいケーキなら、上手に保存して少しずつ楽しみたいですよね。
今回の記事を参考にして、ぜひケーキの保存方法に役立ててみて下さい。