健康や美容のためにマッサージやストレッチをしている方は多いのではないでしょうか?
しかし、タイミングによって効果が異なるのはご存知でしたか?
実は入浴後のマッサージやストレッチは他の時間よりも効果が高いとされています。
入浴後は身体が温まって血行がよくなっていること、気持ちの上でもリラックスしていることが理由です。
それではダイエットを目的とする場合、マッサージとストレッチをどのような順番で、どんなやり方ですれば効果が高くなるのでしょうか?
今回はダイエットに効果的な入浴後のマッサージとストレッチの順番とやり方を紹介します。
皆様のボディメイクの参考にしていただければと思います。
入浴後のマッサージとストレッチの順番はどっちが先?
マッサージとストレッチの順番ですが、マッサージ→ストレッチの順番がおすすめです。
理由としてはマッサージが筋肉を直接揉む動きだからです。
マッサージは筋肉を直接揉むことでストレッチよりも血流を良化させる効果があります。
血流の良化は体温のアップにつながり、体温のアップは体の柔軟性アップにつながります。
柔軟性がアップすることでストレッチの効果を最大限高めることが期待できます。
体が硬くても無理せずに動かせるようになるためです。
体への負担が少ないことも入浴後のマッサージとストレッチのメリットとなります。
マッサージの前にストレッチをすると、筋肉が十分に伸びない、または筋肉を痛めてしまうリスクがあります。
入浴後はまずマッサージで体を温めてください。
しかし、マッサージを長くやりすぎるとリラックスしすぎてしまい、ストレッチに適さなくなることがありますので注意が必要です。
マッサージで体をほぐしたあとはストレッチとなります。
入浴後のマッサージとストレッチのやり方!
ここではダイエットに効果的なマッサージとストレッチを紹介します。
●マッサージ 部位別
【顔】
おでこの上、真ん中から髪の毛の生え際をなぞるように下へ指を動かしリンパ節が集まる鎖骨を挟むようにマッサージ
→顔のリフトアップ効果が期待できます。
【お尻】
マッサージするヒップ側の足の親指を反対の足のかかとにつける→ヒップの下に両手を当てて、下から上へあげていくマッサージ
→ヒップアップが期待できます。
【太もも】
太もも全体をさすって温める→太ももの外側の筋肉を押し上げる→太ももの内側からそとももにむかってほぐす→太ももの側面の筋肉もほぐす、太もも全体を軽くたたいて筋肉をほぐす
→太もものシェイプアップが期待できます。
マッサージをすることでむくみの解消もできますし、血行やリンパの流れも良くなりますので基礎代謝があがります。
基礎代謝が上がることで脂肪が燃焼しやすい、つまり痩せやすい体になりますのでダイエットにつながります。
◎ストレッチ 部位別
【太もも①】
足裏にタオルなどを引っかける→膝を伸ばし、ももの裏が伸びていると感じたら30秒キープする。左右の足を1セットずつ
→太もものシェイプアップが期待できます。
【太もも②】
横向きに寝転がる→天井側の膝を曲げる→ももの前が伸びていると感じたら30秒キープする。左右の足を1セットずつ
→太もものシェイプアップが期待できます。
【ヒップとわき腹】
仰向けになり、両方の腕を開いて右ひざを胸元に軽く引き付ける→左手を右のひざ小僧の外側に添えて、息を吐きながら右ひざを左側に倒す(顔は右腕の先を見る)→右わき腹が伸びていると感じたら10秒間キープする→ゆっくりと元に戻す。左右1セットずつ
→ヒップアップとわき腹のシェイプアップが期待できます。
ストレッチをすることで筋肉や関節の稼働域が広がり基礎代謝のアップや脂肪燃焼率のアップが見込めます。
さらにストレッチは血流が促進されるので冷えやむくみ対策としても効果があります。
ストレッチはダイエットとしても非常に効果的ということが分かると思います。
しかし、マッサージとストレッチもすぐには効果が出ません。
毎日継続することで効果が出てきますので、入浴後のマッサージとストレッチを毎日の習慣にするようにしてください。
まとめ
今回は入浴後のマッサージとストレッチを紹介しました。
入浴後は血行がよくなっているのでマッサージとストレッチをするには効果的な時間です。
マッサージを先にすることでストレッチの効果を高めることができます。
マッサージとストレッチはそれぞれ部位別の動きを紹介しましたので、ご自身のニーズに合わせて実施していただければと思います。
ストレッチをマッサージによって基礎代謝がアップしますのでダイエット効果が期待でいます。
ただし、すぐには効果がでないため、継続していくことが大切になります。
入浴後のマッサージとスクワットを毎日の習慣に取り入れて理想の身体を手に入れていただければと思います。