幼稚園の子供って、まだ年齢的にも気分屋のところがありますよね。
それゆえに、幼稚園に行きたくない日もあれば、運動会など行事に行きたくない子もいます。
理由を聞くと、気分的にという場合が多いのですが、行事となると、たくさんの人がいて緊張することや、運動が苦手でいきたくないという子もいますよね。
昨今、幼稚園に行きたくないという時は、無理に行かせなくてもいいという風潮になってきています。
昔は、体調が悪くない限りなにがなんでも連れていかれた記憶ですが、子供の気持ちを尊重することも大切ですもんね。
今回の記事では、幼稚園の運動会を嫌がる子供の対処法と、子供を休ませるのはアリなのかという内容をご紹介していきますね。
幼稚園の運動会を嫌がる子供の対処法!
幼稚の運動会を嫌がる子供には理由があります。
①集団行動が苦手
②人前、大勢の前が苦手
③自信がない
④運動が嫌い
⑤なんでそれをしなければいけないか納得できない
などが挙げられます。
それなりに納得のいく理由ですよね。
大人でも嫌だと思う人がいるのであれば、子供だとなおさらです。
ですので、一旦は行きたくない理由を聞いた後は、受け入れてあげて、「そうだよね、〇〇だから嫌だよね」という気持ちを理解してあげることはまず大切。
その後の対処法として、いくつかお伝えします。
緊張や自信がない、運動が嫌いという子には、二つのことをしてあげてください。
まず、一つは、失敗しても緊張しても転んでも、なんでもOK。
それはダメなことでも格好悪いことでもないんだよということを伝える事。
これだけで納得はしないとは思いますが、まずそのこと自体を伝えることが大切です。
失敗しても、緊張してもいいから、がんばろうという気持ちになれるように、まず伝えてあげましょう。
その後なのですが、何日か前から練習を一緒におうちでしましょう。
縄跳びやジャンプ、でんぐり返しなど、競技の中にあるものを、一緒に練習する。
できるまで練習できたらベストですが、できなくても上手になっていることを伝えながら、楽しんで練習するのが良いでしょう。
そして準備はできているから大丈夫、あれだけ練習したから大丈夫、失敗しても大丈夫!
緊張したり、不安になったらママを見て、練習を思い出してと伝えて送り出しましょう。
それに上手になっていっている練習の状況を撮影して、それを見せてあげるのも良い手ですよ。
できていいなかったときの映像から、上手になった映像まで見せて、自信を付けさせてあげる事もひとつの手ですね!
緊張や大勢の前が恥ずかしいという子には、『おまじない』を教えてあげましょう。
あたかもとても効く薬のように伝えてあげてください。
人という字を手に書くのもOKです。
実際うちの甥っ子は、これで乗り切りました。
そして小学校4年生の今でも、緊張する時は自然と手に書いているみたいです(笑)
思い込みなので、とても良い効果です。
なんにせよ、失敗しても恥をかいてもいいこと、自分なりに頑張ればそれでよいこと、そして寄り添って一緒に練習してみること、それを実行してみてください。
幼稚園の運動会を嫌がる子供を休ませるのはアリ?
そしてそもそも、幼稚園の運動会を嫌がる子供を休ませるのはダメなことではないと思います。
ただ、私個人としては、休ませないでとにかく行ってみるということが良いと思っています。
子供のことなので、行ったら意外とケロッと泣き止むこともありますし、気分が乗ることもあります。
ですので、まず連れていってみて、様子を見るのがおすすめです。
どうしてもだめなら先生にお伝えして競技不参加もひとつですが、その場にはいたほうが良いと思うのです。
例えば競技に参加して、途中で座り込んでも、途中で逃げてきてもそれでもヨシとしましょう。
ちなみにうちの息子は、途中でフリーズしまして、しばらくして泣いて私のところに走ってきました。
今となればそれもとってもいい思い出だし、「そこまでよく頑張った!」とその時は言いましたね。
とにかく、その場に連れて行って、本人に聞きながら様子を見て参加、不参加、途中まで頑張るなどを決めてみて良いのです。
まだ幼稚園の子なので、気持ちの揺らぎが大きいです。
期待もしすぎず、諦めもせず、とにかく一歩進めるように背中押しをしてあげましょう。
まとめ
幼稚園の運動会を嫌がる子供への対処法として、気持ちを受け入れてあげる事と、一緒に練習して寄り添って一緒に頑張るという方法をお伝えしました。
映像などを撮影してあげて、上手になっていっている過程を見せてあげるのも効果的だともお伝えしましたね。
そして、幼稚園の運動会を嫌がる子供は極力休ませずに、運動会の場所まで連れて行って様子を見ながら子供に聞いて行動を決める。
どんな結果になっても、必ずあとで良い思い出にできますので、親もドンと構えておきましょう!