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お墓参りは一人で行ってはいけない理由としてはいけないこと10選

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お墓参りというのは先祖に感謝を伝えるものであったり報告というものであったりと、人によっては目的も違いますが大事な行為の一つです。

 

作法やマナーもありつつも一番大切なのは思いの部分ですよね。

 

今回の記事ではお墓参りは一人で行ってはいけない理由、してはいけないこと、マナー作法、お墓参りの時間、頻度など、お墓参り全体のことを紹介していきますね。

お墓参りは一人で行ってはいけないと言われる理由

 お墓参りは一人では言ってはいけないと聞いたことがあるかもしれませんが、霊的な要素ではないので心配しないでください。

 

お墓がある場所というのは、足元が整地されていないこともあり、滑ったら怪我をしてしまうかもしれません。

 

一人でのお墓参りでは、転んで怪我をしたり、暑い日に熱中症になったりなどの危険な状態に対処できないのです。

 

実はうちの父もお墓を掃除していて急に倒れたんです。

 

そして救急車を呼び事なきを得たのですが、その時には周りに人がいたから救急車を呼べたものの一人で行っていたら・・・と思うとぞっとします。

 

昔は山奥には人が少なく、山賊に襲われることもあったそうです。

 

治安という面からして一人でのお墓参りは戒めとして語られているのもあって、1人ではいかないようにという謂れもあるんですよ。

 

お墓参りでしてはいけないこと10選!

 お墓参りでしてはいけないこと10選をあげてみます!

 

①お酒・ジュースなどを墓石にかける

お酒やジュースは、墓石にかけた後乾くとベタベタになってしまうことは容易に想像がつきますよね。

 

祖先が好きだったから・・と墓にかけるという様子がなんとなくイメージとしてありますが、

やめておきましょう。

 

ベタベタになるだけでなく、糖分を狙って蟻や虫だらけになってしまいます。

 

それだけでなく、墓石の変色の原因にもなりますのでやめましょう。

 

②お供え物をそのままにして帰る

郊外のお墓は熊以外にもカラスや猿やスズメバチなどの危険な野生動物が生息しています。

 

昨今ではクマも普通に出没していますよね!

 

墓にある物なんてすぐ手に入るので覚えて取りに来てしまいます。

 

お供物がそれら野生動物を引き寄せることになっているという事実があるので、供えてお参りしたあとは持って帰りましょう。

 

③香水は付けない

香水は蜂を寄せ付けます。

 

ミツバチやクマバチなどは大人しいので近づいても刺されることはありませんが、イモムシや昆虫を捕食するスズメバチも普通にいますよね。

 

寄せ付けないために香水はさけておきましょう。

 

④除草・掃除しないでお参り

掃除もしないでお参りはあまり関心できません。

 

お墓参りと掃除はセットみたいなものです。

特に頻繁にきていないなら尚更です。

 

頻繁に来ているなら、水をかける程度でよいです。

 

⑤派手な服装や露出が多い服装

あくまで故人を偲ぶ目的であることは忘れないようにしましょう。

 

派手な衣装や露出が多い服装はあまりTPOに合っていませんよね。

白や黒、灰色や紺色などモノトーンの服装が良いとされています。

 

素足も人や地域によっては厳禁!

ストッキングや靴下を履いておきましょう。

 

⑥火を長時間つける

ろうそくの火をつけたままにして帰宅すると、火災の原因となるので忘れずに火を消して帰るようにしましょう。

 

⑦炎を吹き消す行為

仏教の教えで禁忌とされているため、吹き消すという行為はやめておきましょう。

 

故人や先祖を供養するためのろうそくや線香は息で吹き消さずに手であおいで消すか、縦に振って消すと良いですよ。

 

⑧棘、つるのある花、花粉の多い花、匂いの強い花を供える

供える花としてふさわしくない花は避けておきましょう。

 

物理的に臭いの強い花は周りの人への配慮の面でも、蜂や生物が寄ってくる面でも避けたほうがよいですね。

 

⑨大声で騒ぎ、走り回る

他のお墓参りをしている方の迷惑になるため、大声で騒いだり、走り回ったりすることは避けましょう。

 

お子様連れの時は注意を払っておきましょう。

 

⑩他所のお墓をお参りする

誰が埋葬されているか分からないお墓に手を合わせることは、お墓参りを真剣に行っていない・いい加減な行為と思われます。

 

ちょっとした知り合いなら、会釈程度でおさめておきましょう。

 

お墓参りに行ってはいけない日ってある?

お墓参りに行ってはいけない日はありません。

行けるなら毎日行ってもいいくらい、気にする必要はありません。

 

ただ、言い伝え的にはあるんですよ。

 

「仏滅」「友引」「年末年始(特に29日)」の3つの日は、昔からお墓参りを避けたほうが良いとされています。

 

実際に年配の方は、この3つの日を気にしながらお墓参りに行く方もいらっしゃいます。

 

ただ住職さんなどに聞くと、お墓参りは行ける時にはどれだけでも行きましょうと言われます。

先祖に会いに来る行為ですからね!

 

逆にお墓参りに行くのが多い日程を紹介します。

 

■お盆

年に一度、あの世から亡くなった人々が家に帰ってくると言われています。

そのため、お盆はお墓参りに行く人が一番多い時期です。

 

■年末年始

年末年始には、年神様として子孫の幸せを願うため故人が帰って来るといわれています。

 

また、家族で一年の無事を祈るためにお墓参りをするご家庭もあります。

 

■お彼岸

「春分の日」を中日とした1週間が春のお彼岸、また「秋分の日」を中日とした1週間が秋のお彼岸です。

 

お彼岸はあの世とこの世の間が一番近くなるため、ご先祖様を供養できる日です。

 

■命日(祥月命日)

故人が亡くなった同じ月日(1年に一度)

 

■月命日

故人が亡くなった日(毎月の命日のたびにお墓参りをしなければいけないことはありません)。

 

墓参りに行ってはいけない時間は?

 お墓参りに行ってはいけない時間は、厳密にいって決まりなどで避ける時間はありません。

 

ただ、夕方以降のお墓参りは避けようと言われます。

 

夕方の17時から19時ごろは「逢魔が時」と言われ、魔物が現れたり不吉なことが起こったりする時間帯とされています。

 

併せて、暗くなるとお墓の清掃がしにくくなったり、足元が見えにくくなって転倒などの恐れもあるので、夕方前には行こうというのがよく言われることですね。

 

基本的にお墓参りは午前中に行うと言われています。

 

最近ではそれほど神経質に考えなくても良いという傾向ですけどね。

 

これは、個人的な用事よりもお墓参りを優先することが、仏様を優先することに繋がり、ご先祖様や故人を供養する上で大切だと考えられているからです。

 

管理人のいる霊園や納骨堂は開園時間内に出向かないとダメなので時間は霊園に合わせましょう。

 

防犯上、夜間や早朝は閉館してしまう納骨堂も少なくありませんので事前確認必須です。

 

墓参りでお供えするお花にダメな種類がある?

 仏壇やお墓にお供えする花を仏花といいます。

 

仏花としてふさわしくないとされているのは、

棘やつるのある花

毒のある花

花粉が多い花

です。

 

棘のある花はお供えする時に怪我をする恐れがあるから避けますね。

 

つるのある花は「何事にも動じないで自分の拠り所を持つ」という仏教の教えに合わないためです。

 

花粉が多い花は墓石を変色させてしまう可能性があります。

 

具体的に良くない花の種類はアザミ、バラなどの棘がある花、彼岸花などの毒があるような花は、仏花としてお供えしないようにします。

 

日持ちがして、枯れても散乱せず、香りが邪気を払うとされる菊の花が仏花として望ましいとされます。

 

菊の花がおおいイメージですが、菊の他にも、よくお墓に供えられる花があります。

 

カーネーション・アイリス・キンセンカ・スターチス・りんどう・グラジオラス・ケイトウ・ユリなどです。

 

お墓参りのマナーと手順

 お墓参りのマナーと手順を紹介します。

 

①お墓に行く前に本堂でお参りする

②除草をして、掃除をする

③ろうそくを立てて火を灯す

④お線香に火を点けて線香立てに立てる

⑤花立てにお花を供える

⑥水鉢にきれいな水を入れる

 

そしてお参りをします。

 

お墓参りのやり方に正解はありません。

先祖や故人を思う気持ちを大切に、気軽にお墓参りするのが大切なのです。

 

ただ霊園の場合は霊園の決まりに従うことが重要です。

 

霊園ごとのルールや使用規則が定められている場合はそれに従いましょう。

 

例えば、火災防止のため芝生墓所ではお線香をあげないという注意事項がある場合があります。

 

その他は宗派によって決まりがあるかの確認をしておいてください。

 

お墓参りの持ち物

身体1つで気軽にお参りに行っても構いませんが、ある程度の供養品を用意しておくと良いでしょう。

 

お線香、ロウソク、供花、水、お供え物などがポピュラーな供養物です。

 

お線香に火を灯すためのマッチやライターなども忘れずに用意しましょう。

 

数珠もあればなお良いです。

 

ただ、これがお盆などのお墓参りを改めてちゃんとする日なら、数珠は必需品だし、お線香やろうそく、花なども当たりまえに持っていくものとして考えておいた方が良いですよ。

 

お供え物としては、故人が好んだ食品、飲み物などのほか、お彼岸にはぼたもち、おはぎなどが定番のお供物となります。

 

お供物を置く半紙も忘れずに用意してください。

 

ただし必ず持ち帰ってくださいね。

 

お墓のお掃除をするための道具、手桶や柄杓、雑巾、花鋏、箒、ゴミ袋なども持参しましょう。

 

まとめ

お墓参りには厳密な決まりはありません。

 

ご先祖様に会いに行く、感謝を伝えに行く、報告にいくなど気持ちの問題なのであまり神経質にならなくても大丈夫です。

 

ただ、周りの人の迷惑にならないよう最低限のルールやマナーは知っておく方が良いですね!

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