内々定承諾後の辞退は大丈夫なのかということですが、結論から言うと大丈夫です。
・・・が、私、昔人事をしておりましたので、申し上げるとものすごく辛い・・・それだけです(笑)
実際それを行うことで会社の損害も多少あるんです。
でも、大丈夫ですよ!
法律的にも問題はないし、なにか文句を言われる筋合いもありませんから気にしてはだめですよ!
ただ、すごく気に入って、一緒に働きたいからこそ内々定を出してるので、道理的なものでいうと、その後の対応はきちんとしたほうがよいでしょう。
今回の記事では、内々定後の辞退、辞退メールのマナー、電話のマナーなどを紹介していきますね。
内々定承諾後に辞退しても大丈夫?
冒頭にもちらっと書きましたが、実際に内々定後の辞退は大きく言えば全く問題ないです。
正式なる社員になってはいないので、あなたが責められる筋合いはないのです。
ただ、人事側からすると、あなたと働きたかった・会社にあなたに来てほしかったため、リアルに費用や労力、準備もしている事実はあります。
あ、これを聞いて申し訳ないと思って辞退を取り消すとかはしないでください。
あくまでも、会社側の勝手な思いなのですから!
そういう思いをするほど、あなたに惚れていたわけです。
だから、辞退は仕方がない、ご縁がなかったということだし。
それに、惚れて一緒に働きたいということは、あなた個人の人生を応援しているひとりでもあるので、実際にその決心したことも応援してあげたい気持ちもあるんです。
だからこそアドバイスしますが、内々定辞退はしてもよいけど、『しかた』に注意を払ってください。
例えばメールでいうならメールのマナーや想い、書き方ですね。
電話ならどんな話し方でどのように伝えるか、マナーや想いです。
もちろん、マナーも大事なのですが、やはりその想いというのをしっかり届ける事が大切です。
よくある定型文ではなく、下手でも自分の言葉で書いてくれたり言ってくれると少しでも救いになります(笑)
以下にそのメールの内容や、電話の内容をご紹介していきますね。
内々定承諾後の辞退のメールのマナー
内々定承諾後のメールのマナーについてですが、いくら気まずいし、メールだからと言って非常識な時間におくるのはやめておきましょう。
そしてダラダラと文章を打つのではなく、簡潔にでも気持ちを添えておくりましょう。
メールのポイントをお伝えしてみますね。
順を追ってみます。
①今までお世話になっているお礼
②内々定辞退の希望の旨
③辞退の理由
④内々定まで頂いての辞退への謝罪
⑤これまで関わってくださった方へのお礼と学んだことなど
⑥これから頑張る旨と、ご縁は忘れない、なにかご縁があればよろしくお願いしますとの旨
上記を自分の言葉で書いてみましょう。
特に辞退の理由などを、ツラツラ長く書く必要はありません。
上記ポイントを押さえて、簡潔かつきちんとお礼と謝罪をお伝えしましょう。
内々定承諾後の辞退の電話のマナー
内々定承諾後の辞退の電話のマナーについても、まずはどんな内容にしろ電話の時間は配慮しましょう。
その業種により忙しい時間は違うと思います。
例えば飲食業であれば、ランチ時やディナーは忙しいから、合間の時間など。
内々定まで頂いていれば、その担当の人の比較的お手すきの時間がわかると思いますので、まず時間は相手の都合に合わせましょう。
そして、電波の良いところで、まわりに雑音が入らないところでお話をしましょう。
そしてまず、電話で、内々定辞退の希望をお伝えします。
理由はできるなら正直にお伝えしてください。
他の会社が良かったというのが多い理由だとは思いますが、それを言うと引き留めがありそうだと感じる場合は臨機応変に。
そして、必ず今まで関わってもらったお礼と、その会社に出会ってその担当者に出会って何を学びよかったのかをお伝えできるとよいでしょう。
そしてご縁として今後もなにかあったらよろしくお願いしますという旨を伝えましょう。
相手の人事担当者がまともであれば、きちんと最終的に応援してくれるはずです。
もし人事担当者があまり良い対応ではなければ、電話も早々に切り上げてよいと思いますよ!
別記事で、就活に関しての重要なポイントと、絶対に知っておくべき事をまとめています。
こちらの記事を参考にして、少しでも有利に就活を進めてくださいね!
まとめ
内々定承諾まで受けていて辞退するのは、心苦しいものです。
結論から言って、それはダメなことではありませんので、まず安心してください。
そのうえで、道理として倫理観として、今までのお礼や辞退の謝罪はお伝えすべきでしょう。
何事も終わりはとても大切です。
社会人になるとどんなところに縁が転がっているかわかりません。
その時につながることもあり得るのです。
ですので最後の印象は必ず良くしておきましょう。
特に人事の方や、担当になってくれた方には、恩をしっかりお伝えして、終わりましょうね。